古民家のリフォーム、リノベーションに適した屋根と外壁
こんにちは!イエプラスのスタッフです!
近年、古民家をリノベーションして新たな住まいや運用資産として活用する動きが注目されています。
古民家は貴重な無垢材がふんだんに使用されていたり、使い込まれたヴィンテージの風合いがあったりと大変魅力的で、その割に価格も安いことが多いです。
元々の風情を残しつつ現代風にリフォームすれば、他にはないオリジナリティあふれる家に変えることもできます。
今回はそんな古民家再生リフォーム・リノベーションのうち、屋根と外壁のリフォームについて解説していきます。
もくじ
古民家再生の魅力とは?
古民家再生のメリット
唯一無二のデザイン
環境に優しい
コストパフォーマンスがよい可能性
古民家再生リフォームの注意点
耐震補強工事が必要
思ったほど上手く活用できない可能性も
古民家の屋根と外壁のリフォーム
古民家の屋根は軽量なものを選ぶ
外壁は古民家の雰囲気を残しつつ改良する
建材の色や組み合わせにもこだわってみる
古民家の屋根と外壁のリフォームもイエプラスにお任せください
免責事項
弊社は賃貸運用のコンサルティング業務等は行っておりません。古民家を活用した資産運用について、当記事によって生じたいかなる損失についても責任を負いかねますので、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
古民家再生の魅力とは?
古民家とは、一般的に1950年以前に建てられた伝統的な日本家屋を指します。
古民家は太い梁や柱、土壁、瓦屋根など、現代の住宅にはない独特の風合いが魅力です。
全国各地に残る農家や商家として使われていた古民家を、移住や運用を目的として活用する方も多くいらっしゃいます。
古民家再生のメリット
古民家の再生には次のようなメリットがあります。
唯一無二のデザイン
古民家の使い込まれた梁や柱は、現代の建材では再現できない味わいがあります。
また無垢材の一枚板が多く使用されており、新築では味わえないナチュラルな木のぬくもりを感じることができます。。
環境に優しい
古民家再生は環境意識の高い方にもおすすめです。
既存の建物を活用することで廃材を減らし、SDGsにも貢献できます。
コストパフォーマンスがよい可能性
古民家再生リフォーム・リノベーションなら、新築より予算を抑えながら個性的な住まいが手に入ります。
古民家は今では貴重な大きいサイズの無垢材が使われていることも多く、さらに製材から半世紀以上経過しているため、ヴィンテージとしての価値もあります。
物件によってはかなり安い価格で出ているので、上手く活用できれば高いコストパフォーマンスを実現できるでしょう。
古民家再生リフォームの注意点
古民家再生リフォームにはいくつか注意点もあるので見ていきましょう。
耐震補強工事が必要
古民家はリフォーム・リノベーション用として魅力的ですが、強度面は現代の基準で見ると不安の残る物件が多くあります。
古民家は新耐震基準に適合していませんし、老朽化から地震による倒壊のリスクがさらに高くなっているケースもあります。
新耐震基準を満たしていない家は違法ではありませんが、居住用としても運用資産としても危険で、資産価値も新耐震基準の家より低くなります。
ですので古民家の活用を検討される際は、耐震補強工事にかかる費用を必要経費として必ず予算に組み入れてください。
なお耐震補強工事は国や自治体からまとまった金額の助成金が下りますので、費用負担をかなり軽減できる可能性があります。
思ったほど上手く活用できない可能性も
リフォーム自体は上手くいっても、住んでみたら地域に馴染めなかった、賃貸物件にしたが借り手が見つからなかった、といった失敗は起こり得ます。
入念に下調べをしても予想外の事態は起きますから、失敗するリスクも念頭に置いて購入からリフォーム、活用までの計画を立てましょう。
古民家の屋根と外壁のリフォーム
ここからは古民家の屋根・外壁リフォームについて、重要なポイントを見ていきましょう。
古民家の屋根は軽量なものを選ぶ
古民家再生リフォーム・リノベーションは、耐震補強工事をするのが大前提ですが、屋根と外壁についても耐震性を考慮して選んだ方がより安全です。
特に屋根は家の耐久性を左右する最重要ポイントです。
多くの古民家は瓦屋根ですが、瓦屋根は耐久性は高いものの重量は重く、家屋にかかる負担が大きくなり、地震による倒壊のリスクが高くなります。
また屋根が重いと重心が高くなり、地震の横揺れも激しくなります。
これらの点から、屋根は軽量なスレートや金属屋根に吹き替えた方がよいでしょう。
日本瓦の見た目を維持したい場合は、メーカー各社が製造している「日本瓦風の金属屋根」を選べば見た目を維持したまま耐震性を改善できます。
陶器製にこだわりたい場合は従来の瓦より軽い防災瓦を採用する手もありますが、軽量化されているとはいえまだ重いので、耐震性は金属屋根に比べると劣ります。
とはいえ陶器の質感も捨てがたいと思いますので、安全性を考慮しつつ折り合いをつけるのも選択としてはありです。
外壁は古民家の雰囲気を残しつつ改良する
外壁も軽量化すれば耐震性は上がりますが、屋根に比べれば影響は小さいので、元々使われていた外壁を上手く活用してもいいかもしれません。
古民家再生の魅力はなんと言っても使い込まれた風合いですから、残せる建材は残した方が趣が出ます。
漆喰や意匠性塗料を使って古き良き日本家屋の風情を残しつつリファインするのはどうでしょう。
性能面を向上させたい場合は、漆喰調サイディングや木目調サイディングを使用して、見た目だけ似せるのがおすすめです。
なお本物の木材を使用した木質系サイディングという外壁材もありますが、こちらは本物なので耐久性や耐火性で木目調サイディングに劣ります。
これらをふまえ、性能と見た目を考慮して最適な選択を検討しましょう。
建材の色や組み合わせにもこだわってみる
古民家再生リフォーム・リノベーションでは、デザインセンスが重要になります。
一軒一軒に個性がある古民家をリフォームする際は、単純に外壁を一つの建材で統一するだけでなく、2種類以上の色や形状を組み合わせてもいいかもしれません。
たとえば漆喰調サイディングと木目調サイディングを併用して、漆喰の硬質さと木のぬくもりのコントラストを演出するのはどうでしょう。
色調も大胆に黒やグレーを織り交ぜ、おしゃれな和モダンテイストにするのもよいでしょう。
古民家のリフォームはデザインの自由度が高いので、建材の組み合わせにはこだわりたいところですね。
古民家の屋根と外壁のリフォームもイエプラスにお任せください
イエプラスは主に屋根と外壁のリフォームを得意とするリフォーム会社です。
古民家の屋根と外壁のリフォームについてもお気軽にご相談ください。
また外構のリフォームも承っておりますので、そちらも合わせてご依頼いただけます。
(過去に弊社にご依頼いただいたお客様につきましては、内装のリフォームも承っております。)
その他、雨漏りの無料調査、各種リフォームの無料見積りも承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根、外壁のリフォームをお考えの方はぜひご相談ください。