駐車スペースの床材と屋根のリフォーム
こんにちは!イエプラスのスタッフです!
弊社は屋根や外壁など外装のリフォームを中心に展開していますが、外構工事も承っています。
今回は駐車スペースのリフォーム、その中でも特に重要な役割を担う、床と屋根の素材について解説します。
もくじ
駐車スペースのリフォームでできること
駐車スペースの床材として使われる素材
コンクリート
アスファルト
インターロッキングブロック
その他の床材
駐車スペース、カーポートの柱と屋根に使われる素材
柱の素材
屋根の素材
駐車スペースのリフォームも弊社にご用命ください
駐車スペースのリフォームでできること
一般的に駐車スペースには以下のようなリフォームが可能です。
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床材の張替え
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屋根の設置
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車止めの設置
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照明の設置
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防犯カメラ等の設置
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スペースの拡張
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フェンスやゲートの設置
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部分的な緑化
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排水の改善
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ガレージの建設
車止め、照明、防犯カメラ等の設置は利便性やセキュリティの点で大変におすすめなので、設置していないご家庭はぜひリフォームをご検討いただきたいところです。
さて、これら駐車スペースのリフォームですが、その中でも特に重要なのが床材と屋根です。
床材は車両の重さを支える耐久性が求められますし、屋根は雨や日光から車を保護します。
丈夫な床と適度な遮光性を備えた屋根のカーポートは、車と人に優しく、またガレージのように固定資産税や都市計画税がかかることもほぼありません。
やっておいて損はないリフォームなので、使われる素材のメリット、デメリットを把握して、よりよい形に改良しましょう。
駐車スペースの床材として使われる素材
では、まずは駐車スペースの床材について、よく使われる素材をご紹介します。
駐車スペースの床材にはコンクリートが使われるイメージが強いですが、他にアスファルトやインターロッキングブロックを使用することもあります。
それぞれ特徴やメリットデメリットを見てみましょう。
コンクリート
コンクリートは一般家庭の駐車スペースに最もよく使われる素材で、セメント、砂、砂利、水を混ぜて作られます。
非常に硬く耐久性があり、トラブルも少なく、重い車両の駐車にも問題なく耐えます。
メンテナンスもほとんど必要なく、砂埃やゴミを掃除するぐらいで概ね美観を保てます。
見た目もすっきりしているので、デザイン性も良いです。
デメリットとしては、施工と撤去の費用が高い、施工期間が長い、ひび割れ(クラック)ができることがある点が挙げられます。
コンクリートは完全に硬化するまでに一週間ほどかかるので、その間は他の場所に車を停める必要があります。
また硬化後も、トラブルは少ないですが稀にひび割れができることがあり、補修跡で見た目が悪くなることがあります。
ただ目地を多くするなど対策を施せばひび割れをある程度防げるので、対策が十分なら過度に心配する必要はありません。
施工や撤去にかかる費用の高さも、メンテナンスコストと耐久性を考えるとむしろ妥当なので、あまり気にしなくてよいでしょう。
コンクリートは総合的に優れているので、他を選ぶ理由が特にないならコンクリートでよいと思います。
アスファルト
アスファルトは砂、砕石、石油アスファルトを混ぜて作られます。
商業施設の駐車場や道路での使用が多いですが、一般家庭の駐車スペースでも使用されます。
