間取りを考えるときのコツとは?(水回り編)
こんにちは。イエプラススタッフです!
今回も暮らしやすさを左右する間取りのコツについてご紹介!
先日の記事でお話したリビングに続いて、ここでは水回りの間取りについて学んでいきましょう。
キッチンや浴室、トイレ、洗面室など、健康で快適に暮らすために欠かせない水回り。
家事動線にも大きく関わってくるので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
・毎日使用する場所だからこそ慎重に考えよう!
・ポイント1:なるべくまとめて配置しよう
・ポイント2:家事動線・生活動線をイメージしよう
・ポイント3:水の音に注意しよう!
・まとめ
毎日使用する場所だからこそ慎重に考えよう!
間取りを考える際、まずはリビングやダイニングから考える人が多いのではないでしょうか。
後回しになってしまいがちな水回りですが、毎日使う場所ですし、家族の出入りが多い場所。
また、家事の中でも最も重労働と言われる洗濯をする場所でもあります。
そのため、家族みんなにとって使いやすいか、家事がしやすいかなどを考慮して間取りを考えたいところですよね。
かといって利便性だけを追求して間取りを決めてしまうのも、暮らし始めてから後悔する原因に…。
見落としがちなポイントも含めて、水回まわりの間取りを決める際に注目したい点について見ていきましょう!
ポイント1:なるべくまとめて配置しよう
水回りをプランニングする際は、できるだけキッチンや浴室、トイレ、洗面室などを近い位置に配置するとよいとされています。
これは、料理や洗濯、お風呂の準備などをする際にあちこち移動しなくてもよくなるため、家事の時短につながるから。
さらに、給排水管の距離を短くシンプルにすることができ、コスト削減につながるというメリットもあります。
水回りには給排水管が必要となるので、バラバラに配置してしまうと長い配管を用意したり、複雑な配管の経路を確保しなければなりません。
そうなれば、材料費や工事の手間や人件費が増えてしまうのです。
リフォームや修繕など、その後にかかる費用にも影響を与える可能性があるので注意したいですね。
1階と2階の両方に水回りを配置する場合は、上下階で位置を合わせるとよいでしょう。
ポイント2:家事動線・生活動線をイメージしよう
LDK編でもお話をしましたが、快適な間取りを考えるうえで、最も重要ではずすことのできない要素が“動線”です。
特に水回りは、さまざまな家事をしたり、家族が毎日使う場所ですから、家事の行動パターンや生活パターンをイメージすることが大切です。
キッチンで料理をしている間にお風呂を掃除したり、洗濯をまわしたりと、複数の家事を同時にこなすことが多いなら、キッチンや浴室、トイレを回遊できるような間取りにするとスムーズな動線が描けると言われています。
移動距離が短くなるため、家事の効率がよくなり負担を軽減してくれるでしょう。
また洗濯機と物干しスペースの動線を妨げないような、洗濯のストレスフリーな間取りもおすすめ。
ウォークインクローゼットに洗濯機が置けるようにすれば、「洗う・干す・たたむ・しまう」の一連の動作をスムーズに行うことができます。
他にも、来客が多い家庭はプライベートが見えないよう玄関先に手洗い場を設けたり、家族の通勤・通学の時間帯が重なるなら朝の忙しい時間帯に混雑しないよう洗面ボウルを2つ設置するなど、それぞれに家庭にとって使いやすい工夫をすることが大切です。
ポイント3:水の音に注意しよう!
キッチンやトイレの排水音や入浴中のシャワーの音など、水回りの設備を使用する際には音がしますよね。
昼間はよくても、音が響きやすい夜になると気になってしまう場合も…。
浴室・トイレの近くや2階のトイレの真下に寝室を配置してしまうと、夜中に家族を起こすことになりかねません。
水回りと静かに過ごしたい場所が隣接する場合は、クローゼットや収納を間に挟むなどの工夫をするとよいですね。
水の音への配慮は実際に暮らしてみるまで気づきにくく、見落としがち。
快適な暮らしのためにも注意したいところです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このように水回りの間取りを考える際には、利便性以外にもさまざまな要素に配慮する必要があります。
家族全員が毎日使う場所だからこそ、その間取りによって日々の快適性が大きく左右されまると言っても過言ではありません。
ご紹介したポイントを参考に、あなたのライフスタイルにぴったりな水回りの間取りを叶えてくださいね。
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