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塗装コラム

2026/04/09

基礎コンクリートのメンテナンスと補修

基礎コンクリートのメンテナンスと補修 画像

こんにちは!イエプラスのスタッフです!

住宅の基礎は、建物全体の重さを支える土台として、最も重要な部分です。

この基礎の多くは鉄筋コンクリートで作られており、外壁の鉄筋コンクリートなどと同じように、経年で劣化していきます。

普段あまり意識しない足元にあるため劣化や損傷に気付きにくいですが、基礎に生じた問題を放置すると、建物全体の安全性に関わる深刻な事態につながります。

今回はこの基礎コンクリートのメンテナンスと補修について、基本的な知識から実際の対処法まで詳しく解説します。

もくじ
  • 基礎コンクリートの役割と種類

  • 基礎コンクリートの劣化とは?

  • 見ておきたいチェックポイント

  • ひび割れの種類と危険度の見分け方

  • 補修方法の種類

  • メンテナンスの頻度と費用の目安

  • 基礎のメンテナンスもイエプラスにお任せください

基礎コンクリートの役割と種類

基礎コンクリートは建物の荷重を均等に地盤へ伝えるための構造体です。

この基礎が適切な設計になっていることで、住宅は水平を維持できます。

また、地震や台風などの外力が加わった際に建物を安定させる役割も担っており、住宅の耐久性と安全性を左右する非常に重要な部位です。

現在の住宅で広く採用されているのが「ベタ基礎」で、建物の床面全体をコンクリートで覆うのが特徴です。

地面からの湿気を遮断する効果が高く、シロアリの侵入も防ぎやすいことから、特に近年の新築住宅では主流となっています。

一方「布基礎」は、建物の外周や主要な壁の下だけに連続した帯状のコンクリートを設けたもので、古くから使われてきた工法です。

床下が土のままになる部分があるため、湿気対策が別途必要になることがあります。

いずれの形式でも、コンクリートは経年で劣化し、維持には適切なメンテナンスが必要になります。

基礎コンクリートの劣化とは?

コンクリートは非常に丈夫な素材ですが、劣化しないわけではありません。

主な劣化の原因としては、乾燥収縮、中性化、凍害、塩害、アルカリシリカ反応などが挙げられます。

コンクリートは製造直後から乾燥による収縮が始まり、時間の経過とともに微細なひび割れが生じることがあります。

これは避けられない自然な現象ですが、ひび割れが深く進行すると、内部の鉄筋にまで影響が及ぶため注意が必要です。

「中性化」は、空気中の二酸化炭素がコンクリートに浸透することで、コンクリートがアルカリ性から中性に変化していく現象です。

コンクリートが強いアルカリ性を保っている間は内部の鉄筋がさびにくい状態に保たれますが、中性化が進んで鉄筋に達すると、鉄筋がさびて膨張し、コンクリートのひび割れや剥落(はくらく)を引き起こします。

一般的な住宅用コンクリートの法定耐用年数は47年(住宅・RC造)ですが、劣化の進行次第で短くも長くもなります。

維持管理を徹底した上での期待耐用年数は100年以上とする資料もあることから、メンテナンスの重要性がうかがえます。

また雨水が基礎のひび割れから浸入し、内部の水が凍結・融解を繰り返すと、コンクリートが徐々に破壊される「凍害」も、寒冷地では見られます。

見ておきたいチェックポイント

基礎の状態を把握するには、定期的に目視で確認する習慣を持つことが助けになります。

特に確認してほしいのは、ひび割れの有無と幅・方向、表面の欠け・剥落、白い粉状の析出物(エフロレッセンス)、基礎周辺の地面の状態です。

エフロレッセンス(白華)とは、コンクリート内部の成分が水に溶けて表面に滲み出し、白い粉や結晶として堆積する現象です。

見た目は目立ちますが、それ自体は構造上問題はなく、単に水分の通り道があることを示すサインになります。

ただし、長期間続いたり大量に発生している場合、ひび割れや防水能力の低下の兆候になります。

また、基礎の周囲の土が雨で流れて基礎が露出しすぎている、あるいは水が溜まりやすい状況になっていると、基礎に余計な負担がかかります。

基礎周辺の排水状況も合わせて確認しましょう。

ひび割れの種類と危険度の見分け方

基礎のひび割れには、危険度の低いものから早急な対処が必要なものまで、いくつかの種類があります。

ここでは一般的な目安を紹介しますが、最終的な判断は必ず専門家に委ねてください。

ヘアクラック(表面の細いひび)

