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塗装コラム

2025/10/16

塩害による屋根・外壁の不具合と、塩害に強い屋根と外壁

塩害による屋根・外壁の不具合と、塩害に強い屋根と外壁 画像

こんにちは!イエプラスのスタッフです。
 

みなさんは「塩害」という言葉をご存知でしょうか。

塩害とは、海に面した地域で起こる、潮風を原因とした建物の損傷全般を指します。

太平洋沿岸にお住まいの方にとっては身近な被害ですね。

今回はこの「塩害による屋根や外壁の不具合」について、少し専門的な視点から解説しつつ、塩害に強い長期保証付きの屋根と外壁もご紹介します。

もくじ

なぜ塩害が屋根や外壁に悪いのか

塩害で起きる主な不具合

どんな地域で注意が必要?

塩害に強い屋根と外壁

弊社おすすめの屋根材「スカイメタルルーフ」

塩害地域の屋根、外壁リフォームもイエプラスにお任せください

なぜ塩害が屋根や外壁に悪いのか

海辺の地域では、海水中の塩分が潮風に乗って陸に飛来し、建物に付着します。
この塩分が建物や農作物に及ぼす悪影響を総称して「塩害」といいます。

塩害の建物への影響でよくあるのが、コンクリートの破損と内側の鉄筋の腐食です。

コンクリートは強アルカリ性の水酸化カルシウムを多く含み、「不導体被膜」という膜で鉄筋を保護しています。

海から飛来した塩分がコンクリートと反応すると塩化物イオンが発生し、これが不導体被膜を破壊して鉄筋の腐食を引き起こします。

コンクリートではない一般住宅の屋根や外壁も塩害の被害を受けます。

潮風の届く地域では塗装の劣化がそうでない地域より早く、耐用年数が短くなります。

また金属屋根や金属サイディング、雨戸や金属の柵なども腐食しやすく、屋根の棟板金やビス、かん合部など目立たない場所に塩分が溜まり、腐食が進むこともあります。

塩害で起きる主な不具合

塩害が進行すると、次のようなトラブルが現れます。

  • 金属屋根、金属サイディングの錆び:塗装が劣化し、その下のメッキ層の損耗が進むと、下地の鉄が空気や水分に触れて錆が発生する。進行すると点状の腐食(ピッティング)が起き、穴が開くことがある。
     

  • 塗膜の劣化:屋根塗装、外壁塗装の劣化が早まり、色褪せやチョーキングが通常より早く起きる。防水性が下がる他、紫外線が屋根や外壁に与える負荷も増す。劣化が早まるぶん、メンテナンスにかかる費用も内陸より高くなる。
     

  • 金具等の錆:屋根材を固定する各種金具の強度が落ち、風で浮いたり破損したりすることがある。ベランダの柵や屋外階段など、安全に関わる箇所の腐食が進むと非常に危険。

  • コンクリートの割れ、剥離、鉄筋の錆:コンクリートやモルタルの外壁は、塩化物イオンの影響で強度が落ち、内部の鉄筋が錆び、その影響で割れや剥離が起きる。

これらの不具合だけでなく、外構や庭の植物などにも悪影響があります。


 

どんな地域で注意が必要?

一般的に海岸から2㎞以内は「塩害地域」、さらに500m以内は「重塩害地域」と呼ばれ、塩害の被害が大きいとされています。

ただ塩害が起きる範囲自体は海岸から5㎞とも7kmとも言われ、一概には言えません。
これは風向きや地形によって潮風の届く範囲が変わるからです。
ただ少なくとも潮風の匂いが感じられる場所では塩害が起きる可能性が高いと考えられます。

塩害に強い屋根と外壁

塩害地域では屋根と外壁の素材選びが非常に重要です。
沿岸に家を建てる際や、すでに塩害の被害を受けている場合の葺き替え、張り替えでは、次のような点を確認しておくと安心です。

  1. 耐食性の高い鋼板を使用しているか:ガルバリウム鋼板や次世代ガルバリウム鋼板(SGL鋼板)は、トタンなどに比べて耐食性、防錆性が非常に高く、塩害による被害を受けにくい。現在、一般住宅向けに製造されている金属屋根、金属サイディングの多くはガルバリウム系のメッキを施した製品。
     

  2. 塩害に強い塗料を使用しているか:フッ素系や無機系塗料などの耐候性が高い塗料は塩害の被害を受けにくいとされている。
     

  3. 保証が付帯しているか:メーカーによっては「塗膜○年」「赤錆○年」「穴あき○年」などの保証を設定している場合があるので、保証期間が長い屋根、外壁が望ましい。ただし塩害地域は保証対象から外されているケースも多いため確認が必要。塩害地域が保証対象外でも、耐久性の判断材料にはなる。

塩害の被害を受けやすい地域では、これらの点に注意して屋根材、外壁材を選ぶことが重要です。

その他、伝統的な日本瓦などの陶器瓦や、樹脂系サイディング、ステンレス製の屋根と外壁などは素材自体が塩害の影響を受けにくいです。

ただしこれらの屋根、外壁は重量や価格などネックになる部分があります。


弊社おすすめの屋根材「スカイメタルルーフ」

塩害地域では耐食性、防錆性が高い屋根と外壁を選ぶ必要があります。

その中でも屋根について、弊社ではFeloof社の「スカイメタルルーフ」をおすすめしております。

スカイメタルルーフはガルバリウム鋼板と同等の「ジンカリウム鋼板」を基材とし、多層構造のコーティングと天然石の石粒で強力に保護した金属スレートです。

塩害地域の保証については明記されていませんが、「美観保証30年」という長期保証付きで、耐久性については十分な信頼性があります。

また塩害とは関係ありませんが、重量は一般的な瓦の1/6程度と非常に軽く、既存屋根の上に施工する屋根カバー工法にも適しています。

塩害地域の屋根、外壁リフォームもイエプラスにお任せください

塩害による屋根や外壁のトラブルは、最初は小さな錆びから始まりますが、放置すると穴あきや雨漏りなどの大きな被害につながります。
特に海沿いの住宅では「耐食性の高い屋根材を選ぶこと」と「こまめな点検」が大切です。

イエプラスは屋根と外壁のリフォームを多く手がけるリフォーム会社です。

塩害地域にも適したスカイメタルルーフを始め、お客様のお家に適した建材とリフォームプランをご提案いたします。

海から近い地域にお住まいの方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

その他、雨漏りの無料調査、各種リフォームの無料見積りも承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根、外壁のリフォームをお考えの方はぜひ弊社にご相談ください。

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