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塗装コラム

2021/02/14

塗装が必要な金属屋根の種類と塗り替えのタイミングや工事の流れ

塗装が必要な金属屋根の種類と塗り替えのタイミングや工事の流れ 画像

こんにちは、相模原市の外壁・屋根リフォーム専門 イエプラスです。
本日は「金属屋根」について解説します。

自宅の屋根に金属屋根を採用していると、「金属でも塗装はいるの?」と疑問に思う人がいるようです。

金属屋根には種類があり、塗装が必要な屋根と不要な屋根があります。塗装が必要になった屋根を放置していると、劣化が進んで早く葺き替えることになってしまうかもしれません。

そこで今回は、金属屋根のなかで塗装が必要なのはどの種類なのかを紹介し、塗装する目安やタイミングをお伝えします。工事の流れも詳しく紹介しますので、自宅の金属屋根の劣化が気になっている方はチェックしてみてくださいね。

金属屋根のうちトタンとガルバリウム鋼板は塗装が必要

金属屋根には、以下の5種類があります。

  • トタン屋根
  • ステンレス屋根
  • ガルバリウム屋根
  • チタン屋根
  • 銅板屋根

このうち、亜鉛メッキを施した薄い鋼板でできたトタン屋根と、アルミニウムと亜鉛合板メッキ鋼板のガルバリウム屋根は、サビから守る定期的な塗装メンテナンスが必要です。

一般的にはトタン屋根で6〜10年、ガルバリウム屋根だと10〜15年を目安に塗り直すようにすると、屋根を長持ちさせることができます。

金属屋根を塗装する目安

金属屋根を塗装する時期は、以下のような症状が現れたときを目安にしましょう。

色あせしている

金属屋根の色が最初の頃よりも薄くなって色あせしているときには、劣化が進んでいるサインです。

色あせは、塗料に含まれている顔料が、紫外線により劣化することで発生します。雨に濡れたときなどに、いつもより色が濃くなるようなら色あせしている証拠です。早めに塗装メンテナンスを行いましょう。

表面がサビている

屋根の表面にサビが発生しているときも、早急に塗り替え工事を依頼しましょう。

とくにトタン屋根はサビが発生しやすく、しかも一部がサビるとどんどん広がってしまうので、早めに対処することが大切です。

サビが出ると、塗り替え工事の際にサビを落とす手間とコストが発生するので、金属屋根はサビが発生する前に、早め早めに塗り直すことが長持ちさせるポイントです。

塗膜が剥離している

過去に塗装メンテナンスを実施したことがあるケースでは、経年とともに塗膜が剥離してくることがあります。

はがれた部分を放置していると、水がたまってサビの発生につながる確率が高くなります。剥離した部分はきれいにはがし、ケレン(研磨)してから塗り直しを行います。

金属屋根を塗装する流れ

ここからは、金属屋根を塗装する一連の流れを紹介します。

足場の設置・養生

屋根の塗装は高所作業になるうえ、勾配(傾き)がついているので安全に作業できるよう足場を設置します。そのほかペンキが飛び散って汚れると困る部分にシートを張るなど、養生を行います。

高圧洗浄

高圧洗浄機で屋根の汚れをきれいに落とします。

ケレン

ケレンとは、金属屋根の表面についたサビやゴミ、はがれた古い塗料などをきれいに取り除く作業のことです。ケレン作業の手を抜くと、塗料が密着してくれないのでていねいに行います。

下地処理

ケレンを行い表面をきれいにしたら、屋根材自体の補修を行います。交換が必要な部分は交換します。

サビ止め塗装

下地処理をして表面がきれいになってから、サビ止め塗装を実施します。金属屋根はサビが天敵であることから、サビ止めは必須です。サビ止め剤が入った下地剤を塗っていきます。

仕上げ塗装

サビ止めが乾いてから、仕上げ塗装を行います。仕上げは中塗りと上塗りの2度行い、基本的に同じ塗料を使用します。2回塗り重ねることで塗膜に厚みが出て、塗装の強度が上がるのです。

仕上げ確認・足場の解体

仕上げ塗装が乾燥したら、塗り漏れなどがないかを確認したうえで足場を解体して工事が終了します。

金属屋根を塗装するときの3つの注意点

金属屋根を塗装するとき注意することを、3つ紹介していきます。

ケレン作業をていねいに行う

金属屋根を塗装するときは、とにかくケレン作業をていねいに行うことが大切です。サビや汚れ、塗膜のはがれなどが残ったまま新しい塗料を塗り重ねても、すぐにはがれてしまいます。せっかく塗り替えをしたのに、数年で塗膜がはがれてしまっては、塗り直す意味がありません。

サビ止めの塗り漏れに気をつける

金属屋根では下塗りにサビ止めを塗りますが、塗り忘れがないようにしましょう。金属屋根は水分によるサビが禁物です。一部がサビるとどんどん広がってしまうため、サビ止めはムラなく隅々まで塗ることが大切です。

屋根に傷をつけないようにする

施工中には、屋根に傷をつけないように注意する必要もあります。屋根に傷がついてしまうと、そこからすぐにサビが発生してしまうためです。金属屋根ではたったひとつの傷が寿命に影響しかねないので、塗装が終わったあとは念入りに確認してもらうようにしましょう。

金属屋根はサビが発生する前に定期的にメンテナンスしよう

金属屋根は種類が多くありますが、トタン屋根とガルバリウム屋根については定期的な塗り直しが必要です。

金属屋根はサビが発生してから塗装すると、ケレン作業に時間がかかったり、穴があいた部分を補修したりするのに手間とコストがかかります。そのため理想としては、サビが発生する前に、早め早めに塗装メンテナンスをするのがおすすめです。

金属屋根を長持ちさせるためにも、定期的な塗り直しを行うようにしてくださいね。

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