アスファルトはコンクリートに比べて安価で施工期間も短く、柔軟性もあるためひび割れなども起こりにくいのが特徴です。
デメリットとしては、黒いため太陽光の熱を吸収しやすく、高温な環境下に置かれると柔らかくなるため、凹んで水たまりができる場合があります。
また定期的にシールコーティングする必要があるなど、コンクリートに比べてメンテナンスコストもかかります。
黒い見た目も、家屋のデザインによっては相性が悪いことがあります。
費用面や施工期間の短さは魅力ですが、全体的にコンクリートに比べて欠点が目立つ印象です。
インターロッキングブロック
インターロッキングブロックはレンガ状のブロックで、多数のブロックを組み合わせて敷設します。
インターロッキングブロックは形状や色が豊富で、様々な模様を形成できるデザイン性の高さが魅力です。
隙間があるので排水性が高く、水たまりができないのも特徴です。
メンテナンスについても、同じ色と形状の製品があれば部分的に取り替えるだけで済むため、非常に楽です。
デメリットとしては費用が高くなりがちな点、ブロックの隙間から草が生えてくることがある点、ブロックのずれなどがあった場合に修正の手間がかかる点が挙げられます。
とはいえ草は日々の簡単なお手入れでなんとかなりますし、ずれも丁寧に施工されていればそれほど頻繁にはありません。
駐車スペースをおしゃれな見た目にしたい方は、インターロッキングブロックも選択肢に入れるとよいでしょう。
その他の床材
その他にも砂利、天然芝、天然石などの素材が使われることがあります。
それぞれ魅力もありますが、砂利は補充の手間や歩きにくさ、天然芝は芝刈りの手間や耐久性の低さ、天然石は価格や滑りやすさと、大きなデメリットもあります。
よく検討してどうしてもその素材でなければならない理由がなければ、他を選んだ方が良いでしょう。
駐車スペース、カーポートの柱と屋根に使われる素材
次に屋根のある駐車スペース、カーポートに使われる素材についてご紹介します。
カーポートの屋根は柱と屋根の二つからなり、それぞれによく使われる素材があります。
柱の素材
カーポートの柱に使われる素材はほぼアルミニウムとスチールです。
アルミニウムは軽量な割に耐久性があり、錆にも強いのが特徴です。
メンテナンスコストがほとんどかからず、お手入れも汚れの拭き取りぐらいなので、扱いが非常に楽です。
デメリットはほぼありませんが、スチールに比べると耐久性はやや劣ります。
スチールはアルミニウムよりさらに耐久性が高く、かなりの強風や積雪にも耐えられます。
反面、錆びやすいためメンテナンスコストはアルミニウムに比べてかかります。
どちらも耐久性は問題ありませんが、コスト面などを考慮するとアルミニウム製にやや分があります。
屋根の素材
屋根の素材にはポリカーボネート、アクリル、ガルバリウム鋼板、アルミニウムなどが使われます。
ポリカーボネートは軽量で耐久性があり、柔軟性もあるので割れなどにも強い特徴があります。
紫外線はカットしますが、半透明なのである程度光が通り、暗くなりすぎません。
反面、完全に遮光するわけではないため、夏場は車内が熱くなります。
とはいえ屋根がない状態に比べればかなり厚さをしのげます。
アクリルも透明度が高く、見た目についてはポリカーボネートより美しい外観になります。
ただポリカーボネートに比べて柔軟性が低いため、衝撃によって割れる恐れがあります。
ガルバリウム鋼板は屋根や外壁でもお馴染みの錆に強いメッキが施された金属です。
非常に耐久性が高く、耐用年数も長く、割れる心配もほぼなく安定しています。
また光を通さないので夏場でも車内の温度上昇をかなり抑えることができます。
ただ、光を通さないため常に暗いので、明るさは期待できません。
アルミニウム製は柱と同様、軽量な割に耐久性が高く、錆にも強いです。
標準的な組み合わせとしては、アルミニウムの柱とポリカーボネートの屋根の組み合わせがコスト面と性能のバランスが良く、無難にまとまります。
駐車スペースのリフォームも弊社にご用命ください
イエプラスは屋根や外壁などの外装を得意とするリフォーム会社ですが、外構のリフォームも承っております。
駐車スペースのリフォームも可能ですので、床材の変更や屋根の設置、車止めの設置などをお考えの方はお気軽にお問い合わせください。
屋根や外壁のリフォームも引き続き承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根や外壁のトラブルでお困りの方はぜひご相談ください。