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塗装コラム

2020/12/19

外壁の下塗り塗料は大きく分けて3種類!それぞれの概要と選び方

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外壁の塗装をするときには、下塗りをする必要があります。下塗りをしなければ、上塗りの塗料が密着しないので、塗装が長持ちしてくれません。

外壁の塗装で使用できる下塗り塗料には、大きく分けてシーラー・プライマー・フィラーの3種類があります。今回は、下塗り塗料3種類の、それぞれの概要と選び方を紹介します。

シーラーの概要

シーラーは、もともとは「接着する」を意味する「シール」からできた言葉です。その名の通り、壁と上塗り塗料をシール(接着)する役割を果たします。シーラーは壁の表面に塗膜(塗装によってできる膜)を作ることによって上塗り材の密着性を高めることはもちろん、自らは素地に吸い込まれていくことが特徴です。

壁が傷んでいると、上塗りの塗料をたくさん吸ってしまうので、先にシーラーをしみ込ませておくことで、上塗り材の吸い込みを防ぐ役割があります。

プライマーの概要

プライマーは、英語では「初め」という意味があります。塗装の初めに塗ることで、上塗り材の密着性を高める役割を果たします。

シーラーとプライマーは、ほぼ同義として扱われることが多いのですが、シーラーは上塗り材が素地である壁に吸い込まれてしまうことを防ぐ役割が強いのに対し、プライマーは上塗りを圧着させることが主目的である点が異なります。

ほかにもさび止めを目的として金属部分に使う防錆プライマー、シーラーのように下地に浸透させて壁の表面を強化する目的の浸透性プライマーなど、用途によって種類が分かれることが、プライマーの特徴です。

フィラーの概要

対してフィラーは、モルタル外壁に使用される下塗り剤です。シーラーやプライマーは、サイディングや金属など、いろいろな素地に使われますが、フィラーは基本的にモルタル外壁に使用されることが特徴です。

フィラーは弾性が強いので、モルタルにクラック(ヒビ)が入っている場合などに、補修をかねて使用されます。下地の劣化が激しいときには、シーラーを塗ってから、さらにフィラーを重ねることもあります。

下塗り剤の選び方

下塗り塗料は、それぞれの目的にあわせて適切に選ぶことが大切です。外壁がモルタルであれば、フィラーが最初の候補にあがりますし、サイディングであればシーラーかプライマーが適切です。

しかし前述したとおり、モルタルであっても劣化が激しく、表面がひどく凸凹している場合には、フィラーを塗る前にシーラーを使うこともあります。

下塗り剤は、壁の種類や状態にあわせて適切な種類を選ばないと、上塗り材がきちんと密着してくれません。その結果、塗装が早くはげてしまう、浮きが発生するなどの可能性があるのです。

下塗り剤の選択はプロにまかせよう

壁を塗装するときに、どの下塗り剤を選ぶかは、素人判断は危険です。不適切な下塗り剤を選んでしまうと、塗装が長持ちしてくれません。

せっかく塗装をしても、効果が長持ちしなければ、塗り直しの回数が増えて余計なコストがかかってしまいます。

下塗り剤の選択は、プロにまかせることが大切です。

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