最新のトイレは機能が充実!トイレ交換のすすめ
家族みんなが毎日何度も利用するトイレですが、住宅を購入してから交換したことがないご家庭も多いようです。最新のトイレは、節水性はもちろん機能が充実していて、使い勝手や掃除のしやすさが格段に向上しています。
今回は最新のトイレの機能と、交換するときに気をつけたいポイントを紹介します。
最新のトイレの機能
まずは、最新のトイレにはどのような機能が備わっているのかを、3つ紹介します。
1.節水性が向上!使用水量4〜6リットル
かつてトイレは「洗い落とし方式」と呼ばれる、水が上から下に落ちる勢いで流すタイプが一般的でした。洗い落とし方式のトイレは、1回につき水を13〜20リットル使ううえ、流す音が大きくて快適とは言い難いものでした。
最新のトイレは、水の勢いで押し流すのではなく、渦を巻くようなトルネード水流で、汚れをしっかり落としながら節水性を実現しているのが特徴です。使用水量は4〜6リットルに軽減され、洗い流すときの音も静かになっています。
2.掃除の手間が大幅に軽減
古い便器は、フチの内側から水が流れるようになっているので、ブラシが届かず汚れが落としにくい問題がありました。最新の便器は横向きに水を吹き出し、渦を巻くように汚れを落とすようになっているのでフチが不要になりました。
フチがないのですみずみまで手が届くのでお手入れしやすく、掃除に手間がかかりません。汚れがたまらないので、トイレ独特のアンモニア臭がすることもなくなりました。
3.オート開閉など衛生面と快適性に配慮
トイレのドアを開けて便器に近づくだけで便フタが自動で開く、オート開閉機能も人気です。便座に座ると脱臭のスイッチが自動で入り、立ち上がると水が自動で流れます。
オート機能が備わった便座を備えると、便座や便器に触れる必要がなくなるため、衛生面が気になる人はトイレを快適に使えるようになるのがメリットです。
トイレ交換で気をつけたいポイント
トイレ交換で気をつけたいポイントを2つ紹介します。
1.トイレの排水方式を事前に確認
トイレの排水には、便器の真下から排水する床排水方式と、便器の後ろ側に排水管が接続されている壁排水方式の2つの種類があります。
トイレ交換を検討するときには、どちらのタイプの排水かを確認して、同タイプのものを選ぶようにすると交換が容易です。別のタイプのものを選んでしまうと、配管からやり直す必要があり、壁や床をはつるなど工事が大がかりになって費用もかさむので注意するようにしてください。
2.タンクレストイレは水圧と災害時の対応を確認
近年人気のタンクレストイレは、水圧が低いと使えない場合があります。購入する前に、自宅の水圧を必ずチェックしてもらうようにしてください。
またタンクレストイレは、タンクに水を貯めないので、災害時に停電が発生したときにはバケツに水をくんで便器に流し込む必要があります。近年地震や集中豪雨など、予期せぬ自然災害が多く発生しています。停電時にも流せる部品を取り付けられるタイプもあるので、事前に確認しておきましょう。
トイレを最新のものに交換して快適な生活を
最新のトイレは水が節約できるだけではなく、掃除が楽になる、衛生的に使えるなど快適に使える工夫がたくさん施されています。
毎日何度も利用するトイレ空間を快適にするためにも、ぜひ新しいトイレへの交換を検討してみてください。