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塗装コラム

2021/01/21

金属系サイディングでも塗装は必要?塗装のタイミングと塗料の選び方

金属系サイディングでも塗装は必要?塗装のタイミングと塗料の選び方 画像

一般的に、屋根や外壁は定期的な塗装メンテナンスが必要とされています。しかし、水を吸わない金属系サイディングでも塗り替えしなければならないのか、疑問に感じる方もいるようです。

「金属なんだから塗装しなくても大丈夫」

「塗装はお金がかかるからできるだけやりたくない」

このように考えていると、外壁の劣化が速く進んで、塗装ではなく張り替えしなければならなくなってしまうかもしれません。

そこで本記事では、金属系サイディングの塗装について、必要性やタイミング、適した塗料まで解説していきます。

金属系サイディングの特徴と種類

金属系サイディングとは、基材を中心として、表面に金属、裏面に防水シートを圧着することで作られた外壁材です。日本の住宅では、セメントを主原料とする窯業系サイディングに次いで、多く利用されています。

金属系サイディングは、金属であるため耐久性が高いことが特徴です。しかも薄く加工されているので軽量で、住宅の耐震性を高めるメリットがあります。

金属系サイディングには、以下の4種類のうちいずれかの金属が使用されています。

・ガルバリウム鋼板

・溶融亜鉛めっき鋼板

・アルミニウム合金

・ステンレス鋼板

これら金属を柄つけ加工し、焼き付け塗装を施したものが金属系サイディングです。

金属系サイディングにも塗装は必要なの?

窯業系サイディングは主原料がセメントと繊維質なので、塗装がなければ吸水してしまい劣化することは納得できます。しかし、金属なら水を吸わないから塗装しなくてもいいのでは…と思いがちです。

確かに金属系サイディングは、防水性は高いことが特徴ですが、金属である以上、長く水分に接しているとサビてしまいます。表面に張られた金属を、直接水に触れないようにするために、表面塗装が必要なのです。

金属系サイディングを塗装するタイミング

金属系サイディングは、10年を目安に塗り替えることが推奨されています。それは、金属系サイディングに塗られている塗料の耐用年数が、10年程度であることが理由です。

ただし、環境によっては、劣化が速く進むこともあります。たとえば住宅が海に近ければ塩害の心配がありますし、国道や鉄道が近くても、外壁についたホコリが水分を呼ぶため比較的サビが出やすいとされています。

そのため金属系サイディングは、塗料の耐用年数にかかわらず、以下のような劣化症状を発見したら、早めに塗り直しをすることが大切です。

色あせや変色

金属系サイディングの色あせや変色は、表面に塗られた塗料が紫外線により劣化して、含まれている顔料が分解されることで起こります。以前よりも色が薄くなってきたと感じたら、塗り直しを検討しましょう。

チョーキング現象

外壁を触ると塗装の色の粉がつくことを、チョーキング現象といいます。色あせからさらに劣化が進んでしまった状態なので、チョーキング現象が発生したらできるだけ早く塗り直しが必要です。

白サビや赤サビの発生

白サビや赤サビが発生している金属系サイディングは、もはや塗装が金属を守り切れないぐらい劣化しています。放置しているとサビが広がり、サイディングに穴があいてしまう可能性もあります。早急に外壁塗装業者に連絡をとり、対策を講じましょう。

金属系サイディングは塗装が劣化する前のメンテナンスが重要

金属系サイディングにおいては、塗装は防水のためというよりも、金属をサビさせないことが目的です。金属がいったんサビてしまうと進行が速く、どんどんサビが広がってしまいます。

そうなると塗装前にサビを落とす手間とコストが発生し、最悪の場合サビが落とせず張り直しになってしまう可能性もあるでしょう。金属系サイディングは、塗装が劣化してからではなく、劣化する前のメンテナンスが長持ちさせるコツなのです。

金属系サイディングに適した塗料の選び方

金属系サイディングに使用できる塗料は、グレードによって以下のように耐用年数が異なります。

塗料 耐用年数
アクリル塗料 約5〜7年
ウレタン塗料 約8〜10年
シリコン塗料 約10〜15年
フッ素塗料 約15〜20年

表からわかるように、塗料が安価であれば耐用年数は短く、価格が上がるほど耐用年数は長くなります。

外壁塗装の費用は、どの塗料を使用するかによって異なるため、安価な塗料を選べばトータルコストは安くつきます。しかし、塗り替えコストが安くついても、塗り直しの周期が短くなれば、長い目でみたときに結局高くつくことにもなりかねないため注意が必要です。

また、外壁塗装をするときには足場を組みますが、同時に屋根塗装も行えば、足場代を節約できます。屋根塗装も、メンテナンス周期は塗料の耐用年数によるため、同じタイミングであわせて実施するのがおすすめです。

金属系サイディングを長持ちさせるなら早めの塗り替えをしよう

金属系サイディングは、素材そのものは防水性が高いことが特徴ですが、金属である以上「サビ」の心配はつきまといます。耐久性が高い金属系サイディングですが、サビを発生させないよう、塗装が劣化する前に早めの塗り替えを心がけることが大切です。

塗装が劣化してしまうとサビが発生し、サビ落としや張り替えが必要になってしまうかもしれません。色あせしている、チョーキング現象が発生しているなどが気になるときには、早めに塗装メンテナンスを相談するようにしてください。

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