外壁材を知ろう!金属サイディングとは?
こんにちは。イエプラススタッフです!
今年早くも蚊に刺されてしまいました。
見かけたら1発でしとめなくてはだめですね…!
逃すといい餌食です>< 動体視力と瞬発力を鍛えたいと思います。
さて今日は、近年人気が高まっている「金属サイディング」についてお話します。
モダンな雰囲気を演出できる上、性能とコストパフォーマンスが高いことが人気の理由です。
とはいえ、一口に金属サイディングといっても色々種類があります。
外壁を金属サイディングに張り替える際に知っておきたい、特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
ぜひ外壁選びの参考にしてください。
目次
・金属サイディングとは?
・金属サイディングのメリット
・金属サイディングのデメリット
・金属サイディングのメンテナンス方法
・窯業サイディングとの違い
・まとめ
金属サイディングとは?
金属サイディングとは、金属板と断熱効果のある板でできた外壁材のことです。
表面の素材には、「ガルバリウム鋼板」や「塗装ステンレス鋼板」、「アルミ」、「スチール」などが使用されています。
軽量で施工しやすく断熱性もあることから、人気が高いです。
耐用年数が30~40年と長いことも、選ばれる理由の一つです。
金属サイディングのメリット
断熱性が高い
金属サイディングは表面にメッキ塗装が施された鋼板で、芯材に断熱材が使用されています。
そのため、窯業系などの外壁材よりも5〜6倍、モルタルと比較すると50倍と、驚くほど断熱性が高くなります。
窯業サイディングと金属サイディングの厚みはほぼ変わりません。
外の気温に影響を受けにくく、1年中快適に過ごすことができます。
軽量でコストパフォーマンスが高い
金属サイディングは軽量で窯業系サイディングの約1/4、モルタル外壁の約1/10程度の重さです。
軽量という特徴から、モルタルや窯業系サイディングに比べると工期が短くなり、コストパフォーマンスが高いことも人気の理由です。
耐震性が高い
軽量であるため、建物の基礎や柱、壁などの重要な箇所に負担をかけません。
そのため地震などの災害時も、建物の倒壊リスクを回避することができます。
防音性が高い
金属サイディングは、防音性が高いと言われています。
古い外壁の上に金属サイディングを張るカバー工法を取り入れたリフォームでは、二重構造となるため、より効果が期待できます。
防水性が高く、凍害に強い
金属サイディングは表面が金属板であるため、水分が内部まで浸透せず、凍害に強いといった特徴があります。
金属サイディングのデメリット
サビが発生しやすい
金属はどうしてもサビが発生しやすくなります。
サビ防止の塗装を施してはいるものの、経年劣化による塗装の剥がれによってサビが発生する場合があります。
また、雨の多い地域ではサビがより発生しやすくなります。
傷が付きやすい
金属サイディングは傷が付きやすい素材です。
強風などの飛び石などで傷が付いてしまう場合もあります。
デザインの自由度が低い
窯業系サイディングやモルタルなどに比べると、デザインの自由度が低くなります。
金属サイディングのメンテナンス方法
金属サイディングは他の外壁材に比べると耐久性は高いですが、定期的な塗装をすることで、より長持ちさせることができます。
サビ
表面の塗料が紫外線などによって劣化し、金属部分に雨水が当たるとサビが発生してしまいます。
特に傷が付いた箇所に赤や白などのサビが発生しやすいです。
また、一部にサビが発生するとそこから全体に広がる可能性があるため、早期にメンテナンスを行いましょう。
色あせ(チョーキング)
金属サイディングの表面は紫外線により色あせが生じます。
劣化が進むと塗料に含まれる顔料が粉のようになって現れます。
この状態をチョーキングといい、表面に触れた際に手や服などに粉が付きます。
このチョーキングを放っておくとさらに劣化が進んでしまうため、メンテナンスが必要になります。
チョーキングを見つけた場合はすぐに業者に相談しましょう。
▼チョーキングについて詳しくはこちら
https://ieplus.jp/blog/slug-f19659d74b8880a3ffbb0c32e72ef4f3
剥がれ
経年劣化により表面が剥がれてきた場合は、再塗装を行う時期です。
外観も損なわれるので、劣化した塗膜の処理と再塗装を行いましょう。
金属サイディングの塗装の時期は一般的に築10~15年ですが、住んでいる環境などによっても変わってきます。
住宅を長持ちさせるためにも定期的な点検を行い、必要に応じてメンテナンスをすることが大切です。
窯業サイディングとの違い
窯業サイディングとは、セメントと繊維質を混ぜ合わせて作られた外壁材です。
施工しやすくデザインも豊富なため、外壁材として根強い人気ナンバー1を誇っています。
セメントで作られているため耐火性は高いですが、金属サイディングよりも防水機能は低いというデメリットがあります。
耐用年数は金属系サイディングと同じく、30~40年と長いです。
金属サイディングと窯業サイディングの違いをまとめてみました。
金属系サイディング | 窯業系サイディング | |
---|---|---|
材質 | 金属板と断熱効果のある板 | セメントと繊維質 |
特徴 | ・軽量 ・施工しやすい ・耐火性が高い ・錆びやすい |
・デザインが豊富 ・施工しやすい ・耐火性が高い ・防水機能が低い |
材料価格(/㎡) | 4,700~10,000円 | 5,000~7,000円 |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
金属サイディングについて、その特徴やメリット・デメリットを解説しました。
断熱性に優れ、軽量なため耐震性も高く、防音防水にも優れている金属サイデイング。
外壁として使用すればモダンでスタイリッシュな影響を与えてくれます。
一見メリットしかなさそうに見えますが、きちんとデメリットも把握しておきましょう。
金属であるということは、傷がつきやすくさびやすいという欠点があります。
どんな外壁材であったとしても、理想の外壁を美しく長持ちさせるためには、点検とメンテナンスは不可欠ですね。
イエプラスでは、そんな定期的なメンテナンスに必要な『無料調査』と『無料見積』を行っています。
どこに依頼をしようか悩んでいる方もお気軽にお問合せください!
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