幅0.2mm未満の非常に細いひびで、コンクリートの乾燥収縮によって生じることが多いです。

構造上の問題が生じている可能性は低いですが、放置すると水分が浸入して劣化が進む原因になるため、定期的な観察と表面補修が推奨されます。

幅0.2mm以上のひび割れ

国土交通省の「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく瑕疵担保の基準では、基礎コンクリートのひび割れについて幅0.5mm以上または深さ20mm以上のものが問題とされています。

幅0.2〜0.5mmの範囲でも、長さが長い、数が多い、進行している様子があるといった場合は、専門の業者に相談することをお勧めします。

斜めに走るひび割れ

水平や垂直ではなく斜め方向に走るひび割れは、地盤の不同沈下(建物の部分ごとに沈み方が異なる現象)が起きているサインかもしれません。

この種のひびは、単純な補修だけでは根本的な解決にならないこともあり、早めに専門の業者に相談することをお勧めします。

貫通したひび割れ

基礎の内側まで達しているひびは、防水性の低下に加えて構造上の問題を抱えている可能性もあります。

外から見るだけでなく、床下収納や点検口から内側も確認できると、状態の把握がより正確になります。

この状態まで達している場合は、早めに専門の業者に相談してください。

補修方法の種類

基礎コンクリートの補修方法は、ひび割れの幅や深さ、状態によって異なります。

代表的な工法を紹介します。

エポキシ樹脂注入工法

ひび割れの内部にエポキシ樹脂を注入して充填する方法で、細かいひびから比較的深いひびまで対応できます。

樹脂がひびの内部で硬化することで、強度と防水性を回復させます。

住宅の基礎補修で広く使われている工法の一つです。

Uカットシール工法

ひび割れに沿ってU字型に溝を切り、シーリング材を充填する方法です。

ひびが比較的浅い場合や、表面の防水性を確保したい場合に用いられます。

表面被覆工法

基礎の表面全体に防水材や保護材を塗布して、外部からの水分・二酸化炭素・塩分などの浸入を防ぐ工法です。

ひびが多数ある場合や、予防的なメンテナンスとして行う場合に適しています。塗膜防水材や浸透性防水材などが用いられます。

炭素繊維シート・アラミド繊維シートによる補強

基礎の強度が著しく低下している場合や、大きなひび割れが多数ある場合には、繊維シートを貼り付けて強度を補う工法も選択肢に入ります。

費用は高くなりますが、強度回復の効果は高い工法です。

なお、地盤の沈下が原因でひびが生じている場合、基礎の補修だけでなく地盤改良や基礎の注入補強(アンダーピニング工法など)が必要になることもあります。

このような場合は、リフォーム業者だけでなく地盤調査の専門家とも連携して対応することになります。

メンテナンスの頻度と費用の目安

基礎コンクリートは、新築から10年を目安に一度専門の業者によるチェックを受けることをお勧めします。

その後は5〜10年おきに点検し、状態に応じて表面補修や防水処理を行うのが一般的なサイクルです。

費用の目安については、表面的なひびの補修(エポキシ注入など)であれば数万円から対応できるケースが多いですが、広範囲の表面被覆や繊維シートによる補強になると数十万円かかることもあります。

なお、DIYでのひび割れ補修材なども市販されていますが、基礎は建物の構造に関わる部位ですから、状態の正確な判断は専門家に委ねるのが安心です。

補修材を表面に塗ってひびが見えなくなっても、内部の状態が改善されているとは限りません。

基礎のメンテナンスもイエプラスにお任せください

基礎コンクリートは普段は目に付きにくい部位ですが、住宅の安全性と耐久性を左右する大切な構造体です。

劣化のサインを見かけたら、まず状態を確認し、気になる点があれば早めに専門家の業者に相談してください。

弊社では基礎コンクリートの点検・診断から補修工事にも対応しております。

劣化の兆候らしきものが見られる、外壁のリフォームのついでに基礎も補修したいなど、基礎に関する点検、補修をご希望の方は、まずはお気軽にご相談ください。

その他、雨漏りの無料調査、各種リフォームの無料見積もりも承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住まいの方で、屋根、外壁のリフォームをお考えの方は、ぜひ弊社にご相談ください。

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