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塗装コラム

2025/10/09

外壁の塗り替えで意外と重要な、既存塗料との相性の話

外壁の塗り替えで意外と重要な、既存塗料との相性の話 画像

こんにちは!イエプラスのスタッフです!

外壁塗装は建物を長持ちさせ、美観を保つために欠かせないメンテナンスの一つで、弊社でも多くのご依頼をいただいております。

塗り替えでは塗料の耐久性や汚れにくさに意識が向きますが、見落としがちなのが使用する塗料の相性です。

実は塗り替えは「既存の塗料(旧塗膜)と新しい塗料の相性」で難易度と仕上がりが変わります。

せっかく高性能な塗料を使用しても、この既存の塗料との相性を無視すると本来の性能を発揮できず、剥がれや膨れといったトラブルの原因になることがあります。

今回はこの既存塗料との相性について簡単に解説します。

もくじ

なぜ既存塗料と新しい塗料の相性が重要になるのか?

 相性不良によって起きる主なトラブル

旧塗膜の何が仕上がりに影響するのか

 活膜か死膜か

 溶剤の種類

 塗料の種類

外壁の塗り替えは必ず専門の業者に依頼すること

外壁の塗り替えはイエプラスにお任せください

なぜ既存塗料と新しい塗料の相性が重要になるのか?

外壁塗装では、新築時や前回の塗装で形成された塗膜の上に、新たな塗料を塗り重ねます。

この時、旧塗膜と新塗料が化学的・物理的にしっかりと接着しないと、塗膜の耐久性が従来より大きく低下します。

特に前回から長い年月が経過している場合、旧塗膜は紫外線や雨風によって劣化し、密着力が低下しています。

この劣化状態を把握し、新塗料との相性を踏まえた下地処理を行うことが、塗り替え成功の絶対条件となります。

相性不良によって起きる主なトラブル

既存塗料との相性や下地処理のミスは、以下のような深刻な施工不良を招くことがあります。

  1. 塗膜の剥がれ:旧塗膜と新塗膜がうまく接着せず、新しい塗膜が剥がれてしまう現象。特に旧塗膜の表面に残った汚れやチョーキングの粉を完全に除去できていない場合や、相性の悪い塗料を重ねた場合に発生する。

  2. 塗膜の膨れ:塗膜と下地の間に水分や空気が閉じ込められ、塗膜が風船のように膨らんでしまう現象。旧塗膜の吸い込みムラや、塗料の種類が合わずガスが発生しやすい場合に起こる。

  3. 塗膜のしわ・縮み:特に油性塗料で見られる、旧塗膜が溶剤に侵され塗膜表面が溶けて縮む現象。

旧塗膜の何が仕上がりに影響するのか

このようなトラブルが起きないように、塗り替え作業では旧塗膜の種類や状態を精査し、トラブルの原因となる要素を排除する必要があります。

では、具体的に旧塗膜の何が塗り替えの仕上がりに影響するのでしょうか。

活膜か死膜か

まず重要なのが、旧塗膜が「活膜」か「死膜」かの違いです。

既存の塗膜が残っていても、その状態によって塗装工事の初期工程である下地処理が変わります。

旧塗膜のうち、まだ下地に密着している「活膜(かつまく)」は残っていても問題なく、高圧洗浄機で汚れを落としたあと上から塗り重ねられます。

逆にすでに下地から浮いてしまっている「死膜(しまく)」なら、すべて綺麗に除去してから塗る必要があります。

死膜の状態を放置してそのまま上塗りをしてしまうと、新しく塗った塗料が旧塗膜ごと剥がれてしまい、塗り替えた意味がなくなります。

外壁を塗装する際は、残った旧塗膜を可能な限り削ぎ落す「ケレン作業」をし、それから下塗り塗料を塗布します。

ケレン作業後に活膜が残っていても塗り替えに支障はありませんが、死膜が残っていると施工不良が起きるので、下地処理は大変重要です。

溶剤の種類

塗り替えでは溶剤の種類も重要になります。

なぜこれが重要になるかというと、塗料に使われている溶剤の種類によっては、旧塗膜が溶けだして浮きや縮みが起き、仕上がりが悪くなるからです。

たとえば外壁塗装に使われる油性の強溶剤塗料にはシンナーが含まれていますが、旧塗膜の種類によっては残った活膜が溶けてしまいます。

基本的に旧塗膜に使われた塗料と同等の溶剤が使われていれば問題ないことが多いので、前回塗り替えたときの見積書や仕様書があれば、見積りの際に提示するとよいでしょう。

いずれにせよ試し塗りで確認はする必要があります。

塗料の種類

前回使用した塗料の種類も塗り替えに影響することがあります。

たとえばフッ素塗料、光触媒塗料、無機塗料などの塗膜の付着性が低い塗料は、専用のプライマーで密着性を持たせないと新しい塗料が上手く付着しません。

塗膜の柔らかい弾性塗料の旧塗膜から塗膜の堅い非弾性塗料に塗り替える場合も注意が必要です。

弾性塗料は塗膜に適度な伸縮性があるためひび割れが起きにくいのですが、この弾性塗料が残っている状態で堅い塗料を塗ると、新塗膜がひび割れることがあります。

このようなトラブルを避けるためには、ケレン作業で旧塗膜を剥ぎ取った上で適切な下塗り塗料を使用する必要があります。

外壁の塗り替えは必ず専門の業者に依頼すること

外壁塗装を塗り替える際は基本的にケレン作業で旧塗膜を削ぎ落とすので、杜撰な施工をしない限りまず問題はありません。

ケレンには技術が必要ですし、道具や薬剤も使用しますし、塗り替えには外壁と旧塗膜の状態を診断するための知識と経験も必要になります。

これらの作業はプロでなければ難しいですから、外壁の塗り替えは必ず専門のリフォーム業者に依頼しましょう。

外壁の塗り替えはイエプラスにお任せください

外壁の塗り替えには、知識と経験に裏打ちされたプロの判断が必要です。

イエプラスは、屋根と外壁のリフォームを得意とするリフォーム会社です。

2回目以降の塗り替えで重要になる既存塗膜との相性の見極め、正確な建物診断と、それに合わせた最適な塗料・工法の提案はお任せください。

豊富な施工実績と自社職人による丁寧な作業で、お客様のお家の外壁に新築同様の輝きを取り戻します。

その他、雨漏りの無料調査、各種リフォームの無料見積りも承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根、外壁のリフォームをお考えの方はぜひ弊社にご相談ください。

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