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塗装コラム

2020/11/16

部屋の壁紙を張り替えよう!内装クロスの種類と選び方

部屋の壁紙を張り替えよう!内装クロスの種類と選び方 画像

築10年を過ぎる頃になると、内装の劣化が気になってくるのではないでしょうか。家の中でも壁と床は面積が広いため、リフォームで刷新すると新築のようによみがえります。

今回は壁紙を張り替えて内装リフォームをするときに知っておきたい、内装クロスの種類と選び方を紹介します。

ビニールクロス

日本の住宅でもっとも普及しているのが、塩化ビニール樹脂などを主原料とした「ビニールクロス」です。ビニールクロスは加工が容易であるため、凹凸をつけデザイン性を高めたものや、色、柄などの種類が豊富なことが高い人気の秘密です。

ビニール製なので汚れを拭き取りやすく、防かび加工や消臭加工など、機能性を持たせたタイプも多くあります。クロスの中では安価なので、コストを抑えたいときにも最適です。

紙クロス

紙でできた紙クロスはとくに欧米で人気があり、プリント加工された明るいデザインのものが多いことが特徴です。

和紙を使用したタイプもあり、価格は張りますが和室に使用すると雰囲気にマッチします。ビニールクロスは化学物質を含むことから、シックハウスを気にする場合には紙クロスを選択肢に入れるといいでしょう。

布(繊維)クロス

レーヨンや絹、麻などの繊維から作られるのが布(繊維)クロスです。織り方も平織り、綾織りと種類があり、不織布のクロスも見られます。

布クロスはビニールや紙のクロスよりも高級感があるので、ホテルなどでよく採用されています。ただし布クロスはホコリを吸着しやすく、凹凸があるので定期的にハタキをかけるなど、メンテナンスが必要です。

その他のクロス

近年人気なのが、珪藻土と紙を混ぜ合わせた「珪藻土クロス」や、薄く削った天然木などを紙と張り合わせた「木質クロス」です。壁紙を張る手軽さで、塗り壁や板壁の質感や雰囲気を実現出来ます。

また金属やガラス繊維を主原料とする「無機質壁紙」や、ポリエチレン・ポリプロピレンなどを使った「オレフィン壁紙」などもあります。

内装クロスの選び方

内装クロスは、フローリングなどの床材とあわせて色や素材を選ぶのが基本です。一般的には、以下のような色調で選ぶと、お部屋に統一感が生まれ失敗が少なくなります。

  • 無彩色・焦げ茶色の床 → グレー系の壁紙
  • 黄・赤系の色味が強い床 → ベージュ系の壁紙
  • 白・茶・黒系の床 → 白系の壁紙

クロスを選ぶときには、できるだけ大きなサンプルを入手するようにしましょう。とくに柄系のクロスは、実際に張ったときに「イメージと違う」と感じやすいため注意が必要です。

内装リフォームは外装リフォームとあわせて計画を立てよう

壁紙や床の張り替えなどの内装リフォームは、外装リフォームとあわせてスケジュールと資金計画を考えるのがおすすめです。

どちらも同時に行うとなると予算がかさみ、思ったようなリフォームをできなくなる可能性が高くなります。それであるなら内装と外装リフォームは初めから数年ずらし、計画的に積み立てていくのが無難です。

イエプラスでは、内装・外装リフォームのどちらの相談にも応じています。家の総合的な劣化状況を見極めたうえで、適切なアドバイスをいたしますのでいつでもご連絡してください。

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