屋根の隙間を埋めない方がいい理由
こんにちは!イエプラスのスタッフです!
みなさんは、屋根の隙間を埋めるリフォームというのを聞いたことがありますか?
屋根の隙間を埋めるとなんとなく雨漏りしにくくなるような気がしてよさそうな気がしますよね。
ですが実際はそうでもなく、かえって雨漏りしやすくなり逆効果なのでおすすめしません。
そこで今回は、なぜ屋根の隙間を埋めるとよくないのか、その理由について詳しく解説します。
もくじ
屋根は隙間があるのが普通
屋根に隙間があっても雨漏りしない理由
屋根の隙間をなくすとどうなるか
縁切りとタスペーサー
屋根の構造とメンテナンスの必要性
各部の耐用年数
屋根のリフォームはイエプラスにお任せください
屋根は隙間があるのが普通
まず事実として、屋根は隙間があるのが普通です。
これは明確な意図でそうなっているため、隙間があるのが正常な状態です。
隙間があったら雨水や湿気が入り込んで雨漏りしたり、内側の木が腐ったりするんじゃないかと思われるかもしれません。
しかし実際はまったく逆で、隙間がある方が雨漏りや構造部の劣化が起きにくくなります。
これは感覚的に違和感があると思います。
ではなぜ隙間があった方が雨漏りしにくくなるのでしょうか。
屋根に隙間があっても雨漏りしない理由
屋根の間に隙間があるのは、実は水はけを良くするためです。
屋根は単に屋根材を家屋の上部に固定しているわけではなく、その下に改質アスファルトルーフィングなどの防水シートが張ってあります。
この防水シートが屋根の隙間から入り込んだ水を弾いて下に流すため、雨水が内側に染み込んだり湿気が溜まったりしないのです。
防水シートは劣化するものなので、耐用年数を超えて放置しすぎると内側に水が染み込んで雨漏りしますが、劣化が進んでいない状態なら雨水が染み込むことはまずありません。
だから屋根に隙間があっても雨漏りしないのです。
屋根の隙間をなくすとどうなるか
屋根に隙間があることで逆に雨漏りしにくくなる理由はなんとなく掴めたかと思います。
ですがここで次のような疑問が湧くかもしれません。
「雨水が下に流れた方がいいなら、隙間をすべて埋めてしまえばいいのでは?」
これは一見正しいように思えますが、実際は様々な問題があるため上手くいきません。
隙間をすべて埋めて屋根の表面で雨や湿気をシャットアウトできれば結果は同じになるような気がします。
わずかな隙間も残さず完全に埋めることができ、屋根が劣化や破損をしないのなら可能かもしれません。
ですがそれは現実的に難しいですし、何らかの原因で水が内側に侵入してしまったときに対処できなくなります。
たとえばスレート屋根が割れた状態を考えてみます。
スレート屋根は下の列に半分ほど重ねる形で施工しますから、実質二段構えになっています。
そのためスレートの一部が割れても下の屋根が雨水を弾いて流してくれますし、内側に入り込んだ雨水も防水シートが弾いて流しますから、簡単に雨漏りはしません。
ですが隙間を完全に埋めてしまうとスレートが重なる部分にポケットができ、割れた部分から入り込んだ雨水や湿気がそこに溜まってしまいます。
こうなると屋根と防水シートの間に水分が溜まりやすくなり、防水シートの劣化が早まって雨漏りしやすくなります。
このように、屋根は不具合が生じても防水性能が大きく落ちないよう、考えて設計されています。
ですので、屋根の隙間を埋める工事は無駄どころかむしろ逆効果になります。
縁切りとタスペーサー
この屋根の隙間を作るのには「縁切り」という作業が必要になります。
縁切りは、スレート屋根を塗装した後、塗料で埋まってしまった隙間をカッターナイフで切っていく作業です。
なかなか手間のかかる作業ですが、これをしないと水がスムーズに流れなくなります。
カッターで縁切りする他に、タスペーサーという金具を使って縁切りすることもできます。
タスペーサーは縁切り用の曲げた金属で、これを屋根と屋根の間にはめ込むことで隙間ができます。
屋根の構造とメンテナンスの必要性
ここまでで、屋根の隙間には意味があり、隙間を埋めるとかえって雨漏りしやすくなる理由がおわかりいただけたと思います。
あとは屋根の各部の劣化が進んだタイミングで忘れずにリフォームすれば雨漏りのリスクは抑えられます。
メンテナンスは家を建てたハウスメーカーや工務店、地域のリフォーム会社などの定期検査、定期メンテナンスを利用するのが確実です。
各部の耐用年数
参考までに、各部の耐用年数の目安は以下の通りです。
屋根材
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スレート:20~25年
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アスファルトシングル:15~20年
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ガルバリウム鋼板、SGL鋼板:20~30年以上
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日本瓦:50年以上
防水シート
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アスファルトルーフィング:10~20年
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改質アスファルトルーフィング:20~30年
塗料
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アクリル:5~8年
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ウレタン:7~10年
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シリコン:10~13年
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ラジカル:12~15年
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フッ素、光触媒:15~20年
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無機:15~25年
これらはあくまで目安なので、環境によって前後します。
不安な場合はリフォーム会社に調査を依頼して確認しましょう。
屋根のリフォームはイエプラスにお任せください
屋根の隙間は屋根の水はけを良くして雨漏りを予防する効果があるので、隙間を埋めるのは逆効果になります。
また何らかの原因で隙間が埋まってしまっている場合、タスペーサーなどを使って隙間を作る必要があります。
イエプラスは屋根のリフォームを専門とするリフォーム会社です。
室内の不自然な湿度の増加など、雨漏りの兆候が見られる場合はお問い合わせください。
原因を調査して適切に修繕いたします。
その他、各種リフォームの無料見積りも承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根、外壁のリフォームをお考えの方はぜひご相談ください。