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塗装コラム

2022/07/21

外壁塗装に必要な職人の人数はどれくらいが妥当か?

外壁塗装に必要な職人の人数はどれくらいが妥当か? 画像

こんにちは。イエプラススタッフです!

今週末は今年2度目の梅雨明けだそうです!!

激しい雨も暑さもどちらもあまりうれしくはないですが、晴れていた方がやはり気持ちがいいですね^^

外壁塗装工事にかかる費用のうち、約3分の1が人件費(職人の手間賃)と言われています。

手間賃を下げれば施工費も下げることができるのですが、不用意に手間賃を下げてしまうと施工不良の恐れがあります。

では、1棟の戸建て住宅の外壁塗装工事に関わる職人の必要人数はどれ位なのでしょうか。

これがわかれば、どの程度が適正価格なのかがおおよそわかるようになります。

そこで今回は、「外壁塗装工事にかかる職人の数」について詳しく解説していきます。

目次

・外壁塗装工事における手間賃とは?

・外壁塗装の工程内容と職人の必要人数

・環境や劣化度合いによって必要人数は変わってくる!

・外壁塗装における手間賃はどのくらい?

・まとめ

外壁塗装工事における手間賃とは?

外壁塗装工事における手間賃は、「人工(にんく)」といわれる単位をもとに計算されます。

人工とは作業量を表現する際に使われる単位のひとつで、1人工とは一人の職人が1日で作業できる量のことをいいます。

ある作業を行うのに一人の職人が丸1日かかる場合、その仕事量は1人工とされます。

それが仮に10日かかるとすれば、10人工になります。二人の職人で5日かかる仕事も、同じ10人工です。

また、半日の作業であれば、半人工、0.5人工などといわれることもあります。

つまり、「工事に関わる職人の数」×「作業日数」=人工数ということです。

人工数は工事費の原価計算において非常に重要な数字です。

これをもとに見積書や内訳明細書などが作成され、工事費は「工事に関わる職人の数」×「作業日数」×「職人の手間賃」から算出されます。

ただし、1人工あたりの手間賃(日当)の相場は地域によっても異なるため注意が必要です。

外壁塗装を行う上で、どの工程にどのくらいの人工数が必要なのかをある程度知っておくと、見積金額が適正かどうかを見極めるのに役立ちます。

外壁塗装の工程内容と職人の必要人数

外壁塗装工事には様々な工程がありますが、作業工程ごとに必要になる職人の数には適切な人数があります。

作業内容に対して職人の数が少なすぎても多すぎても、予定通りに工事が進まず、かえって工期が遅れてしまう場合があります。

それでは、外壁塗装の各工程でどれくらいの数の職人が必要になるのかを見ていきましょう。

足場の組み立て

足場の組み立てには、足場材の搬入から運搬、組み立て、飛散防止用ネットの取り付けまでが含まれます。

一般的な2階建ての一戸建住宅であれば、通常1日で作業を終了するように職人を配置します。

足場の組み立て作業には危険がともない、また重たい資材を扱います。

安全に組み立て作業を行うためには最低でも3人程度は必要です。

高圧洗浄

高圧洗浄機を使用して、塗装する部位を洗浄します。

1人での作業も可能です。

洗浄作業は半日程度で終了しますが、洗浄してから塗装面が十分に乾燥するまでは塗装作業にとりかかることはできません。

下地処理

塗装を始める前に、塗装する面のひび割れ補修やケレン、必要に応じてシーリングの打ち替えや打ち増しなどを行います。

既存の外壁の劣化度合いや状態によって作業内容が異なるため、現場によって作業人数に差が出ます。

状況に応じて最適な人数が異なるため、大体2人~5人程度だと思っておきましょう。

養生

塗料が飛散しない様に、窓や玄関ドアなどの開口部、エアコン室外機、給湯器、雨樋等の塗装しない部分などを、マスキングテープやビニールシートなどで覆います。

ほとんどが1人で行うことが多い作業ですが、1日以内で終了するように人員配置を行います。

外壁塗装

塗装作業は、通常2人以上で行います。

外壁塗装は足場の上での高所作業になるため、万が一の転落事故に備えて必ず2人以上で行うルールを定めている業者もいます。

また、塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本で、それぞれの工程の間には作業を行わない養生期間(乾燥時間)が必要になるため、1日にたくさんの職人を配置しても工期短縮につながるとは限りません。

