モルタル外壁の特徴とは?仕上げの違いとメンテナンスについて
こんにちは!イエプラススタッフです。
本日はモルタル外壁の特徴について解説していきます!
現在の日本の住宅の7割にサイディングが採用されていると言われています。
ですが、サイディングが流行る以前はモルタルを使った外壁が主流でした。今でも根強い支持があり、モルタル外壁を選ぶ人は少なくありません。
ひとくちに、モルタル外壁と言ってもさまざまな仕上げ方法があり見た目も全然変わってきます。
そこで今回はそんなモルタル外壁の特徴と、仕上げ方法の種類について解説していこうと思います。
モルタル外壁を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
・モルタルとは
・モルタル外壁の仕上げ方法の種類について
・モルタル外壁のメンテナンス
・まとめ
モルタルとは
モルタルとは、セメントに水や砂を組み合わせてできた素材を指します。
セメントの種類を変えたり、砂以外の材料を組み合わせてさまざまな機能や仕上がりになることが特徴です。
モルタルで外壁を仕上げると、地震に強くなるメリットがあります!
サイディングはボードを張り付けていくので、つなぎ目がどうしても出来てしまいます。
モルタルの場合はつなぎ目がなく、乾燥すると1枚の岩のように固くなることがポイントです。
つなぎ目がないと台風や竜巻に強くなります。つなぎ目に強風が吹き込んで剥がれてしまうことがモルタル外壁にはありません。
さらには、モルタルは不燃材料であることから火災に強く、火災が起きた時も近隣からの燃え移りを防ぎ、避難や消火時間を稼ぐことができます。
モルタル外壁の仕上げ方法の種類について
つなぎ目がなく地震や火災に強いモルタル外壁は、仕上げ方法によってさまざまな表情を見せてくれます。
モルタル外壁の仕上げ方法は主に4種類あります。
・リシン仕上げ
・スコッタ仕上げ
・吹き付けタイル仕上げ
・左官仕上げ
それぞれどのような特徴があるのか詳しく見ていきましょう!
リシン仕上げ
リシンとは、塗料に砂や小さく砕いた砂利などの骨格を混ぜ、”リシンガン”と呼ばれる専用の機械で壁に吹き付ける方法です。
比較的安価に仕上げられることから、かつてモルタル外壁の仕上げ材として多く採用されてきました。
塗料に骨材が含まれているため表面がザラザラした仕上げでシックで落ち着いた印象になります。
ただ、表面に凸凹があるので汚れが溜まりやすく、水はけも悪いのでカビやコケなどもつきやすいことがデメリットです。
スコッタ仕上げ
スコッタはセメントに砂、合成樹脂などを混ぜ合わせた塗料のこと。
スコッタもリシン仕上げ同様にガンを使用して吹き付けますが、ごくまれに職人さんがコテを使った仕上げることもあります!
スコッタ仕上げにするとリシン仕上げより壁に厚みが出て、重厚感や高級感のある外壁になります。
デザイン性が高いことから人気がありますが、リシンと同じく表面が凸凹しているため汚れやすく、カビやコケが生えやすいです。
吹き付けタイル仕上げ
吹き付けタイル仕上げは「タイルガン」と呼ばれる専門の道具を使い、塗料をスプレーのように吹き付けて仕上げる方法です
タイルと名前がついていますが、一般的なタイルを使用するわけではなく、「ボンタイル」という名の塗料が多く使われていたことに由来しています
骨材を使用していないことから表面がザラザラすることなく滑らかな仕上げになることが特徴です。
左官仕上げ
リシンや吹き付けタイルなどは、スプレー式のガンを使って壁に吹き付けますが、左官職人がコテをつかい仕上げる方法。
機械を使用しないため味があり、手作業による風合いのある壁に仕上がることが特徴です。
コテの使い方によって自由に模様をつけることができるため好みの模様にすることも!
また手作業になるので、他の仕上げよりも時間がかかり費用も高くなる可能性があります。
モルタル外壁のメンテナンス
モルタル外壁のほとんどは、表面に塗料を吹き付けて仕上げることから、塗装メンテナンスを行う必要があります。
メンテナンスする周期は塗料によって違いはありますが、塗料の耐用年数から考えて10年ごとに実施するようにしましょう。
特にモルタル外壁に触れた時に、チョークの粉のようなものがつく「チョーキング現象」が発生しているときは、塗料の劣化が進んでいると考えて、早めに塗り替えを検討しましょう。
塗装メンテナンスは見た目だけでなく、雨漏りを防ぐこと、結果的に家自体の劣化を防ぐことにも繋がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
モルタル外壁は耐震性が高く、耐火性もありますが、塗装仕上げをしていることから定期的に塗り直しが必要となってきます。
一度塗料が乾燥してしまえば、岩のように固く、上部な外壁であるため塗り直しをしなくても問題ないように見えますが、気付かないうちに劣化が進み防水性が保てなくなっていることも…。
塗料の劣化はやがて雨漏りにつながり、家自体が傷んでしまう可能性があるので10年を目安に塗り替えや無料メンテナンスを行うようにしましょう!
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