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塗装コラム

2025/09/18

棟板金と台風による被害

棟板金と台風による被害 画像

こんにちは!イエプラスのスタッフです!

秋は台風が多いですよね。

台風による屋根の被害は暴風による屋根材の剥がれが多いです。

その中でも棟板金(むねばんきん)の剥がれがよく見られます。

今回はこの棟板金の役割から台風による被害の事例、そしてメンテナンスの費用相場等について簡単に解説します。

もくじ

棟板金とは?

台風による棟板金の被害

棟板金が台風で被害を受けやすい理由

 台風被害を防ぐための対策

  1. 定期的に点検を行う

  2. 固定方法を強化する

  3. 下地材(貫板)の交換

  4. 台風前の応急処置

 棟板金の補修・交換費用の目安

棟板金の点検、交換もイエプラスにお任せください


 

棟板金とは?

棟板金は、屋根の頂上部分(棟)を覆っている金属板のことを指します。

特にスレート屋根や金属屋根に用いられる部材でへの字型をしています。

棟板金には具体的に次のような役割があります。

  1. 雨水の侵入を防ぐ:屋根の両面が交わる棟部分は隙間が生じやすいため、その上から板金で覆うことで雨水を遮断する。

  2. 屋根材の固定:強風で屋根材が浮いたりずれたりするのを防ぎ、屋根全体を安定させる。

  3. 建物の美観維持:屋根の頂部のラインをなぞる形で、外観の印象を整える役割も担っている。
     

このように棟板金は雨風から家を守る要の部材として、非常に重要な役割を担っています。。

台風による棟板金の被害

棟板金は家を守る重要な部分であると同時に、台風による被害を受けやすい箇所でもあります。

日本は毎年夏から秋にかけて巨大台風がほぼ毎年上陸しますが、その強風や豪雨は屋根の頂点にある棟板金に大きな負荷を与えます。

台風による棟板金の被害の例として、次のようなケースがよく見られます。

  1. 棟板金の飛散・剥がれ:強風で釘がゆるみ(釘浮き)、棟板金が浮いたり外れたりするケース。隙間ができるとそこに風が入り込み、強い風圧に耐えられなくなって起きる。

  2. 雨漏りの発生:剥がれた部分や釘穴から雨水が侵入し、天井や壁に雨染みができることがある。放置すれば木材の腐食やカビの原因となり、家の強度が低下し、修繕費も高額化する。

  3. 二次被害のリスク:飛ばされた板金が隣家のガラスや車を傷つけたり、人に当たる危険がある。損害賠償等に発展する可能性あり。
     

このように棟板金の被害は単に屋根が損傷するだけでなく、他人に被害を与え、訴訟問題に発展する可能性まで考えられます。

実害が出てからでは遅い場合もあるので、定期的な点検とメンテナンスをおすすめします。

棟板金が台風で被害を受けやすい理由

棟板金は屋根の一番高い位置にあるため、台風の強風を真正面から受けます。

また固定されている下地の「貫板(ぬきいた)」が木材の場合、経年劣化で腐食や痩せが進み、釘が効きにくくなります。

木は劣化するものですから、長期間屋根の葺き替えをしないままだとこの貫板の劣化による釘浮きが起きます。

これらが重なったところに台風が来ると、剥がれなどの被害が出るわけですね。

台風被害を防ぐための対策

では台風による棟板金の剥がれや損傷を防ぐ方法を見てみましょう。

1. 定期的に点検を行う

棟板金は普段見えにくいため、不具合に気づきにくい部位です。

10~15年に一度、あるいは大きな台風の後に、屋根のリフォームを専門としている業者に点検を依頼しましょう。

ドローンなどを活用すれば、屋根に上がらずに安全に状態を確認できます。

2. 固定方法を強化する

メンテナンス、リフォームの際に固定方法を強化するのも良い方法です。
釘は浮きやすいため、抜けにくいスクリュー釘やビスに打ち替えると浮きにくくなります。

その他、板金の継ぎ目をシーリング材で塞いだり釘穴を補強することで、釘浮きを防ぎつつ雨水の侵入を防ぐことができます。
 

3. 下地材(貫板)の交換

木材の貫板は耐水性が低く、年数とともに腐食するため釘浮きが起きやすい傾向があります。

これを樹脂製の貫板に交換すると、樹脂は耐水性が高いので木材の貫板に比べて釘浮きが起きにくくなります。

4. 台風前の応急処置

「板金が浮いている気がする」「バタバタ音がする」と感じたら、早めにリフォーム業者へ相談しましょう。

被害が拡大する前なら補修費用も抑えられます。


 

棟板金の補修・交換費用の目安

棟板金の補修・費用は、工事の内容や屋根の形状、足場の有無によって大きく変わります。

まず釘の打ち直しやコーキング補修といった軽微な修理なら、15,000円〜50,000円程度で収まるケースが多いです。

被害が部分的で、貫板がまだ健全であれば短時間で済むため工賃も抑えられます。

一方、棟板金や貫板を部分的に交換する場合は7万円〜15万円前後が相場です。

金額は棟の長さや複雑さ、腐食の有無などによって変動します。

さらに棟全体を交換するとなると、15万円〜25万円前後かかります。

既存板金の撤去、貫板交換、新しい板金の取り付けまでを含む本格的な工事で、耐久性の高い樹脂製貫板や金属下地を使用すると、その分だけ費用も上がります。

(ただし、耐久性が高く釘浮きしにくい建材を使うと棟板金の不具合が起きにくくなり、リスクと余計な出費を抑えられます)

なお、屋根の高さや形状によって足場を組む必要がある場合、足場代として10万円〜20万円程度が追加されます。

そのため、全体交換+足場代で25万円〜40万円程度になります。

棟板金の点検、交換もイエプラスにお任せください

棟板金は屋根の頂点を守る重要な部材で、雨漏り防止と屋根材の固定に欠かせません。
棟板金を固定する貫板が劣化して釘が浮くと隙間ができ、台風などの暴風で棟板金が剥がれたり、隙間から雨漏りしたりします。

これらのトラブルを避けるためには、定期的な点検と、不具合が生じた際のメンテナンスや交換が必要になります。

イエプラスは屋根のリフォームを得意とするリフォーム会社です。

熟練の自社職人が丁寧に施工しますので、棟板金の点検、交換をご希望の方はぜひお問い合わせください。

その他、雨漏りの無料調査、各種リフォームの無料見積りも承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根、外壁のリフォームをお考えの方はぜひ弊社にご相談ください。

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