手遅れになる前に!屋根は定期点検が大切!
こんにちは。イエプラススタッフです!
昨日はまた関東で雪が降りましたね。
予報ほどの大雪ではなかったですが、今年の冬はよく雪が降ります⛄
さて今日は屋根のお話です。
普段、お家の屋根の上を見る機会は少ないですよね。
雨風や紫外線などから365日お家や家族を守ってくれている屋根は、知らないうちにどんどん傷んで劣化していくものです。
そのため、10年に一度は塗装工事でお手入れする必要があります。
今日は、屋根はどんな劣化をしていくのかということや定期的な点検の必要性についてお話します。
目次
・屋根の上で起こっていること
・定期点検が必要な理由
・定期点検は何年ごとにうけるのがいい?またその費用
・まとめ
屋根の上で起こっていること
屋根は常に外気にさらされており、年月が経つにつれて自然と劣化していきます。
外壁も同じですが、屋根はとくにお家の真上にあるため、太陽の紫外線や雨を受けやすく、劣化の度合いも大きくなりやすいです。
ですが、屋根は普段の暮らしの中では見えない部分になるため、雨漏りなどで直接的に生活に支障がない場合は、屋根の劣化に気づかない人がほとんどです。
メンテナンスをせずに放置しておくと、屋根にどんな劣化が起きるのでしょうか?
下記のような劣化がお家の屋根に見られたら、塗替えのタイミングです。
色あせ
屋根はだんだんと色あせていきます。
ツヤコーティングをしていた場合は、ツヤもなくなっていきます。
色あせ=屋根材を保護する塗装の力が失われてきているサインです。
コケ・カビ
屋根の塗装が劣化してくると、コケやカビが発生するようになります。
屋根が変色したり、白くて丸い斑点が付着します。
塗装の防コケ・防カビ効果がなくなっているサインでもありますが、ツヤが失われることで、コケやカビが付着しやすい状態にもなってしまいます。
塗装の剥がれ
屋根の塗装が剥がれてくると、屋根材を保護するものがなくなってしまうため、雨水や紫外線の被害を直接受けることになり、劣化も早まってしまいます。
クラック(ひび割れ)が発生したり、サビが発生する可能性も高くなります。
屋根材のクラック(ひび割れ)
屋根の塗装の保護機能が失われてしまうと、屋根材に雨水が浸透し、気温や湿度の変化によって屋根材が膨張・収縮を繰り返すことでひび割れが起きる場合があります。
また、紫外線を浴び続けることで屋根材が少しずつ反っていき、反りによる変化に耐え切れずに割れてしまう可能性もあります。
台風や突風の際は、飛んできたものがぶつかり物理的な衝撃で割れてしまうことも。
屋根材の剥がれ・破損
塗装だけでなく、屋根材そのものが剥がれたり破損している場合もあります。
屋根材が剥がれたり破損したまま放置しておくと、その下の防水シートが傷ついて雨漏りする可能性があります。
また、剥がれたり破損した屋根材が不意に落下してくることもあるため、事故にも繋がる危険も。
屋根板金の浮き・ズレ
屋根板金とは屋根材のつなぎ目の金属板のことで、隙間を埋めて雨水の侵入を防いでくれています。
屋根板金は釘で固定されていますが、外気にさらされ続けることで釘が浮いてきたり、屋根板金そのものが浮いたりズレたりすると、そこから雨漏りにつながってしまいます。
漆喰(しっくい)の崩れ
瓦屋根は、一般的に漆喰と呼ばれる石灰で出来た粘土材で固定されていますが、瓦そのものが頑丈でも、長年の雨風による劣化が原因で漆喰が崩れてしまうことがあります。
漆喰が崩れると、そこから雨漏りしてしまう可能性が高いため、瓦屋根であってもメンテナンスは行う必要はあります。
定期点検が必要な理由
このように、屋根には見えなくても様々な劣化が起こっています。
その劣化に早めに気づくためにも、定期点検は必要なんです。
雨漏りを防ぐ
屋根材や漆喰部分が傷んでしまうと、雨漏りしやすくなります。
また、経年劣化とは別に、地震や台風などの影響で屋根材がずれたり、破損したりしたために雨漏りが発生してしまうこともあるため、自然災害後は特に注意が必要です。
一般的に雨漏りに気づくのは、実際に天井から水が染み出たなど、目に見えるところまで状態が悪化してしまった場合です。
ここまで悪化してしまうと、大掛かりなリフォームが必要になるケースも多く、その分費用がかかってしまいます。
雨漏りによって、見えない部分にカビなどが生えてしまう恐れもあり、衛生的にも問題があります。
定期検査を行っていれば、雨漏りが発生する前に気づくことが可能です。
メンテナンス費用を抑えられる
雨漏りなどのトラブルが発生してから、慌てて修理を依頼する方が多いですが、事前に定期的な点検をすることにでトラブルが起こる前のメンテナンスが可能です。
「定期点検をしても特に問題がなければ費用が無駄になってしまう」と考えてしまう方もいらっしゃいます。
ですが、定期点検をすることにより大掛かりな修理工事を防げるため、結果的にメンテナンス費用を抑えられます。
安心感につながる
屋根の上は自分で状態を確認するのが難しいため、何か不具合や異常が発生していたとしても簡単には気づけません。
定期的に点検をしてもらえれば安心感につながります。
また、「あと2~3年程度は問題ない」という結果が出れば、次回のメンテナンス時期について検討しやすくなります。
トラブルを早めに解決できる
屋根で発生するトラブルの多くは、ある日突然発生するのではなく、少しずつ劣化が進んだことが原因で発生します。
もしトラブルが発生していても、早い段階で見つけてもらうことができます。
定期点検は何年ごとにうけるのがいい?またその費用
屋根の定期点検は、可能であれば5年~10年ごとに行うのがおすすめです。
その際に、塗装工事の必要性などについても検討してみましょう。
自然災害が起こったあとは、屋根の状態が著しく悪化してしまう可能性があるため、定期検査をしたばかりだったとしても、一度確認してもらうと安心です。
定期的に点検を行うとなると気になるのが費用の問題ですが、目視調査やアフターサービスの場合は無料であることが多いです。
費用がかかるかどうかについては、事前に業者に確認しておくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
外壁は、ある程度自分でも確認ができますが、屋根は登らなければ状態を確認することができません。
かといって自分で屋根に上って点検するのはとても危険です。
また、プロの目でしか気づけない異常などもあります。
屋根は、専門業者にしっかりと定期点検をしてもらうことをおすすめします。
普段目にする部分ではないからこそ、劣化していても気づきにくいもの。
台風などの災害時に慌てることのないよう、定期点検で万が一に備えておきましょう!
イエプラスでは、そんな定期的なメンテナンスに必要な『無料調査』と『無料見積』を行っています。
どこに依頼をしようか悩んでいる方もお気軽にお問合せください!
どこで不具合が起きているのか?これは修理を依頼した方がいいのか?など疑問に思うことがありましたら一緒に確認して適切な工事をご提案させていただきます。