アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素…それぞれの塗料の違いとは?
こんにちは。イエプラススタッフです!
2月も入って2週目。時間が経つのが年々早まっていると感じます。
月日が経つのが早く感じるのは、実は代謝が関係しているらしいです。
代謝が良い子供は、時間が経つのが長く、代謝が落ちてきた大人は、その分時間が経つのが早く感じられるのだとか…
30過ぎると時が経つのが早いというのは、代謝が落ちてきた証拠ということですね(;'∀')
代謝を上げるための筋トレをしようかと思います…
さて、本題です。
外壁や屋根を美しく保つには、定期的な塗装が重要です。
塗装を検討されている方は「塗料の種類はどれにしよう?」と悩まれますよね。
今回はアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素塗料の違いや、選ぶときの注意点をお伝えしたいと思います。
目次
・それぞれの違いについて
・アクリル塗料
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・フッ素塗料
・塗料を選ぶ注意点
・まとめ
それぞれの違いについて
外壁や屋根に塗る塗料は「合成樹脂・顔料・添加剤・溶剤」の主に4つの成分でできています。
そのうち塗料の性能を大きく変えるのが「合成樹脂」。
合成樹脂に何を使っているかでアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素といった種類にわけられます。
アクリル塗料
アクリル塗料は、一番グレードが低い塗料です。
安価ですが、その分耐久性が低く劣化しやすいため、5~8年で塗替えが必要です。
塗替えの頻度が高くなるため、長期的にみるとコストがかかってしまいます。
現在ではほとんど使われることがなくなりましたが、5年以内で解体される建物や、新築建売住宅などで使用される場合があります。
耐久性:5~8年
価格:1400~1600円程度/㎡
ウレタン塗料
アクリル塗料より少しグレードが上がるのが、ウレタン塗料です。
耐久性は8~10年ほどになります。
今はアクリル塗料と同じで、外壁や屋根にはほとんど使われていません。
ただしウレタン系には「柔らかく、下地との密着性が高い」という特徴があるため、雨どいや破風板(はふいた)などの塗装には今でもよく使われています。
マンション、アパートなどの屋上で使用されるウレタン防水は、塗料とは異なります。
ウレタン防水は現在でも主力として使用されています。
耐久性:8~10年
価格:1700~2200円程度/㎡
シリコン塗料
現在最もよく使われているのが、シリコン系の塗料です。
正式名称は「アクリルシリコン」ですが、略してシリコンと呼呼ばれています。
アクリル塗料とはまったく別物なので気を付けましょう。
値段・耐久性のバランスがよく、汚れにも強いし、高耐候性のものや遮熱効果、ツヤやカラーバリエーションも豊富なため、塗装業者の中でも支持されています。
耐久性:10~15年
価格:2300〜3000円程度/㎡
※同じシリコンを使用していたとしても、値段により性能はバラバラなので注意。
フッ素塗料
シリコン塗料よりもハイグレードで価格が高いのがフッ素塗料です。
戸建て住宅ではまだまだシリコン塗装が主流ですが、塗装を長持ちさせたい方や、塗り替えが大変な大規模な建築物などでよく使われています。
また、屋根は外壁に比べて紫外線や雨による劣化が進みやすいもの。
戸建て住宅でも、屋根と外壁の塗替えのタイミングをそろえるために「屋根にはフッ素、外壁にはシリコン」といった使い分けをされる方もいます。
耐久性:15~20年
価格:3600円~4700円程度/㎡
塗料を選ぶ注意点
塗料はコストや希望によって種類を選びますが、選ぶときに注は意点があるので押さえておきましょう。
合成樹脂の含有量で品質が決まる
アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素などの合成樹脂の含有量が多いほど、塗料は硬くなります。
硬くなればなるほど耐用年数は長く、品質も良くなります。
含有量に基準はない
アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素などの合成樹脂の含有量は塗料の品質を大きく左右しますが、実はこの含有量については国が明確な基準を設けていません。
つまり、いい塗料を選んだと思っても、選んだメーカーの品質が良くないと、思ったよりも早い時期に塗替えが必要になってしまう可能性があります。
塗料を選ぶ際は、この含有量に気を付けましょう。
自分ではわからないという場合は、信頼できる塗装業者に選んでもらうのがベストです。
まとめ
参考になりましたでしょうか?
外壁塗装・屋根塗装には塗料選びが重要です。
しかし、どんなにいい塗料を使用しても業者の技術力が低かったり、手抜きをしたりすると塗料が本来の力を発揮できません。
要は、塗料選びも業者選びも両方重要ということ!
信頼できる業者に塗料を選んでもらうのが一番ですね^^
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