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塗装コラム

2021/01/29

雨樋(あまどい)が壊れる原因とは?対策もあわせて解説

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こんにちは、相模原市の外壁・屋根リフォーム専門 イエプラスです。
本日は「雨樋(あまどい)の対策」について解説します。

雨樋(あまどい)は、屋根から流れ落ちる雨を受け止めて地面に流す役割をする装置です。住宅のなかでは目立たず地味な存在ですが、雨樋が壊れてしまうといろいろなトラブルが発生します。

しかし「そもそも雨樋ってどんな理由で壊れるの?」「破損したらどうしたらいいの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、雨樋が壊れる原因と対策を、破損を放置するとどうなるのかまで含めて解説します。

雨樋(あまどい)の部位

「雨樋」と一口に言っても、実は多くのパーツからできています。まずは雨樋の部位ごとの名称をチェックしておきましょう。

名称 役割
軒樋(のきどい) 屋根に沿って配置され、屋根から流れてくる雨水を受け止める部位です。集水器に効率よく水が流れるよう、少し傾いて取り付けられています。
集水器 軒樋から流れてきた水を、下水や地上に流すために集める部位です。
曲がり 屋根のコーナーに取り付ける直角に曲がった部位です。
呼び樋(よびどい) 集水器と竪樋の間に設置する傾きをつけて雨樋を流す部材です。
エルボ 竪樋に角度をつけたいときに取り付ける部材です。
竪樋(たてどい) 壁に沿って縦に取り付ける装置です。軒樋→集水器→呼び樋を通ってきた雨水を下水や地面まで運びます。
つかみ 雨樋を壁に設置するための金具です。

雨樋(あまどい)が壊れる原因別対処法

ここからは、雨樋が壊れてしまう原因と対処法を紹介します。

ゴミが詰まっている

雨樋にゴミが詰まって雨水の流れが悪くなると、壊れてしまう原因になります。なかでも集水器と竪樋は、ゴミがたまって詰まりやすくなる箇所です。

ゴミが詰まることで雨樋に水が流れが悪くなってしまうと、雨樋から水があふれて普段は雨水が入らない軒裏などに水が回ってしまう可能性があります。劣化が進んでいた場合には、豪雨などで雨樋に水圧がかかるとヒビ割れが発生することもあります。

雨の日に竪樋から水があふれてしまっていると、ゴミが詰まっているサインです。ゴミを取り除き、枯れ葉などが詰まらないよう定期的に点検を行いましょう。

経年により劣化している

雨樋は屋根や外壁と同じように屋外に設置されているので、紫外線を浴び続けることで経年により劣化します。雨樋の寿命は15年から20年と考えておくようにしましょう。

経年劣化している場合には、新しいものに取り換えることをおすすめします。塩化ビニール製の雨樋は安価ですが紫外線に弱く、変色したりもろくなって割れたりしてしまいます。

近年は紫外線に強い塩化ビニール以外の合成樹脂製のものや、ガルバリウム鋼板を使ったものなど、耐久性が高い雨樋も増えているので検討するといいでしょう。

雨樋(あまどい)の傾きが正しくない

雨樋は効率的に集水器に水を集めるよう、傾きをつけて取り付けられています。しかしゴミや雪の重みがかかった、あるいはつかみが緩んだりゆがんだりしたときには、傾きが狂って雨水が流れなくなってしまいます。

雨樋の傾きは、急すぎると集水器に勢いよく水が集まりすぎてあふれてしまうこともあるので注意が必要です。傾きの調整やつかみの点検・交換は、業者に依頼するのがおすすめです。

雨樋(あまどい)の継ぎ目が破損している

雨樋は継ぎ目を「曲がり」や「エルボ」などの部品で繋いでいますが、経年劣化や接着の不良が原因で外れてしまうことがあります。

継ぎ手が外れているだけであれば、雨樋専用の接着剤を使用して接着しなおすだけで大丈夫です。雨樋専用接着剤は、ホームセンターなどで購入できます。

雨樋の継ぎ手の部材が破損している場合は、基本的に同じメーカーの、同じ型番のものを取り寄せなければなりません。応急処置として別メーカーのものを、熱を加えて使用することもありますが、プロでないと難しい作業になるので、修理を依頼しましょう。

雨樋(あまどい)を修理しないと発生する問題

雨樋は屋根から落ちてくる雨水を集め、スムーズに下水や地面に流すための装置です。そのため破損を修理しないでおくと、壊れた箇所から雨水が大量にあふれたり、軒から直接雨水が壁に流れ落ちたりすることになります。

大量の雨が直接壁に流れるようになると、壁の劣化が早まってしまいます。軒下から雨が壁の裏に入り込んでしまった場合には、雨漏りが発生することにもなりかねません。

雨樋は地味で目立たない存在ですが、家を守る大切な役割を果たしています。壊れているのを発見したら、早めに修理することが大切です。

雨樋(あまどい)は定期的に点検・修理しよう

雨樋は、詰まっていないか、つかみが外れている箇所がないかなど、少なくとも年に1度は家の周りを歩いて確認することが大切です。

雨樋のゴミを取り除くなど自分でできることもありますが、高所作業になるため、基本的には業者に依頼しましょう。劣化が進み交換を検討するときには、屋根や外壁塗装のタイミングとあわせると、足場代を節約できるのでおすすめです。

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