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塗装コラム

2020/12/14

キッチンリフォームの基礎知識!ワークトライアングルとは?

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キッチンをリフォームするときには、ワークトライアングルを意識すると失敗が少なくなります。ワークトライアングルは、キッチンのレイアウトを決めるときに、どのような配置が適切かを考える方法のひとつです。

この記事では、キッチンリフォームを成功する秘訣、ワークトライアングルについて解説します。

ワークトライアングルとは

ワークトライアングルとは、キッチンの中心となるシンク、コンロ、そして冷蔵庫の3つを結んだ三角形のことを指します。ワークトライアングルが正三角形に近いほど、作業効率がよくなることが特徴です。

また、三角形の三辺の合計が、3.6mから6.0mの範囲内に収まることが、ワークトライアングルの理想とされています。三角形の頂点をそれぞれの前面の真ん中にして、長さを計測することがポイントです。

次章からは、キッチンのなかでも代表的な、I型、L型、II型のそれぞれについて、ワークトライアングルの目安を紹介します。

I型キッチンのワークトライアングルの目安

I型キッチンは、シンクとコンロ、そして冷蔵庫が横一直線に並んだキッチンです。横にしか動けないので、I型キッチンのワークトライアングルは、長くなってしまいがちなのが特徴です。

I型キッチンでは、ワークトライアングルの長さを2.7m〜3.5mに収めるのが適切とされています。I型キッチンは、コンパクトなほうが動線が短く楽になりますが、作業スペースが狭くなると使いづらくなるため、バランスを考えて選びましょう。

L型キッチンのワークトライアングルの目安

キッチンがL字に折れ曲がり、シンクとコンロ、冷蔵庫のどれかひとつが、サイドにくるのがL型キッチンです。多少狭いキッチンでも、L字にできればトライアングルを作れるので、作業をしやすくなります。

L型キッチンのワークトライアングルは、2.7m〜6.0mが適切です。2.7mを下回ると、窮屈なキッチンとなるので、できるだけ避けましょう。

II型キッチンのワークトライアングルの目安

キッチン台がⅡ列に分かれているのが、II型キッチンです。作業スペースが広いので、人数が多くても作業しやすいことが特徴です。

冷蔵庫とコンロを壁側に配置し、ダイニング側のキッチン台にシンクを置くのが一般的です。II型キッチンのワークトライアングルも、L型と同様2.7m〜6.0mで収めるようにしましょう。

キッチンリフォームはワークトライアングルを意識しよう

キッチンリフォームは、ワークトライアングルを意識すると、動線がよくなり使いやすくなります。

ワークトライアングルは、短いほうが移動距離は減りますが、そのぶん狭くて使いづらくなります。かといって、長すぎると食材などを持っての移動が大変になるので、適切な範囲内で収めることが大切です。

キッチンの型によって、適切な長さは違うので、リフォームするキッチンの最適な長さを意識するようにしましょう。

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