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塗装コラム

2024/03/26

悪徳業者が屋根のリフォームでよく使う騙しの手口と、その対策方法

悪徳業者が屋根のリフォームでよく使う騙しの手口と、その対策方法 画像

こんにちは、イエプラスのスタッフです!

リフォームで気を付けなければならないことのひとつに、悪徳業者対策があります。

悪徳業者、詐欺業者にひっかかると、高額なリフォーム費用を請求されたり、適切な工事が行われないなどの問題が起きます。

でもそんな業者に当たるのは稀じゃないのか、と思われるかもしれませんが、実はリフォームに関するトラブルは2008年以降大きく増加しています。

特に屋根は、雨漏りするかもしれないなどの不安を煽りやすいですから、十分に警戒する必要があります。

今回はそんな悪徳業者の手口と対策を、主に屋根のリフォームを例に解説します。

もくじ

飛び込み営業で「いますぐリフォームしないと雨漏りする」と迫ってくる

 対策は「飛び込み営業はすべて断る」

ネットで調べても出てこないメーカーの塗料を薦めてくる

 対策は「多くの屋根修理業者が採用している塗料以外信用しない」

見積書の内訳が不明瞭

 対策は「相見積もりをとって、見積書の内訳が不明瞭な業者を避ける」

高すぎるか、または安すぎる

 対策は「高い・安い理由を尋ね、他の業者にも確認する」

まとめ

 

飛び込み営業で「いますぐリフォームしないと雨漏りする」と迫ってくる

屋根や外壁に限らず、リフォーム詐欺全般で昔からよくあるのが、飛び込み営業でいきなり不安を煽るようなことを言って契約を迫る手法です。

このような手法は、普段注意深く見ない、または見れない箇所のリフォームを勧めるケースが多いです。

たとえば「床下にシロアリが発生している」と嘘をついて高額な費用を請求する手法などは、リフォーム詐欺の手口としてよく紹介されます。

屋根も普段あまり注意深く見ない箇所ですから、悪徳業者に狙われやすいです。

屋根のリフォームでよくある嘘の営業トークには、「塗装の劣化が見られるので塗り替えが必要」や「屋根の劣化が見られるので葺き替えが必要」などがあります。

また実際にあった事例で、無断で屋根に登って屋根の一部を割り「割れがあるから葺き替えが必要」と迫った業者もいるようです。

そこから雨漏りの可能性について不安を煽ってくるのが、よく耳にするパターンです。


 

対策は「すぐに修繕が必要と言われたら警戒する」

このようなケースの対策ですが、まず大前提として、すぐに修繕が必要と言われても安易に承諾しないことです。

本当にすぐ修繕が必要なほど劣化が進んでいるのなら、すでに雨漏りなどの深刻な被害が出ているはずです。

劣化や割れがあった場合できるだけ早めにリフォームした方がよいのは事実ですが、すぐに修繕しないと手遅れになるようなことはそうそうないので、急かされてもすぐに契約する必要はありません。

今すぐリフォームが必要と迫られてもいったん断り、地元の屋根修理業者に調査を依頼して確認を取りましょう。

割れがあるから修理すると申し出てくるケースでは、断るのはもちろんですが、別の屋根修理業者に調査を依頼する際、意図的に割られたものかどうかも確認してください。

もし意図的に割られたのなら、無断で屋根に登って屋根を割ったことになりますから、住居侵入罪や器物損壊罪等にあたります。

その場合は最寄りの交番、または警察署に相談しましょう。

飛び込み営業自体がだめというわけではありませんが、不安を煽るような脅し文句には注意しましょう。


 

ネットで調べても出てこないメーカーの塗料を薦めてくる

ネットで調べても出てこないメーカーや、自社の塗料を薦めてくる場合も要注意です。

自社製品を薦めるケースでは、従来の塗料より高品質といった謳い文句がつきものですが、リフォーム業者が自社開発した塗料が塗料メーカーの製品より優れていることはまずありません。

