こんにちは！イエプラスのスタッフです！

前回は標準的な30坪の戸建住宅で屋根のリフォームにかかる費用の相場をご案内しましたので、今回は30坪2階建の戸建住宅で外壁のリフォームにかかる費用の相場をご案内します。

外壁は屋根に比べると劣化のスピードがやや遅いですが、耐用年数を超えて長く放置していると、壁からの雨漏りなどトラブルが起きることがあります。

費用相場を把握し資金計画を立てた上で、適切な頻度でリフォームするようにしましょう。

もくじ

外壁の塗り替えにかかる費用

　使用する塗料とコストパフォーマンス

コーキングの打ち直しにかかる費用

外壁塗装はDIYでやってはいけない

外壁の張替えにかかる費用

　外壁もカバー工法が可能

外壁のリフォームはイエプラスにご相談ください

 

外壁の塗り替えにかかる費用

まず外壁の塗り替えにかかる費用ですが、30坪2階建てでだいたい70万円から100万円台前半が相場です。

金額が大きい項目としては、足場代が約20万円、塗装費用が下限20万円前後（塗料のグレードによって上がる）、さらにコーキングの打ち直しに20万円ほどかかります。

下地調整にかかる費用は屋根塗装に比べてやや安く5万円程度となりますが、補修箇所が多い場合は高くなることがあります。

あとは洗浄や養生にかかる費用や交通誘導員の人件費などで合計10万円ほどかかります。

これはあくまで目安なので、高価な塗料を使用したり、外壁の状態が悪く補修に時間がかかる場合は上振れします。

 

使用する塗料とコストパフォーマンス

外壁塗装の費用が大きく変動する要因は、使用する塗料の種類です。

高性能な塗料はその分価格も高いため、一回の塗り替えにかかる費用が高くなります。

ただ高性能な塗料は耐用年数も長いため、塗り替えの頻度が減り、年換算で考えるとコストパフォーマンスが良くなります。

では予算に余裕があるならひたすら高性能な塗料を選べばよいかというと、必ずしもそうとは言い切れません。

たとえばフッ素塗料は耐用年数が15年から20年と長いですが、硬質なため割れやすいという欠点があります。

また塗装をしたからといって外壁自体の劣化が止まるわけではないので、塗料の耐用年数が長くても先に外壁が劣化することも考えられます。

これらの点を考慮すると、価格と性能のバランスが良く耐用年数も12年前後とほどよいシリコン塗料や、シリコンより少し高い代わりに劣化しにくく、耐用年数がより長いラジカル塗料がおすすめです。

 

コーキングの打ち直しにかかる費用

外壁のリフォームで忘れてはならないのがコーキングの打ち直しです。

コーキングはサイディングの目地を埋める弾性の高い素材で、雨水などが内側に侵入するのを防ぐ役割があります。

また弾性が高いため、地震などの揺れを吸収することでサイディング外壁の損傷を防いでくれます。

コーキングは経年劣化によってこの弾性が落ちると体積が縮んで固くなり、ひび割れたり外壁材から剥がれたりします。

これらの症状は外壁の雨漏りの原因になりますから、劣化の兆候が見られたら新しいコーキングに打ち直す必要があります。

コーキングの打ち直し単独でかかる費用は、足場代20万円前後、古いコーキングの撤去費用数万円、材料費と工賃で20万円前後といったところで、諸経費も入れておおよそ40万円前後が相場になります。

高所での作業が必要ない場合は足場代がかかりませんから、20万円台で済むこともあります。

なおコーキングは耐用年数が10年弱と短いので、塗装よりもリフォームの頻度が高くなります。

 

外壁塗装はDIYでやってはいけない

外壁塗装も屋根塗装と同様、DIYできそうに見えて実際は職人の技術がないと難しいので、費用節約のためにDIYするのはおすすめしません。

DIYで外壁塗装やコーキングの打ち直しをすると損をする理由は以下の通りです。

• 失敗しやすい

• 失敗しても保証がない

• 道具や材料の費用がかかる

• 手直しをリフォーム業者に依頼する場合、通常より費用が高くなる

• 高所は脚立などで作業するしかないため非常に危険

経験不足から失敗しやすく、自己責任のため失敗したときの保証もないなど、外壁塗装のDIYはほぼデメリットしかありません。

また外壁は屋根と違って垂直に立っていますから、足場を組めないとなると脚立などに乗って作業するしかなく、非常に危険です。

命に関わるので、絶対にDIYではやらないでください。

なおコーキングも同様に技術と経験がないと上手く施工できませんので、自力でなんとかしようとせず、必ずリフォーム業者に依頼するようにしましょう。

 

外壁の張替えにかかる費用

塗装の塗り替えやコーキングの打ち直しに比べて頻度は落ちますが、外壁そのものの張り替えも必要です。

外壁の張り替えにかかる費用は一般的なサイディング外壁なら100万円台後半から200万円台、タイル外壁などの材料費、工賃共に高価な外壁材では300万円以上かかることもざらにあります。

費用を抑えたい場合は安価な窯業系サイディングや、それより少し高いかわりに性能が良くメンテナンスコストが低い金属サイディングがおすすめです。

張り替えにかかる費用の総額は、窯業系サイディングでだいたい150万円から250万円、ガルバリウム鋼板の金属サイディングで170万円から270万円といったところです。

 

外壁もカバー工法が可能

実は外壁も屋根と同様、カバー工法が可能です。

カバー工法なら既存の外壁を撤去しない分、リフォーム費用を削減できます。

また外壁が二重になることで防音性や断熱性も向上するため、より暮らしやすくなります。

建材の重量が上がると耐震性が落ちるのは外壁も同じですが、軽量な金属サイディングなら大きな悪影響はないと考えてよいでしょう。

 

外壁のリフォームはイエプラスにご相談ください

いかがでしたでしょうか。

外壁のリフォームは屋根のリフォームに比べてやや費用が高い傾向にありますが、快適に暮らせる家を維持するのに定期的なリフォームは必要不可欠です。

塗装、コーキング、外壁材のメンテナンス時期を把握して、余裕をもって予算を準備しておきましょう。

なお具体的な金額は見積をしないとわからないので、気になる方はまず複数の業者に見積もりを依頼しましょう。

弊社も無料見積もりを承っておりますので、ぜひお尋ねください。

その他、雨漏りの無料調査、各種リフォームの無料見積りも承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、リフォームをお考えの方はぜひご相談ください。