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塗装コラム

2026/06/04

軒天に集まる虫の被害と対策方法

軒天に集まる虫の被害と対策方法 画像

こんにちは!イエプラスのスタッフです!

屋根の軒先の裏側は軒天(のきてん)といって、雨水が屋根裏に侵入するのを防ぐ役割を果たしています。

その軒天に、虫がたくさん集まっているのを見たことはありませんか?

軒天に虫が群がる状態を放置すると、建物に深刻な被害が出ることがあります。

そこで今回は、軒天に虫が集まる理由とその被害の内容、そして具体的な対策について詳しく解説します。

もくじ
  • 軒天とはどんな部位か

  • なぜ虫は軒天に集まるのか

  • 軒天に集まりやすい虫の種類と被害

  • 軒天の虫被害が引き起こす建物へのダメージ

  • 軒天の虫対策:日常的にできること

  • リフォームで根本的に対策する方法

  • 虫被害が疑われたら早めのご相談を

軒天とはどんな部位か

軒天とは、屋根の軒の裏側、つまり下から見上げたときに見える天井面のことです。

外壁と屋根の間に位置し、雨水が直接外壁に当たるのを防ぐ役割や、屋根裏への雨水の侵入を防ぐ役割を担っています。

素材としてはケイカル板(ケイ酸カルシウム板)やスラグ石膏板、合板などが使われることが多く、塗装や防水処理を施した状態で取り付けられます。

外から見えにくい部分のため、傷みや汚れが進行していても気づきにくく、気づいた時には劣化が内部まで及んでいたというケースもあります。

この軒天は構造上、虫の「住処」や「集合場所」になりやすい条件が揃っています。

その理由を次に説明します。

なぜ虫は軒天に集まるのか

軒天が虫に好まれる理由は大きく三つあります。

一つ目は「雨や風をしのげる」からです。

軒天の裏側は雨が直接当たりにくく、風も入り込みにくいため、多くの虫にとって快適な生息場所となります。

特に産卵や越冬を目的として集まる虫にとって、軒天は理想的な住処となります。

二つ目は「照明の近くにある暗がり」という点です。

夜間に玄関や外壁の照明をつけていると、多くの虫がその光に引き寄せられます(走光性)。

そして光のすぐ側にある「暗くて狭い場所(=軒天の段差や影)」は、虫にとって非常に落ち着ける場所であるため、結果として軒天に多くの虫が滞留することになります。

三つ目は「屋根裏への入口になりやすい」という構造的な問題です。

軒天の継ぎ目や隙間、換気口などは、外と屋根裏をつなぐ経路になります。

軒天材が劣化してひびや剥がれが生じると、そこから虫が屋根裏内部に侵入するルートが生まれます。

屋根裏は虫に取って、雨風をしのげる快適な場所になります。

軒天に集まりやすい虫の種類と被害

軒天にはさまざまな虫が集まりますが、中でも注意が必要なのがシロアリ、スズメバチ、そしてムカデです。

シロアリは木材を食べて内部から崩していきます。

国内に広く生息するヤマトシロアリやイエシロアリは、湿気を含んだ木材を好む傾向があります。

基本的には床下から柱を伝って上がってきますが、雨漏りや結露によって軒天の合板や下地の木材に湿気が溜まると、シロアリを呼び寄せる原因になります。

シロアリの被害は内部から進行するため、外見上はなかなか気づけず、発見したときには軒天だけでなく、垂木や野地板にまで被害が及んでいることもあります。

スズメバチやアシナガバチは、軒天の裏側に巣を作ることで知られています。

蜂は軒天の突起部分や換気口の周囲など、雨が当たりにくくやや暗い場所を好んで巣を作ります。

巣が大きくなると作業員や居住者への刺傷リスクが高まり、特に夏から秋にかけてのスズメバチは非常に攻撃的になります。

また、ハチが巣の材料として周囲の木材をかじったり、ハチの排泄物が染み込んだりすることで、軒天材の劣化を招くこともあります。

ムカデは直接建物を傷めるわけではありませんが、軒天の隙間を通って室内に侵入してくることがあります。

