実際の仕上がりと違う?色見本から外壁の色を選ぶときの注意点とは?
こんにちは。イエプラススタッフです!
外壁塗装で使われる『色見本』と呼ばれるものを見たことがありますか?
たくさんの色の中から好きな色を選ぶことができます。でもいろいろな色があるので
「たくさんありすぎて選べない」や「逆に何色を選べばいいのかわからない」などのお声をいただきます。
また色見本と実際の仕上がりが違うのは本当なの?というご相談もよくお聞きします。
そこで今回は色見本と実際の仕上がりが違うのは本当なのか?というテーマでお話していきたいと思います。
目次
・色見本には2種類あるのは知っていますか?
・なぜ実際の仕上がりと色見本の色が違うのか?
・具体的な色選びとは?
・まとめ
色見本には2種類あるのは知っていますか?
塗装メーカーが出している色見本
各塗装メーカーは塗料の種類別にカタログを作っています。
お客様にはそのカタログに掲載されている色のサンプルを見ながら希望の色を探します。
多くのカタログは紙で作成されているため、時間の経過とともに変色してしまいます。そのためカタログには有効期限が決められているのです。
日塗工が出している色見本
日本塗料工業会が販売している色見本があります。「色見本帳」と呼ばれています。
約360種類の色のサンプルをすべて見ることができる色見本なのです!
ただし注意点としては、載っているすべてに対応している塗料はないということです。実際には塗料が対応していないものもあります。
カラーシミュレーション
カラーシミュレーションは、スマホやタブレットを使い塗装後のイメージを作成するものです。
塗装メーカーのホームページで使用することができるのでとっても手軽!
配色などのイメージも湧きやすいでしょう。
こちらの注意点としては、スマホやタブレットのディスプレイごとに見え方が違っていたり外壁の凹凸感やツヤ感が確認できません。
ですのでカラーシミュレーションは配色のイメージを固めるために使いましょう。
なぜ実際の仕上がりと色見本の色が違うのか?
同じ色の塗料を使っているのになぜ見え方が違ってくるのでしょうか?
要因は2つあります。早速見ていきましょう!
面積効果の影響
面積効果とは、同じ色でも面積が大きくなるにつれて彩度が上がって見え、同時に明度も高くなる効果のことを言います。
つまり外壁などの大きな面積に塗ると、明るい色はさらに明るく、暗い色はより暗く感じられるのです。
この影響があるため完成後に思ったよりも派手に感じたり、こんなに濃い色だったかな?と感じやすくなります。
室内と屋外
もう1つ要因があります。それは室内と屋外の違いです。
室内では蛍光灯により明るさが保たれています。
蛍光灯って実は白色に見えて実は青みがかっているのです。ですので室内で太陽の下で見える印象を再現することは難しいのです。
また屋外でも、日向と日陰、晴れと曇りでも見え方が変わってきます。
色を選ぶときはなるべく晴れた日を選んで屋外でどのように見えるのかを確認しましょう!
具体的な色選びとは?
どんな印象にしたいかを決める
まずはざっくりとこんな色がいいかなーという感じに大体の印象をイメージしておきましょう。
色見本の中から選ぼうと思ってもなかなか決まらないことが多いです。
頭の中のイメージ、色や方向性を決めておくことが色選びではポイントです。
イメージに近い近所の建物を探す
外に出て近所の建物をぶらぶら散歩がてら眺めてみることもオススメです。
思い描いているイメージに近い建物があれば色見本と比べてたりして決めていきましょう。
色見本とカラーシミュレーションは参考程度に
これまで紹介した通り、色見本やシミュレーションと実際の仕上がりでは見た目が変わってきます。
もちろん色見本やシミュレーションはとても手軽に便利な点があります。
でも実際の凹凸やツヤ感など確認できないといった所を考慮して参考として利用するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
外壁の色選びは、一見簡単そうに見えて難しい作業です。
初めて外壁などの塗り替えを行う際には、色見本と同じよう見え方にならないということを覚えておきましょう。
また業者さんに伝えやすいようにイメージに近い建物などあるとなお良いでしょう。
色選びにお困りの際はぜひイエプラスにご相談ください!
イエプラスでは、定期的に必要なメンテナンスを無料で行っております。
どこに依頼をしようかなと迷っている方もお気軽にお問合せください!
今回お話したような「どんな塗料がオススメなの?」など少しでも疑問に思うことがありましたらお話をお聞かせください。
あなたのライフスタイルに合ったご提案をさせていただきます!