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塗装コラム

2020/11/20

金属屋根にも種類がある?特徴とメリットデメリット

金属屋根にも種類がある?特徴とメリットデメリット 画像

瓦屋根やスレート屋根の代わりに、金属屋根を乗せた家も増えてきました。一見どれも同じように見える金属屋根ですが、種類があるのをご存じですか?

今回は金属屋根の種類と、屋根を金属で葺くメリットとデメリットを紹介します。

金属屋根の種類

現在日本で使用される金属屋根は、主に以下の5種類があります。

1.トタン屋根

亜鉛メッキを施した薄い鋼板の屋根材が、トタン屋根です。継ぎ目が少なく雨漏りに強いのが特徴ですが、サビやすいため耐久性が悪いデメリットがあります。

2.ステンレス屋根

鉄を主原料として、クロムやニッケルを含んだ屋根材がステンレス屋根です。英語で「サビない」という意味を持つステンレスは、その名の通り耐久性や耐食性に優れていますが、価格が高額になりがちです。

3.ガルバリウム屋根

アルミニウムと亜鉛合板メッキ鋼板の屋根材が、ガルバリウム屋根です。耐久性と耐食性に優れてサビにくいことが特徴です。

4.チタン屋根

チタン屋根も耐食性に優れ、屋根材としてはもっとも耐久性に優れています。加工が難しく高価なので、あまり普及していません。

5.銅板屋根

柔らかい銅から作られる銅板屋根は、神社や和風住宅などに採用されることが多い屋根材です。だんだん緑色にサビてきますが、この緑青(ろくしょう)と呼ばれるサビが腐食を防ぎ耐久性を高めます。

金属屋根のメリット

金属屋根のメリットは、なんといっても軽量なことです。窯業系や和瓦と比較すると非常に軽く、しかも強度が高いため、建物の耐震性が高まります。

また金属屋根は薄い板状になっているので加工がしやすく、建物の形状や用途にあわせられることもメリットです。

経年劣化も少ないため、メンテナンスコストがあまりかからないことも特徴です。

金属屋根のデメリット

金属屋根は遮音性が低いことがデメリットで、防音対策をきちんと施さなければ、雨が屋根を打つ音が気になります。

また断熱性もほかの屋根材と比べると低く、とくに冬の冷え込みは厳しくなりがちなので、断熱材をしっかりと仕込む必要があります。

チタンやステンレスなど高価な金属屋根はサビに強いのですが、ほかの金属屋根はサビやすいこともデメリットです。

サビに弱い種類の金属屋根を守るためには、定期的に塗装を施すようにしてください。

トタンやガルバリウム鋼板は塗装メンテナンスを実施しよう

金属屋根の中でも、トタンやガルバリウム鋼板はサビからしっかり守る必要があり、そのため塗装メンテナンスは欠かせません。

一般的には、トタンで6年〜10年、ガルバリウム鋼板だと10年〜15年を目安に塗り直しを検討するようにしましょう。

とくに強風が吹く地域や、海に近いなど潮風が当たる地域は金属屋根の劣化が速く進みます。

金属屋根はサビが出てしまってからでは処理が必要になり、サビの程度によってはカバー工法や葺き直しをしなければなりません。

サビが出る前の、早めのメンテナンスを心がけるようにしてください。

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