必ず知っておきたい塗装の基礎知識!プライマー塗装とは?
こんにちは。イエプラススタッフです!
はやいもので3月も今日で終わりですね。
4月からは入学や入社など、新しいことが始まる方も多いと思います。
皆様が良いスタートを切れることを願っています^^
さて、いざ外壁塗装をしようすると知らない言葉が出てくることも多いですよね。
そこで今回は、外壁塗装の見積書などでよく目にする「プライマー塗装」をご紹介します。
しっかりと基礎知識をおさえ、安心して工事を行いましょう。
目次
・プライマー塗装とは?
・プライマー塗装の役割
・シーラー・フィラーとの違いは?
・プライマー塗装の種類
・まとめ
プライマー塗装とは?
プライマー塗装とは、外壁塗装をするときに塗る下塗り塗装の1つ。
外壁塗装は「下塗り」「中塗」「上塗り」の3段階にわけて行うのが一般的です。
プライマー塗装はそのなかで一番はじめに行われる「下塗り」にふくまれます。
「プライマー」の語源も英語の「primary」から来ており「はじめの」「最初の」「1番目の」という意味です。
塗装の始めに行う「下地」のようなステップになります。
最初に行うからこそ、塗装の基盤を担うものでありとても大切な役割を果たすのです。
プライマー塗装の役割
プライマー塗装の役割は、中塗り、上塗り塗料をしっかりと密着させることです。
プライマーを塗ることによって、上から塗る塗料も均一に塗ることができるため仕上がりも綺麗になり、丈夫に保つことができます。
このように、プライマー塗装はとても大事な役割をもっています。
プライマー塗装を行わないと塗装が剥がれてしまい、壁が壊れやすくなってしまう可能性があります。
外壁と上塗り塗料が密着していないため、塗料にムラができてしまう恐れもあるでしょう。
家を長くキレイにキープするためにも、プライマー塗装は必要なのです。
シーラー・フィラーとの違いは?
プライマーと似た意味で「シーラー」「フィラー」という言葉があります。
プライマー、シーラー、フィラー全て下塗りに使用されます。
シーラーもプライマーと同じ下塗り塗料の1つ。それぞれに大きな違いはありません。
プライマーの中の1つと考えていいでしょう。
シーラーを塗ることによって上塗り塗装の吸い込みをおさえて、しっかりと均一に塗装を行うことができます。
フィラーとは外壁のデコボコを平らにならすための下塗り塗料です。
ローラーを使うことで、たくさんの塗料を外壁に塗ります。
塗料のムラをおさえつつ、外壁のデコボコをならすことができます。
プライマー塗装の種類
プライマー塗装でつかうプライマーにも、用途や目的によってさまざまなプライマーがあります。
では、どのような種類があるのでしょうか?
水性プライマー
水性プライマーは、浸透性が低いので劣化が少ない場所の使用に適しています。
油性に比べて乾燥に時間がかかりますが、臭いが少なく、取り扱いが簡単なのでDIYにも向いているのが特徴です。
油性プライマー
油性プライマーは浸透性が高いので、劣化が激しい下地や補強に向いています。
水性に比べて臭いが強いので、使用するときは配慮が必要ですが、1時間程度で乾燥するため効率よく作業できるのが特徴です。
防錆プライマー
防錆プライマーは主に金属に塗装し、錆の進行を防いで錆止めと上塗りの接着効果があります。
一般的な塗料の場合、錆が広がって塗膜が剥がれるため劣化の原因になるのです。
錆を取るためには壁面を削る必要がありますが、防錆プライマーを塗装すれば錆を取る手間がなくなります。
コストカットにも繋がります。
金属を塗装する場合は、防錆用プライマーが断然おすすめ!
導電性プライマー
導電性プライマーは、静電気の発生を防止する塗料です。
つまり電気を通しやすいプライマーのことを言います。
住宅にはあまり使用されませんが、工場などで静電気が原因の火災を予防する効果があります。
このように塗装を綺麗に仕上げてくれるだけでなく、より安全に使用できるように配慮されたプライマーも存在します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
プライマー塗装は、塗装を行う工程の中でも重要な役割を担っているんですね。
ご自身でDIYなどで塗装をする際にも、必ずプライマー塗装を忘れないようにしましょう!
プライマー塗装を行えば、初心者でも綺麗に仕上げることができます。
ただし、お家の外壁や屋根の塗装は、危険なためくれぐれもご自身で塗装をするのはお控えください!
プライマー塗装をしっかりと行ってくれる、信頼できる業者にお願いしましょう!
イエプラスでは、そんな定期的なメンテナンスに必要な『無料調査』と『無料見積』を行っています。
どこに依頼をしようか悩んでいる方もお気軽にお問合せください!
どこで不具合が起きているのか?これは修理を依頼した方がいいのか?など疑問に思うことがありましたら一緒に確認して適切な工事をご提案させていただきます。