資本力や技術力の差を考えればほぼあり得ないと言ってよいでしょう。

海外メーカーの製品を薦められた場合は、他に同じメーカーの塗料を使用している屋根修理業者がどのくらい存在するか、ネットで確認しましょう。

他に使用している業者がない、または少ない場合は安易に信用しない方がいいかもしれません。


 

対策は「他の屋根修理業者が採用している塗料以外信用しない」

これについては他の屋根修理業者も採用しているかどうかネット調べ、あまり採用されていないようなら疑うようにしましょう。

中には本当に良い製品もあるかもしれませんが、情報が少ないものに手を出すのはリスクが高いのでおすすめしません。

そもそも国内の塗料メーカーが製造する塗料は十分な性能を備えているので、わざわざ素性のわからない塗料を選ばなくても良いものが見つかります。

各種高性能塗料も製造していますから、素直に国内の有名メーカーの塗料を使用しましょう。


見積書の内訳が不明瞭

どんぶり勘定の不明瞭な見積書を出された場合も警戒してください。

内訳を不明瞭にすることで料金を水増ししている可能性があります。

屋根に限らず、リフォームでは通常、細かい費用まで見積書に記載します。

各種材料費や足場代などの項目に具体的な数量が書かれていないなら、水増しを疑いましょう。


 

対策は「相見積もりをとって、見積書の内訳が不明瞭な業者を避ける」

見積書の内訳の水増しは、あからさまなものなら1社だけでも見抜けるかもしれませんが、最初から相見積もりを取っておけば確実です。

仮に4社に見積もりを依頼したとして、3社が細かく見積もりを出している項目について、残りの1社が「○○一式」や「諸費用」で済ませていたら、明らかに怪しいですよね。

この場合、4社すべてが同じ手口で騙そうとしない限り、悪徳業者が混ざっていてもすぐわかります。

相見積もりをとって、もし内訳の不明瞭な見積書を出す業者がいたら、その業者は避けるようにしましょう。


 

高すぎるか、または安すぎる

相見積もりを取った上で、他に比べて高すぎるか、または安すぎる業者も要注意です。

他社に比べて高すぎる場合は、意図的に割高な料金を提示している可能性があります。

定価のないものの価格設定は売り手の自由ですから、これを悪徳商法と断定するのは難しいですが、いずれにせよ割高な料金で依頼するのは単純に損です。

逆に他社と比べて安すぎる場合も警戒が必要です。

不自然なほど安い業者は、どこかで無理なコストカットをしている可能性があります。

無理なコストカットは工事の質に関わってきますから、安いからといって飛びつくと、後々後悔するかもしれません。

また見積もり段階では低い金額を提示しながら、値引き分を補填するため、様々な理由を付けて追加料金を取るケースもあります。


 

対策は「高い・安い理由を尋ね、他の業者にも確認する」

他と比べて高すぎる場合も安すぎる場合も、まずはなぜ高いのか、なぜ安いのかを尋ねましょう。

併せて追加料金が発生する可能性についても尋ねておいた方がよいでしょう。

ただ、業者側もそういった質問の対策を事前に用意している可能性があるので、疑問に感じたら相見積もりを取っている他の業者にも確認してください。


まとめ

今回は主に屋根のリフォームに見られる悪徳業者の手口と対策について解説しました。

屋根は普段注意して見ない部分であり、また雨漏りなど不安を煽りやすい不具合がある箇所です。

「不安を煽る」「素性のわからない塗料を薦める」「どんぶり勘定の見積書を出す」「他と比べてやたら高い・安い」「追加料金を請求してくる」などなど、手口も様々です。

これらの手口に引っかからないために、まずは必ず相見積もりを取るようにしましょう。

複数の業者に見積もりを依頼すれば、明らかに不自然な業者は簡単にわかります。

なお、間違って悪徳業者と契約を交わしてしまった場合でも8日以内なら契約解除(クーリングオフ)できますから、怪しいと感じたらすぐに消費生活センターに問い合わせてください。


 

イエプラスは相見積もりを歓迎していますし、適正価格を意識してお見積りを出させていただいております。

疑問に思われた点、ご不安な点についてもお答えしますので、お気軽にお尋ねください。

無料調査、無料見積りも承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根のリフォームをご検討中の方はぜひご相談ください。

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