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塗装コラム

2024/09/03

雨漏りを放置しない方がいい理由

雨漏りを放置しない方がいい理由 画像

こんにちは!イエプラスのスタッフです!

最近、台風が多いですよね。

関東は九州地方に比べれば台風の被害は小さいですが、先日の台風10号では関東も豪雨の被害に遭いましたね。

豪雨で怖いのは洪水や水没だけではありません。

屋根の老朽化が進んでいる場合、酷い雨漏りが発生することがあります。

そこで今回はこの雨漏りについて、放置しないですぐに対処した方がいい理由を解説します。


 

もくじ

屋根はどうやって雨水から家を守っているのか

雨漏りが起きる主な原因

防水シートの種類と耐用年数

雨漏りを放置していると起こる被害

 構造部分の劣化による家の強度低下

 漏電による火災

 天井の見た目の悪化と健康被害

 家具や家電の被害

秋は予約が埋まりやすいため予定が後倒しになりやすい

屋根の雨漏り対策、葺き替えもイエプラスにお任せください


 

屋根はどうやって雨水から家を守っているのか

雨漏りについて解説する前に、屋根がどのようにして雨から家を守っているのかをご説明します。

意外かもしれませんが、屋根は劣化や損傷がなくても雨水が内側に通るようになっています。

雨が降ると雨水は屋根を伝って雨樋に流れ、最終的に排水溝に流されます。

そこで流しきれなかった雨水は屋根の隙間から内側に入り込みます。

ではなぜ屋根の隙間から雨水が入っても雨漏りしないのかというと、屋根の下に防水シート(ルーフィング)が張られているからです。

この防水シートが屋根で防ぎきれなかった雨水を防ぎ、軒先に流しているのです。


 

ここでなぜわざわざ隙間を作るのか、疑問に思われた方もいらっしゃると思います。

実は屋根に隙間がないと、雨水がスムーズに流れなくなったり内側に湿気が溜まりして、かえって屋根の劣化が早まってしまいます。

そのためあえて隙間を作り、水や湿気が外に逃げるようにしてあります。


 

雨漏りが起きる主な原因

では雨漏りはどのようにして起きるのでしょうか。

屋根の場合、防水シートの劣化が主な原因になります。

屋根は垂木の上に野地板という土台となる板を張り、そこに防水シートを張って、その上に屋根材を葺きます。

このうち最終的に雨水を防ぐのが防水シートになりますが、経年劣化により防水性能が落ちてくると、水が内側に染み出すようになります。

雨漏りは劣化した防水シートに少しずつ水が染み込んで起きるため、雨漏りが発生した時点ですでに天井裏はかなり水や湿気にやられている可能性が高いです。

なので被害が拡大しないよう、できるだけ早めに対処する必要があります。


 

防水シートの種類と耐用年数

防水シートの劣化による雨漏りは、張り替えた際の見積書に書かれた防水シートの製品名から耐用年数を調べれば、次の張り替え時期を計算して未然に防ぐことができます。


 

よく使用される防水シートにはアスファルトルーフィングと改質アスファルトルーフィングがあります。

アスファルトルーフィングは基材にアスファルトを染み込ませた防水シートで、耐用年数は10年から15年が目安になります。

価格が安く予算を圧迫しないため広く一般に使われています。

改質アスファルトルーフィングはアスファルトルーフィングにゴムや樹脂を加えて防水性と耐久性を高めたもので、耐用年数は20年から30年と非常に長いです。

性能面はアスファルトルーフィングの二倍ほどですが、価格も二倍なのでやや費用負担が大きくなります。

どちらを選ぶかは予算によりますが、改質アスファルトルーフィングの方が防水性能が高く耐用年数も長いので、予算内に収まるなら改質アスファルトルーフィングがおすすめです。


 

雨漏りを放置していると起こる被害

さて、雨漏りが発生した時点ですでに屋根はかなり劣化、損傷していることが多いですが、これをさらに放置するとどうなるでしょうか。

実は雨漏りを放置し続けると、最悪家全体がダメになることもあります。


 

構造部分の劣化による家の強度低下

まず雨漏りが発生した時点で野地板と垂木は雨水に触れていると考えられます。

野地板や垂木は木材ですから、湿った状態のまま放置すればカビが生えたり腐敗が起きる恐れがあります。

これらが積み重なると屋根の強度は落ちますし、腐敗が進んでから修繕するとなると費用も高くなります。

さらに水や湿気が柱や基礎部分まで侵入してしまうと、今度は柱が腐敗したり、基礎部分にシロアリが発生したりします。

そうなると家全体の強度が落ち耐震性も下がるため、非常に危険です。


 

漏電による火災

雨漏りで侵入した水が通電している箇所に触れることがあれば、漏電してそこから火災が発生することも考えられます。

万が一火災が発生すれば被害は甚大になりますから、そうなる前に対処する必要があります。


 

天井の見た目の悪化と健康被害

内装についても、雨漏りを放置し続けると天井にシミができたりカビが生え、見た目が悪くなります。

またカビはアレルギーなど健康面の悪影響もあります。

修繕にはクロスの張り替えが必要になりますから、費用負担も増えてしまいます。


 

家具や家電の破損や故障

雨漏りした箇所の真下に家具がある場合、放置するとその家具に水垢、シミ、カビ、腐敗、錆などが発生する恐れがあります。

また家電製品が置いてある場合は速やかにどかさないと、故障や事故の原因に繋がります。


 

秋は予約が埋まりやすいため予定が後倒しになりやすい

このように、雨漏りを放置すると最悪家全体が激しく損傷する恐れがありますので、できるだけ早めにリフォーム業者に問い合わせる必要があります。

特に秋は外装リフォームの繁忙期と重なるため、夏場に比べて予約が埋まりやすくなります。

雨漏りが発生して緊急を要する場合でもすでに予約が入っている日は先約が優先されますから、早めに予約を入れないと近い枠から埋まっていき、予定が後倒しになります。

ですのでいつも以上に早めの問い合わせ、早めの予約を心がけるようにしましょう。

屋根の雨漏り対策、葺き替えもイエプラスにお任せください

いかがでしたでしょうか。

雨漏りは放置すると大変なことになりますから、先日の豪雨で雨漏りが発生してしまったご家庭は、できるだけお早めに調査と見積の依頼を出すようにしてください。

弊社も雨漏りの修繕には自信があります。

無料調査、無料見積りも承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、雨漏りでお困りの方はぜひご相談ください。

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