夜行性で湿気を好むため、軒天の裏側や屋根裏に潜み、特に梅雨から夏にかけて活発になります。

咬まれると激しい痛みと腫れを引き起こすため注意が必要です。

軒天の虫被害が引き起こす建物へのダメージ

虫の被害が軒天だけで収まれば修繕費用も比較的少額ですが、放置すると被害が屋根全体や外壁にまで広がります。

シロアリが軒天の木材を食い荒らすとき、垂木や野地板にも被害が進行し、屋根の構造そのものが弱くなることがあります。

最悪の場合、屋根の一部が崩落するリスクもあります。

またハチの巣がある場合は、屋根裏の換気が阻害されたり、巣の素材や排泄物が軒天材を腐食させることもあります。

さらに、虫の侵入経路となる軒天の劣化箇所は雨水の浸入口にもなります。

虫対策を怠ると、雨漏りや外壁の腐食といった二次被害にもつながるため、早めの対処が求められます。

軒天の虫対策:日常的にできること

虫被害を防ぐためにできる日常的な対策は目視確認と環境整備です。

軒天の色が変わっていたり、塗装が浮いていたり、剥がれていたりする場合は、内部に湿気が入り込んでいる恐れがあります。

そのような箇所はシロアリや虫の侵入口になりやすいため、早めに専門業者に確認を依頼しましょう。

また、軒天の換気口にホコリや汚れが詰まっていると湿気が溜まりやすくなるため、定期的な清掃が有効です。

照明についても工夫の余地があります。

夜間の外灯を、虫が集まりにくいとされるLEDや黄色系の照明に替えることで、軒天への虫の集まり方を減らせる場合があります。

ハチの巣については早期発見が重要です。

春から初夏にかけて軒天の裏側を確認し、巣が小さいうちに専門業者に駆除を依頼するのが安全です。

自力での駆除は刺傷リスクが高いため、プロへの依頼を強くおすすめします。

リフォームで根本的に対策する方法

日常的なケアだけでは対処しきれない場合、リフォームによる根本的な対策が有効です。

軒天の塗装が剥がれていたりひびが入っていたりする場合は、軒天の塗り直しが効果的です。

防カビ・防藻性の高い塗料を選ぶと、湿気の蓄積を抑えてシロアリや虫の侵入を防ぎやすくなります。

塗装の寿命は種類や環境にもよりますが、一般的に8〜10年程度とされており、それを目安に点検・塗り替えを検討するとよいでしょう。

損傷がひどい場合は、軒天材の張り替えが必要になります。

張り替えの際は、より耐久性の高いケイカル板を選んだり、防火性や耐水性に優れた素材に変更したりすることで、今後の劣化を抑えられます。

また、軒天と外壁の取り合い部分や換気口まわりのコーキングが劣化している場合、打ち直しが必要になります。

虫の侵入経路を物理的に塞ぐことは、もっとも確実な対策の一つです。

ただし、換気が必要な箇所まで塞いでしまうと屋根裏の結露や腐食を招くため、換気口の位置と機能は確保した上で施工する必要があります。

シロアリ被害が確認された場合は、軒天の補修と合わせてシロアリ防除処理(薬剤処理等)を行うことで、再発を防止できます。

虫被害が疑われたら早めのご相談を

軒天に虫が集まっている状況は、劣化や損傷のサインかもしれないと受け取るのが大切です。

虫が集まりやすい環境は、軒天の劣化や湿気の問題と深く結びついており、放置すると建物全体の耐久性に影響します。

弊社では軒天の点検・塗装・張り替えはもちろん、シーリング処理や雨漏り調査も承っております。

「軒天に虫が集まっている」「塗装が浮いている気がする」など、気になる点がありましたらお気軽にご相談ください。無料での現地調査・お見積りも対応しております。

各種リフォームの無料見積もりも承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住まいの方で、住まいに関するお困りごとがある方は、ぜひ弊社にご相談ください。

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