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塗装コラム

2022/08/18

塗料の「1液型」と「2液型」の違いとは?どっちを選べばいいの?

塗料の「1液型」と「2液型」の違いとは?どっちを選べばいいの? 画像

こんにちは。イエプラススタッフです!

お盆も明けると、朝ドアを開けた時にすこし涼しく感じますね。

暑くも寒くもないこの朝の感じが好きで、ときどき散歩したくなります。

さて、塗料には「1液型」と呼ばれるものと「2液型」と呼ばれる種類があることをご存知でしょうか?

専門業者がおすすめしているのは大体2液型の塗料ですが、もしご自身で塗料を選ぶとなった際には迷ってしまうかもしれませんよね。

そこで今日は、塗料における「1液型」と「2液型」の違い、それぞれのメリット・デメリットについて詳しくお話します。

目次

・塗料における「1液型」と「2液型」とは

・「1液型」のメリット・デメリット

・「2液型」のメリット・デメリット

・塗料の選び方

・まとめ

塗料における「1液型」と「2液型」とは

塗料における「1液型」「2液型」の大きく違う部分は、「使用時に必要な材料の缶の数」です。

「1つの缶の液体だけで塗料として使用できるか」、「2つの異なる缶の液体を組み合わせて塗料として使用するか」で分類されます。

1液型

主剤塗料+希釈剤(水又はシンナー)

主剤塗料を薄めて塗装する。

2液型

主剤塗料(缶1)+硬化剤(缶2)+希釈剤(水又はシンナー)

塗装をする直前に主材と硬化剤を混ぜ合わせて初めて塗料となる。
そこにさらに希釈剤(水又はシンナー)入れて塗装する。

水性塗料の場合は塗装する際に希釈剤として水を混ぜます。

油性塗料の場合は希釈剤にシンナーを混ぜます。

「ウレタン」「シリコン」「フッ素」「無機」の塗料のグレードに、それぞれ「1液型」と「2液型」があります。

そのため塗料を選ぶ際は、

①塗料のグレード

②水性か油性

③「1液型」か「2液型」

という流れで塗料を選択していくのが一般的です。

「1液型」のメリット・デメリット

メリット

・塗料の価格が2液型よりも比較的安い

・硬化剤を混ぜる手間が省ける

・塗料が固まるまでの時間が長いため、作業がしやすい

デメリット

・乾燥時間が長いため、人通りが多い所では不向き

・耐久性が低い(特殊塗料は除く)

・塗り重ね時、2回目の塗装時に塗料を溶かしてしまうことがある

・塗装できる建材が限られる

「2液型」のメリット・デメリット

メリット

・1液型よりも耐久性が高い(特殊塗料は除く)

・原色系などの色落ちしやすい塗料でも、色持ちが良い

・1液型に比べて乾燥塗膜が強靭なので、摩耗等に強く、重ね塗りもしやすい

・高耐久なので、ランニングコストで計算すると1液型に比べて費用が安くなる場合がある

・乾燥時間が比較的早い

・金属部分にも塗装ができる

デメリット

・使用する分の塗料を混ぜ合わせないといけないため、作業効率が悪い

・夏場は気温の影響で乾燥が極端に早くなるため、希釈後はなるべく早く使い切らなければならない

・1液型に比べて塗料単価が高い

・1液型に比べて匂いが強いタイプがある

それぞれの違いを表にまとめてみました。

できるだけ長い間外壁を保護したい、出来るだけ安く工事を済ませたい、など、それぞれの要望に合わせて適切なタイプの塗料を選びましょう。

1液型 2液型
価格 安い 高い
耐久性 低い 高い
使用感

使いやすい
撹拌などの手間が不要

固まりやすい
撹拌などの手間がかかる

施工可能建材

コンクリート
サイディング
モルタル

コンクリート
サイディング
モルタル

ALC・GRC
メッキ・アルミ・ステンレス
使用可能時間 ある程度作り置き可能 混ぜ合わせたその日中

塗料の選び方

塗料の選び方について、迷われている方におすすめの選び方をご紹介します。

手軽に塗装がしたい人には「1液型」

手軽に塗装したい方は「1液型」の塗料がおすすめです。

価格が安く、手間をかけずに使用することができるため、DIYでの塗装によく使用されています。

自分で小さい椅子や棚などを塗装する際などは、「1液型」塗料を選ぶと良いでしょう。

より長持ちさせたいという人には「2液型」

塗装を長持ちさせたい方は「2液型」の塗料がおすすめです。

「1液型」よりも価格が高く手間もかかりますが、強固な塗膜を作ることができます。

ただし、硬化剤をきちんと測って、十分に混ぜて塗装することが重要になるので、丁寧に作業する必要があります。

時間をかけても長く持たせたいという方は「2液型」の塗料を選びましょう。

ただし、下地の状態や金額面での兼ね合いでも変わってくるためどちらがいい!と断言することはできません。

また、長期的な費用を抑えたいという方には、耐久性の高い「2液型」をおすすめします。

「2液型」であれば金属にも塗装することができるので、広範囲の施工も可能です。

ただし、「2液型」の塗料を塗装する場合は、しっかりとした経験や施工方法が必要になります。

専門業者に塗装をお願いする場合は、「2液型」を使用してもらうようにしてください。

(専門業者の場合はほとんどが「2液型」だとは思いますが!)

まとめ

今回は、塗料における「1液型」と「2液型」の違いについて詳しく解説しました!

絶対にどちらが良い!というわけではなく、用途や塗るものの素材によって最適な塗料を選ぶようにしましょう!

DIYなどで、手軽に家具の塗装をおこないたいという場合には、価格も安く手間のかからない「1液型」がおすすめ。

長持ちさせたい部分や、屋外の塗装(ウッドデッキや外壁・屋根など)には、しっかりと「2液型」の塗料を使用して、専門業者におまかせすることをおすすめします!

塗装を検討されている方は、是非一度、専門業者に確認をしてもらい、下地素材と要望に適した塗料を選んでもらうようにしましょう!

中には、「何液型」を使用するかどうかをきちんと事前説明をしない業者もいます。

何液型を塗料を使用するのかは、施行前に必ず確認をしましょう。

もし理由なく「1液型」を使用するような業者でしたら、その業者にお願いするのはやめておいた方が◎です!

業者に塗装を頼む際は、必ず相見積もりを取るようにしてくださいね!

イエプラスでは、そんな定期的なメンテナンスに必要な『無料調査』『無料見積』を行っています。

どこに依頼をしようか悩んでいる方もお気軽にお問合せください!

どこで不具合が起きているのか?これは修理を依頼した方がいいのか?など疑問に思うことがありましたら一緒に確認して適切な工事をご提案させていただきます。

 

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