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塗装コラム

2026/07/16

酷暑に負けない屋根・外壁づくりのポイント

酷暑に負けない屋根・外壁づくりのポイント 画像

こんにちは!イエプラスのスタッフです!

今週は全国的に暑い日が続き、いよいよ本格的な真夏に入った感がありますね。

このような酷暑では、屋根や外壁の表面温度はかなり高くなります。

屋根材の種類によっては夏の日中に表面温度が80℃近くまで達する例も報告されており、屋根裏の温度が50℃を超える住宅も見られます。

今回は、こうした夏場の暑さから住まいを快適に保つための屋根・外壁のリフォームについて解説します。

来年以降の暑さ対策にぜひお役立てください。

もくじ
  • 酷暑が住まいに与える影響
  • 屋根や外壁が高温になる仕組みと遮熱塗料の効果
  • 屋根材ごとの遮熱性の違い
  • 外壁の遮熱・断熱対策
  • 気をつけたいポイント
  • 住まいの暑さ対策もイエプラスにご相談ください

酷暑が住まいに与える影響

屋根や外壁は強い日差しを浴び続けることで徐々に劣化が進みます。

紫外線による塗装の劣化の他、表面温度の上昇が続くと塗膜や建材へのダメージが蓄積し、ひび割れや反りにつながることもあります。

また、屋根から伝わった熱は屋根裏や最上階の居室に伝わりやすく、冷房費がかさむ原因にもなります。

特に上の階は熱がこもりやすく、真夏の日中は他の部屋より体感温度が高くなる傾向があります。

この表面温度の上昇を抑えることで、熱による負荷を軽減し、塗膜や屋根材の劣化を緩やかにする効果も期待できます。

屋根や外壁が高温になる仕組みと遮熱塗料の効果

太陽光には目に見える可視光線のほか、熱に変わりやすい近赤外線が含まれています。

屋根材や外壁材はこの近赤外線を吸収すると表面温度が上がり、内部にも熱が伝わっていきます。

そこで開発されたのが遮熱塗料です。

遮熱塗料は太陽光を反射する特殊な顔料や樹脂を配合しており、屋根や外壁に塗装することで近赤外線の吸収を抑えられます。

屋根に遮熱塗料を塗装した施工例では、表面温度が最大で15~20℃ほど低下した例もあります。

内側の断熱状況にもよりますが、屋根の表面温度が下がればそのぶん室内の温度上昇は抑えられ、冷房効率が上がり、電気代を抑えることができます。

遮熱塗料の効果を左右する数値が日射反射率で、値が高いほど太陽光を多く跳ね返します。

一般的に白に近い明るい色ほど反射率が高く、黒に近い色は反射率が下がる傾向があります。

屋根の意匠を保ちながら遮熱性を高めたい場合は、カタログに記載された色ごとの反射率を確認しながら選ぶとよいでしょう。

なお遮熱塗料と混同されやすいものに断熱塗料があります。

遮熱塗料が太陽光を反射して熱の吸収そのものを抑える一方、断熱塗料は塗膜の中に熱を伝わりにくくする成分を含み、外気の熱を屋内に伝える速度を遅らせます。

遮熱塗料は夏場の日差しの影響を抑える点では優れていますが、冬でも太陽光を反射するため、冬場は太陽光の恩恵がやや低下します。

対して断熱塗料は冬場の屋内温度を保つ効果もあるので、夏の暑さ対策を優先するか、通年でそれなりの効果を狙うかで選び分けるとよいでしょう。

屋根材ごとの遮熱性の違い

遮熱性は塗料だけでなく、屋根・外壁自体の素材の影響も受けます。

屋根材・外壁材には、主にセメント系のスレート、金属系のガルバリウム鋼板、粘土やセメントから作られる瓦などがあります。

スレートは一般的に薄い板状で軽量な素材です(厚いスレートを製造しているメーカーもありますが)。

スレートは厚みが薄いため傾向として熱が伝わりやすい面もありますが、天井裏の断熱材と組み合わせれば大きな問題にはなりにくいです。

近年発売されている製品には無機塗料が塗布されたものもあり、色あせが進みにくく、塗装の頻度を抑えられる商品もあります。

金属屋根は熱しやすく冷めやすい性質を持ち、単体では遮熱性・断熱性が低めです。

しかし、戸建て住宅の屋根リフォームで多く採用されているガルバリウム鋼板の屋根の多くは、芯材に断熱材を組み込んだ製品も多く、その点は対策がなされていることが多いです。

