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塗装コラム

2021/02/08

モルタル外壁の特徴と仕上げの種類を詳しく解説

モルタル外壁の特徴と仕上げの種類を詳しく解説 画像

こんにちは、相模原市の外壁・屋根リフォーム専門 イエプラスです。
本日は「モルタル外壁の特徴」について解説します。

現在日本の住宅の7割にサイディングが採用されていますが、かつてはモルタル外壁が主流でした。今でも根強い支持を得ており、モルタル外壁を選ぶ人は少なくありません。

ひと口にモルタル外壁といってもさまざまな仕上げ方法があり、特徴が異なります。「どんな仕上げ方法があるのか知りたい」「特徴を知ったうえで選びたい」と考える人もいるでしょう。

そこでこの記事では、モルタル外壁の特徴と、仕上げ方法の種類を詳しく解説していきます。ご自宅にモルタル外壁を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

モルタル外壁の特徴

モルタルとは、セメントに水と砂を混ぜ合わせた素材を指します。セメントの種類を変えたり、砂以外の材料を混ぜ合わせたりすることで、さまざまな機能や仕上がりになることが特徴です。

モルタルで外壁を仕上げると、地震に強くなるメリットがあります。サイディングはボードを張り付けていくことから、どうしても継ぎ目ができてしまいますが、モルタルには継ぎ目がありません。また、壁に塗りつけられたモルタルは、乾燥すると一枚岩のように堅くなることもポイントです。

継ぎ目がないことは、台風や竜巻に強いことにもつながります。継ぎ目に強風が吹き込んではがれてしまうことが、モルタル外壁にはないのです。

さらにモルタルは、不燃材料であることから火災に強いことも特徴です。震災では火災も多く発生しますが、モルタル外壁の住宅は隣家からの燃え移りを防ぎ、避難や消火の時間を稼ぎます。

モルタル外壁の仕上げ方法の種類

継ぎ目がなく地震や火災に強いモルタル外壁は、仕上げ方法によってさまざまな表情を見せることも特徴です。

モルタル外壁の仕上げ方法は、主に以下の4種類があります。

  • リシン仕上げ
  • スコッタ仕上げ
  • 吹き付けタイル仕上げ
  • 左官仕上げ

それぞれどのような仕上げ方法か、詳しく見ていきましょう。

リシン仕上げ

リシンとは、塗料に砂や小さく砕いた砂利などの骨材を混ぜ、「リシンガン」と呼ばれる専用の器材で壁に吹き付ける方法です。比較的安価に仕上げられることから、かつてモルタル外壁の仕上げとして多く採用されていました。

塗料に骨材が含まれているためザラザラした仕上がりになり、シックで落ちついた見た目になります。ただ、表面にデコボコがあることから汚れがたまりやすく、水切れも悪いのでカビやコケなどもつきやすいことがデメリットです。

スコッタ仕上げ

スコッタは、セメントに砂や合成樹脂などを混ぜた塗料のことです。スコッタもガンを使用して吹き付けますが、職人がコテを使って仕上げることもあります。

スコッタ仕上げにすると、リシンよりも壁に厚みが出て、重厚感や高級感のある外壁になります。デザイン性が高いことから人気がありますが、リシン同様表面がデコボコしているため汚れやすく、カビやコケが生えやすいことが特徴です。

吹き付けタイル仕上げ

吹き付けタイル仕上げは、「タイルガン」と呼ばれる専用の道具を使い、塗料をスプレーのように吹き付けて仕上げる方法です。「タイル」となっていますが、一般的なタイルを使用するわけではなく、「ボンタイル」という名の塗料が多く使われていたことに由来しています。

吹き付けタイルはリシンやスコッタと異なり、骨材が含まれていないため、ザラザラすることなく滑らかな仕上がりになることが特徴です。デコボコはするものの、リシンやスコッタよりも柔らかで優しげな雰囲気の外壁に仕上がります。

左官仕上げ

リシンや吹き付けタイルなどは、スプレー式のガンを使って壁に吹き付けますが、左官職人がコテを使いていねいに仕上げる方法もあります。機械を使用しないため味があり、手作業による風合いのある壁に仕上がることが特徴です。

コテの使い方によって自由自在に模様をつけることができますが、職人の腕によって仕上がりに差が出ます。また手作業となることから、ほかの仕上げよりも費用がかかることがデメリットです。

モルタル外壁のメンテナンス方法

モルタル外壁のほとんどは、表面に塗料を吹き付けて仕上げることから、塗装メンテナンスを行う必要があります。メンテナンスの周期は使用している塗料によって異なりますが、塗料の耐用年数から考えて、10年ごとに実施するのが一般的です。

とくにモルタル外壁に手を触れたときに、チョークの粉のようなものがつく「チョーキング現象」が発生しているときには、塗料の劣化が進んでいると考えて、早めに塗り替えを検討しましょう。

塗装メンテナンスは見た目だけではなく、雨漏りを防ぐこと、結果的には家自体の劣化を防ぐことにもつながります。

家を長持ちさせるためには定期的なモルタル外壁の塗り直しをしよう

モルタル外壁は耐震性が高く、耐火性もありますが、塗装仕上げをしていることから定期的に塗り直しが必要です。

丈夫な外壁であるため塗り直しをしなくても問題ないように見えますが、気がつかないうちに塗料が劣化し、防水性を保てなくなっていることもあります。

塗料の劣化はやがて雨漏りにつながり、家自体が傷んでしまう可能性があるので、10年を目安に塗り替えメンテナンスを実施するようにしましょう。

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