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塗装コラム

2021/02/14

【外壁塗装の基礎知識】クリヤー塗料の特徴を徹底解説

【外壁塗装の基礎知識】クリヤー塗料の特徴を徹底解説 画像

こんにちは、相模原市の外壁・屋根リフォーム専門 イエプラスです。
本日は「クリヤー塗料の特徴」について解説します。

外壁塗装に使用する塗料には「クリヤー塗料」という種類があります。

その名の通り無色透明の塗料になりますが、住宅の外壁塗装のメンテナンスで使用するとお気に入りのデザインを維持したまま長持ちさせることが可能になります。

ただし一方で、外壁のコンディションによっては「クリヤー塗料」を塗っても効果が期待できない点では注意が必要です。

そこで今回は、「クリヤー塗料」のおもな特徴や注意点について、詳しく解説したいと思います。

<クリヤー塗料の特徴とは?>

クリヤー塗料とは無色透明の塗料のことで、既存の外壁塗装を保護する目的として使用します。

透明であることから、外観をそのままに強固な塗膜をつくれることが大きな特徴です。

他の塗料との違いは主要成分にあります。

外壁塗装の塗料は、大きく「合成樹脂」「顔料」「添加剤」「希釈剤」の4つから構成されています。

これらのうち、塗料の色を決定する成分「顔料」を含まないことで無色透明のクリヤー塗料が出来上がるというわけです。

<クリヤー塗料のメリットとデメリット>

こちらではクリヤー塗料のメリットとデメリットについてご紹介いたします。

●クリヤー塗料のメリット

チョーキングが発生しない

チョーキングとは、塗膜の表面にチョークのような白い粉状のものが付着する劣化現象のひとつです。

チョーキング現象は、塗料の成分である顔料が紫外線と反応し劣化することで起こりますが、そもそもクリヤー塗料は顔料を含んでいません。

そのため、チョーキング現象も起こることがないのです。

塗り回数が少なくコストを抑えられる

通常の外壁塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本になります。

3回塗りは、それぞれの工程の間に十分な乾燥時間を設けなければいけないため、それなりの工期を要します。

ところがクリヤー塗料を塗る場合、「下塗り」を必要とせず2回塗りで完成できることから通常の塗装工事よりも短工期となり、人件費などコストの削減が可能です。

●クリヤー塗料のデメリット

相性の悪い下地がある

クリヤー塗料は、下地によっては相性が悪く塗装に適さないものがあります。

例えば、金属などツルッとした素材や光触媒のような特殊コーティングをしている外壁などです。

相性の悪い下地に塗装しても密着しにくく、不具合を起こすこともあるため施工は避けなければいけません。

またコーキングも相性が悪いケースが多く、クリヤー塗料を塗る場合はコーキング材を「ノンブリードタイプ」にするなどの検討も必要です。

<クリヤー塗料の注意点>

クリヤー塗料の注意点とは、外壁の劣化が進行する前に塗装する必要があることです。

クリヤー塗料は、無色透明だけに塗装後も下地の状態を反映します。

そのため、ひび割れや欠損が発生していても、それらを隠せません。

よって、比較的コンディションがよい外壁に施工することが重要で、そうすることで丈夫で美しい外観形成ができるなどクリヤー塗料の恩恵を受けられるでしょう。

<まとめ>

外壁塗装は、いずれ必ず劣化するため適切なタイミングでメンテナンスが必要です。

塗膜を美しい状態で長持ちさせたい場合は、劣化が進行していない段階でクリヤー塗料を塗ると効果が期待できます。

とくに既存の外観がお気に入りのデザインであれば、クリヤー塗料を検討してみてはいかがでしょうか。

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