外壁塗装で色褪せしにくい色、色褪せしやすい色とは?
こんにちは。イエプラススタッフです!
外壁や屋根は時間の経過とともに色褪せてしまいます。
色褪せてしまうとどうしても古くなった印象を持ってしまいます。
一度色褪せてしまうと清掃などで色が元に戻ることはありません。
今回は色褪せしてしまう原因と色褪せしにくい色、色褪せしやすい色もご紹介していきます。
目次
・主に理由は2つある
・色褪せしやすい色とは?
・逆に色褪せしにくい色とは?
・ただ外壁塗装に向かない色もある
・まとめ
主に理由は2つある
まずは色褪せしてしまう原因からお話ししていきます。
①顔料の色素の結合が切断されてしまう
塗料の色の元は顔料ですが、こちらも原子同士の結合で構成されています。
これら原子同士の結びつきの強さは結合エネルギーによって示すことができ、この結合エネルギーを上回るエネルギーを受けるとそれが破壊されてしまうのです。
色素の結合の切断は主に太陽光の紫外線によって引き起こされます。
②化学変化して他の物質に変化してしまう
化学変化で身近な物と言えば酸化です。
よく見る鉄のサビは、鉄が酸化して起きる現象。色も赤や黒へと変わります。
このように化学変化に伴い色も変化するので、外壁の色もこれまでとは違った色になるのは当然なのです。
化学変化は酸素や水によって引き起こされますが、熱によっても促進されます。
日光によって届けられる熱も化学変化を一部、促進させているのです。
完全に避けては通れない
外壁や屋根の塗装は屋外にあるため絶対に色褪せしないとは言い切れません。
ですので色褪せしにくい色を選んでいくと塗り替えの頻度も少なくなりますし、コスパも良くなります!
色褪せしやすい色とは?
まずは色褪せしやすい色からご紹介していきます!
紫、黄色、赤このあたりが色褪せしやすい色となっています。
赤というと東京タワーの色を連想する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
東京タワーの紅白模様の「赤」に使われていることから、それなりに耐久性がありそうだが塩害などの影響もあり、実は5年に1回程度の塗り替えが行われている。
しかし、これらの原色で商業施設などでもない限りこれらの原色で外壁塗装をする人はまずいないでしょう。
逆に色褪せしにくい色とは?
青、黒、白が色褪せしにくい色。
これらの色は結合が切れにくく、紫外線の影響を受けにくいため色褪せがしにくい色として有名なのです。
ただ外壁塗装に向かない色もある
それは白と黒色。
白は汚れが目立ちやすい色です。もし選ぶのであればクリーム系やベージュ系をおすすめします。
黒は熱を吸収しやすいため夏場は室内がとても暑くなってしまいます。
また黒色は、光沢とセットになっているため、艶がなくなってしまうと一気に色褪せたように見えることも…。
もし選ぶのあればお家全体を黒色にするのではなくアクセントとして部分的に使うようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
外壁に色褪せが目立ってくると家に古びたイメージを与えてしまうだけでなく、塗膜の防水性低下の可能性もあります。
お住まいに色褪せが見受けられたら、塗装を考える時期であると言えます。
ただ色褪せを気にしすぎると好きな色を選びにくくなってしまいます。
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