また弊社がおすすめしているFEROOF社のスカイメタルルーフは、ガルバリウムと同等のジンカリウムメッキを施した鋼板に細かな玄武岩のチップをまぶし、太陽光を反射、分散させることで表面温度の上昇を抑えています。

また金属屋根は軽量なため、既存の屋根の上から施工するカバー工法(重ね葺き)が可能です。

カバー工法は屋根が二層になるため、一層に比べて若干、断熱性の向上が期待できます。

瓦は屋根材の中でも厚みがあり、下地との間に空気の層ができるため、夏は比較的涼しく、冬は暖かさを保ちやすい面があります。

特に釉薬瓦は表面に薬品を焼き付けているため紫外線による色あせが起きにくく、塗装の塗り替えを必要としません。

一方で重量があるため、建物の耐震性への配慮も併せて検討したい素材です。

このように屋根材ごとに遮熱性には差があり、リフォームの際は既存の屋根材の特性も踏まえて工法を選ぶとよいでしょう。

屋根材の選択に加えて、屋根裏の換気も暑さに関係します。

軒天などに換気口を設け、屋根裏にこもった熱気を外へ逃がしやすい構造にすると、天井を通じて室内に伝わる熱を和らげやすくなります。

外壁の遮熱・断熱対策

外壁は屋根に比べて紫外線を浴びる量は少ないものの、日当たりの良い南側や西日が当たる西側は、表面温度が大きく上がります。

外壁にも遮熱塗料を使う意味はあり、屋根と同様に日射反射率の高い色を選ぶと効果が高まります。

また外壁の内部にサイディングと下地の間に空気の通り道を設ける通気工法を採用している場合、壁内にこもった熱や湿気を屋外へ逃がしやすくなります。

湿気がこもりにくくなる分、外壁材自体の劣化を遅らせる効果も期待できます。

塗装だけでなく、外壁材そのものの通気性や断熱性能も含めて検討すると、より効果的な暑さ対策につながります。

なお屋根と外壁を同時にリフォームする場合、足場を一度で済ませられるため、工事費用を抑えやすい点もメリットです。

気をつけたいポイント

遮熱塗料は汚れが付着すると日射反射率が下がり、効果が薄れていきます。

ホコリや排気ガス、鳥の糞などの汚れがつきやすい環境では、親水性の高い塗料を選ぶと雨水で汚れが流れ落ちやすくなります。

遮熱塗料の耐用年数は8~20年と幅があり、製品に含まれる樹脂の種類によって差が出ます。

耐用年数が長いほど塗料の単価は高くなる傾向にありますが、年換算ではお得なケースが少なくないため、予算を考慮しつつ、それなりの耐用年数のものを選ぶとよいでしょう。

なお、自治体によっては遮熱塗装や断熱リフォームに補助金や助成金の制度を設けている場合があります。

工事を検討する際は、お住まいの地域の制度も合わせて確認しておくと、費用を抑えられるかもしれません。

住まいの暑さ対策もイエプラスにご相談ください

夏の厳しい日差しから住まいを守るには、屋根・外壁の素材や仕様、使用する塗料など、複合的に対策するのがおすすめです。

イエプラスでは、屋根・外壁のリフォームについて、現地調査からお見積りまで無料で承っております。

屋根の劣化状況の点検や、遮熱塗料の色選びのご相談も承りますので、お気軽にお問い合わせください。

そのほか、雨漏りの無料調査、各種リフォームの無料見積りも承っております。相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根・外壁のリフォームをお考えの方はぜひ弊社にご相談ください。

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