外壁・屋根リフォームを得意とした

相模原市のリフォーム会社です。

相談無料 042-705-2152

【受付時間】9:00~18:00  定休日:木曜

  • インスタグラム

メニューを開く

blog

メガメニュー を開く

メガメニュー を閉じる

現場から

2023/07/18

雨漏りの原因と修繕方法

雨漏りの原因と修繕方法 画像

こんにちは!イエプラスのスタッフです!


 

このところ全国的に大雨の被害が出ています。

神奈川も先月、大雨による被害がありましたね。


 

住宅の劣化が進んでいると大雨の日に雨漏りすることがあります。

今回はその雨漏りについて、改めてその原因と修繕方法をまとめていきたいと思います。


 

もくじ

雨漏りのメカニズムと主な原因

屋根、外壁、窓の雨漏りの原因と修繕方法

 屋根の雨漏り

 外壁の雨漏り

 窓の雨漏り

雨漏りの原因を特定する方法

雨漏り修繕における注意点

雨漏りの修繕はプロに依頼しよう


 

雨漏りのメカニズムと主な原因

雨漏りは雨水が建物のどこかから漏れ出し、防水機構を超えて家の中まで侵入することによって起こります。

雨漏りというと屋根を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、壁や窓のサッシ、給排水管の隙間から水が浸入するケースも少なくありません。


 

雨漏りの主な原因は、以下のようなものが考えられます。

・屋根の劣化や破損

・外壁の劣化やひび割れ

・窓のサッシの劣化

・ベランダ床の防水層の劣化

・給排水管の隙間

・天窓からの浸水

・雨樋の詰まりや破損

・雨水の逆流

・結露


 

これらの原因は経年劣化や地震・風災によるダメージの蓄積、ゴミによる排水路の詰まりなどによって生じます。

なお雨漏りの原因を特定するためには専門知識が必要であり、自分で修理することは難しいため、原因の調査は専門の業者に依頼する必要があります。



 

屋根、外壁、窓の雨漏りの原因と修繕方法

ではここからは特に多い屋根、外壁、窓の雨漏りの原因と修繕方法について、簡潔にまとめていきます。


 

屋根の雨漏り

屋根の雨漏りは、屋根材の劣化や破損、雨樋の詰まりや破損、屋根の板金の異常などが原因で起きます。以下に、屋根の雨漏りの原因と修繕方法を解説します。


 

原因

1、屋根材の劣化や破損

屋根材が劣化すると雨水が浸入しやすくなります。

また屋根材が割れたり欠けたりすると、雨水が直接屋根裏に入り込むことがあります。

屋根材の劣化は塗装によって緩和できるので、劣化の進行を抑えるために定期的な塗り替えが重要になります。


 

2、雨樋の詰まりや破損

雨樋が詰まると雨水が正しく排水されず屋根にたまり、屋根材の下に浸入することがあります。

また雨樋が破損している場合も、同様に上手く流れず浸水する場合があります。


 

3、屋根の板金の異常

板金は屋根の頂部や縁を保護する部品です。

板金に曲がりや破損がある場合、それによって生じた隙間から雨水が浸入しやすくなります。

また板金の異常や施工不良がある場合、雨水が直接屋根裏に入り込むことがあります。


 

修繕方法

1、屋根の葺き替え

屋根材が劣化している場合、必要に応じて葺き替えをします。

部分的な割れが原因の場合は割れた箇所を、全体が経年劣化で限界に近い場合は全体を葺き替えます。

その際、屋根の内側にある防水シート、野地板、下地の劣化が見られる場合はそれも交換します。


 

2、雨樋の修理

雨樋が詰まっている場合は清掃が必要になります。

また破損している場合は、修理するか交換する必要があります。


 

3、屋根の板金の修理

屋根の板金に異常がある場合、修理または交換が必要になります。


 

外壁の雨漏り

外壁の雨漏りは、屋根と同様に様々な原因が考えられます。

外壁の雨漏りは屋根に比べて原因の特定が難しく、雨水の侵入箇所も多岐に渡ります。

以下に、外壁の雨漏りの主な原因と修繕方法を解説します。


 

原因

1、シーリング材の劣化や剥がれ

シーリング材は、窯業サイディングの外壁などで、外壁材の接合部の隙間を埋めるものです。

外壁材の接合部に使用されているシーリング材に劣化や剥がれが起きると、雨水が侵入する可能性があります。


 

2、外壁材の劣化やひび割れ

外壁材が経年劣化や気候の影響で劣化し、ひび割れが生じると、雨水が浸入する可能性があります。


 

3、開口部の劣化や施工不良

窓やドア、ベランダなどの開口部の周辺に施工された防水処理やシーリングが劣化している場合、雨水が浸入する可能性があります。

また施工不良による隙間や欠陥も雨漏りの原因となります。


 

修繕方法

1、シーリング材の補修

シーリング材が劣化したり剥がれている場合、古いシーリング材を除去して下地処理をしたあと、新しいシーリング材で補修します。


 

2、外壁材の修理または交換

外壁材に劣化やひび割れが見られる場合、ひび割れを起こしている箇所にシーリング材を充填するなどして割れを埋めます。

よほど酷い状態でない限り、外壁材そのものを交換する必要はありません。


 