雑部塗装

必要に応じて、雨樋、雨戸、破風板、軒天、木部、鉄部などの雑部塗装を行います。

1~2人程度で作業するケースが多いです。

足場解体

最後に足場を解体し、敷地内を清掃して作業終了です。

最低でも2~3人で、半日程度の作業になるのが一般的です。

以上がおおまかな工程になりますが、全体工期は9日~10日間程度かかるのが一般的です。

これに加えて屋根塗装も行う場合には、さらに3~4日必要になります。

また、天気による遅延等も考えられるので、余裕のある工期を設定しておきましょう。

そして上記から、外壁塗装工事の期間中には足場工と塗装工とで、最低でも延べ15人~20人程度の職人が必要になることがわかると思います。

環境や劣化度合いによって必要人数は変わってくる!

あくまでも一般的な住宅を標準的な職人が作業を行うケースをご紹介しました。

工事費の相場価格と呼ばれているものは、これらをもとに算出されたものと考えてOKです。

しかし実際には、劣化度合いや建物の仕様の違いなどで作業の量や難易度が上がる場合もあります。

そうなると人工数も増やさなければいけません。

中には同じ大きさの一般の家と比べて、2倍以上の手間がかかる家も存在します。

また、職人の中でも経験による技術差があるため、一括りするわけにもいかないのが現実です。

現場によって、また職人の腕によっても、適正な人数は変わってくることを知っておきましょう。

外壁塗装における手間賃はどのくらい?

外壁塗装に必要な職人のおおよその人数がわかったところで、次に職人の手間賃が気になると思います。

最初に述べたように職人の手間賃には地域性があるので、地域によって大きく異なります。

また、給料制の場合と日当制の場合とでも異なるため、一律いくらというものはありません。

国土交通省の公共工事の労務単価や、厚生労働省の調査結果などによると、塗装工の全国平均日当はおよそ13,000円~15,000円前後が目安だそうです。

ただし、首都圏(1都3県)での平均日当はこれよりも高く、15,000円~18,000円程度となっています。

これらはあくまでも職人に直接支払われる金額なので、塗装業者の見積金額とは異なるため注意が必要です。

しかし、これらの情報をもとに見積書の金額をチェックしてみると、その金額がおおむね妥当なものなのかどうかを判断できるようになります。

まとめ

今回は外壁塗装に必要な職人の人数はどのくらいが適正かというお話をさせていただきました。

これを把握しておく事で、外壁塗装業者の見積書が適正価格なのかどうかを判断できるようになるだけでなく、工事の品質管理にも役立つことを理解していただけたかと思います。

ただし、今回ご紹介したのはあくまで平均的な目安の数字です。

実際には現場の環境や劣化具合によって、必要な人工数は変わってきますので注意が必要です。

職人の人数は多すぎても少なすぎても、工期に影響が出てくる恐れがあります。

それだけでなく、転落やけがの危険も増します。

もし職人の人数に疑問を感じたら、施工してくれる外壁塗装業者に確認をしてみましょう。

信頼できる業者であれば、どの作業にどのくらいの人数が必要かを詳細に話してくれるはずです!

是非聞いてみてくださいね。

イエプラスでは、そんな定期的なメンテナンスに必要な『無料調査』『無料見積』を行っています。

どこに依頼をしようか悩んでいる方もお気軽にお問合せください!

どこで不具合が起きているのか?これは修理を依頼した方がいいのか?など疑問に思うことがありましたら一緒に確認して適切な工事をご提案させていただきます。

 

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