3、開口部の防水処理の補修

開口部の周辺の防水処理が劣化している場合は補修する必要があります。

ここでもシーリング材で補修できる場合が多いです。



 

なお定期的なメンテナンスや外壁塗装の施工も雨漏りの予防に役立ちますので、塗装の劣化が見られる場合は再塗装をする必要があります。


 

窓の雨漏り

窓の雨漏りは窓枠やサッシの劣化、防水処理の不備、シーリング材の劣化などが原因となります。

以下に、窓からの雨漏りの主な原因と修繕方法を解説します。


 

原因

1、窓枠やサッシの劣化

窓枠やサッシが劣化すると、隙間ができて雨水が侵入しやすくなります。

また窓枠やサッシ自体にひび割れが生じると、そこから雨水が直接室内に入り込むことがあります。


 

2、防水処理の不備

施工不良などで窓周りの防水処理が不十分な場合も雨水が侵入します。

特に窓枠と外壁の接合部分や、窓枠とガラスの接合部の処理が甘いと雨漏りの原因となります。


 

3、シーリング材の劣化

窓枠やサッシの周囲に施工されたシーリング材が劣化すると、そこから雨水が侵入する可能性があります。

シーリング材は、約10年程度で劣化するため、定期的なメンテナンスが必要です。


 

修繕方法

1、窓枠やサッシの交換

窓枠やサッシ自体が劣化している場合は交換する必要があります。


 

2、防水処理の補修

窓周りの防水処理が不十分な場合は補修する必要があります。

防水テープや防水シートの交換などが一般的な方法です。


 

3、シーリング材の補修

シーリング材が劣化している場合は古いシーリング材を除去し、新しいシーリング材を打ち直す必要があります。



 

雨漏りの原因を特定する方法

雨漏りの原因を特定する方法には、以下のようなものがあります。


 

1、目視調査

目視調査はその名の通り、目視で雨漏りの原因を特定する方法です。

雨漏りが起きている箇所を目視で確認し、雨漏りの痕跡や水滴、カビなどが見つかった場合はその周辺を詳しく調べます。

様々な調査方法がありますが、どのような方法で調査する場合でも、最終的に目視によって見逃しがないかを確認します。


 

2、散水調査

散水調査はホースで屋根や外壁に水をかけ、雨漏りの箇所を特定する方法です。

水をかけた箇所から雨漏りが起きる場合、その箇所が雨漏りの原因だとわかります。


 

3、赤外線カメラによる調査

赤外線カメラを使って建物内の温度分布を調べることで、雨漏りの原因を特定することができます。

雨漏りの原因となる箇所は通常、水分の蓄積によって温度が異なるため、赤外線カメラで異常な温度分布を検出すれば原因の箇所がわかります。


 

4、ドローンを使った調査

最近では補助的にドローンを使った調査を行う業者も増えてきました。


 

ドローンに搭載されたカメラで上空から撮影することで、屋根の劣化や破損箇所の確認ができる他、赤外線カメラを搭載することで、前述の赤外線カメラによる調査と同様の良さ方法も可能です。

また高い位置にある窓など通常では手の届かない場所でも、ドローンを使えば近距離で撮影や観察ができます。


 

なお、ドローンを使用するには航空法やプライバシーに関する法律などの規制があるため、使用については適切な許可や申請が必要になります。



 

雨漏り修繕における注意点

最後に、雨漏りの修繕における注意点を見ていきましょう。


 

1、応急処置の実施

雨漏りが発生したら、まずは応急処置を行うことが重要です。

応急処置としては、シートをかけたりバケツを置いたりすることが挙げられます。

ただし応急処置は一時的なものなので、できるだけ早めにリフォーム業者に調査を依頼する必要があります。


 

2、できるだけ早く修繕を依頼する

雨漏りが発生してから修繕するまでの時間が長いほど、修繕費用が高くなる傾向があります。

雨漏りが発生したら、まだいいだろうと先送りにせず、すぐに調査を依頼しましょう。


 

3、修繕業者の選定

修繕業者の選定も重要です。信頼できる業者かどうかを施工実績や地域での評判などから推測し、実際に調査に立ち会って確認しましょう。

また業者によっては保証期間が設けられている場合がありますので、その点も調査を依頼する際に確認することをおすすめします。


 

4、修繕費用の見積もり

修繕費用は修繕箇所や修繕方法によって異なりますし、業者によっても差があります。

複数の修繕業者に見積もりを依頼し、適正な価格で的確な修繕を行う業者を選びましょう。

また修繕費用は追加費用が発生する場合もあるため、その点も事前に確認しましょう。



 

雨漏りの修繕はプロに依頼しよう

雨漏りの原因をつきとめるのはプロでないと難しく、また修繕作業も技術とノウハウがなければ困難です。

また屋根や外壁の高い位置など高所での作業は非常に危険なので、自力での修繕は絶対にやめましょう。


 

雨漏りが生じた際にまずすべきなのは、雨漏りの修繕ができる施工業者に調査を依頼することです。

イエプラスでも雨漏りの無料調査を承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根の不具合や劣化が気になる方はぜひお問合せください。

ページの先頭へ戻る