梅雨の雨、夏の湿気から家を守る屋根の防水
こんにちは!イエプラスのスタッフです!
まもなく梅雨がやってきます。
日本の夏は梅雨明け後もじめじめした暑さが続くので、熱中症対策、健康管理をしっかりしていきたいですね。
さて、梅雨の雨、夏の湿気は人間だけでなく屋根にとってもあまり良いものではありません。
雨漏りが起きたり湿気が屋根裏や屋内に溜まると建材が劣化したりカビが発生したりしますし、不快感も一層増します。
そこで今回は、梅雨から夏にかけての雨と湿気から家を守る、屋根の防水について簡単に解説します。
もくじ
夏の湿気は家の寿命を短くする?
屋根の防水リフォームが重要な理由
雨漏りのリスクが上がる
カビによる健康被害のリスクが上がる
構造の劣化を引き起こす可能性がある
光熱費の増加
資産価値の低下
屋根の防水リフォームの具体例
防水シートの張り替え
隙間の確保
コーキング補修
屋根裏の通気性の確保
雨樋のメンテナンス
屋根の防水はイエプラスにお任せください
夏の湿気は家の寿命を短くする?
夏の湿気は家に負担をかけているかもしれません。
たとえば屋根の下に張られた防水シートが劣化していると、梅雨の大雨で雨漏りが発生し、屋根裏に水と湿気が溜まります。
すぐに対処すれば問題ありませんが、放っておくと湿気の影響で家の基本構造部分の強度が落ちる恐れがあります。
雨漏りや高い湿度はカビの発生の原因にもなり、健康面でもマイナスになります。
不快感も増しますし、良いことはないので事前に対策しておくことをおすすめします。
屋根の防水リフォームが重要な理由
では屋根の防水リフォームが重要な理由について見てみましょう。
屋根は、家の構造や内部を守る最初のバリアです。
防水性能が低下すると次のような問題が起こります
雨漏りのリスクが上がる
瓦のズレやスレートの割れ、防水シートの劣化などが重なると雨水が内側に侵入しやすくなり、防水シートの劣化が早まります。
防水シートが劣化して雨水を弾けなくなると、水分が屋根裏に達して雨漏りが発生します。
雨漏りは次に挙げるカビの発生や構造の劣化などを引き起こします。
カビによる健康被害のリスクが上がる
屋根裏の湿気はカビやダニの温床になります。
ご家族にアレルギーや呼吸器疾患がある場合、大きな健康被害を受けるかもしれません。
アレルギーは最悪アナフィラキシー・ショックによる重篤な症状が出る恐れもあります。
またカビは臭いも不快なため、夏のじめじめした気候に加えてより不快感が増します。
構造の劣化を引き起こす可能性がある
雨水が構造部分まで達すると、梁や断熱材に劣化や腐敗が起きます。
そうなると家の強度が落ちて災害に弱くなるだけでなく、リフォームにかかる費用も高くなります。
特に関東は地震が発生しやすいので、構造部分の劣化や腐敗による耐震性の低下は重大な問題です。
光熱費の増加
雨水や湿気が屋内に入り込むことで不快感が増すと、その解消のためにエアコンや除湿機をフル稼働させることになります。
そうなると電気代も増して家計が圧迫されます。
夏はたでさえ光熱費が高くなる時期ですから、予想外に大きな負担になるかもしれません。
資産価値の低下
雨漏り歴のある家は、強度の低下が疑われるなどの理由から中古市場での評価が下がる可能性があります。
将来的に家を売却するつもりなら、雨漏りや湿気による家の劣化は未然に防いだほうがよいでしょう。
屋根の防水リフォームの具体例
ではここで屋根の防水リフォームの具体例を見てみましょう。
防水シートの張り替え
屋根は屋根材自体で雨を防いで雨樋に流すだけではなく、屋根の隙間から侵入した雨水も防水シートで弾く仕組みになっています。
この防水シートが劣化して水を十分に弾かなくなると、大雨の日などに雨漏りする恐れがあります。
防水シートの耐用年数は材質にもよりますが一般的に10年から20年程度で、標準的なアスファルトルーフィングでおよそ20年です。
改質アスファルトルーフィングなら20年から30年持つといわれています。
屋根自体の防水性能によって劣化の早さは変わりますが、耐用年数に達したらできるだけ早めに交換した方がよいでしょう。
なお屋根の隙間をなくせば防水シートを張る必要ないのではないかと思われるかもしれませんが、そうすると屋根裏に溜まった湿気が排出されにくくなりかえって良くありません。
隙間の確保
屋根に適切な隙間がない場合、そこに水や湿気が溜まりやすくなります。
屋根の隙間は塗料でも埋まるため、スレート屋根の塗り替えでは屋根の隙間に入った塗料をカッターなどで除去する「縁切り」と呼ばれる作業を行います。
この縁切りにはタスペーサーと呼ばれる金具を使用することもあります。
タスペーサーは屋根と屋根の間に挟んで隙間を作る金具で、これを設置すると確実に縁切りできます。
未設置の場合は屋根の他のリフォームのついでに設置するとよいでしょう。
費用もそれほどかかりません。
コーキング補修
屋根の防水性はコーキング(ゴム状の充填材)の状態にも依存します。
コーキングは経年劣化で硬く収縮するため、耐用年数(5〜10年)が近くなると部分的に剥がれて隙間ができます。
屋根は頂部にある棟板金などの接合部にコーキングが使用されているため、定期的に点検を行ってコーキングが劣化していないか確認し、補修が必要なら打ち替えます。
またコーキングは割れたスレート屋根の補修にも使えます。
割れた破片が残っていれば、それを元の形に合わせてコーキングで接着して直せます。
屋根裏の通気性の確保
屋根裏は湿気が溜まりやすく、通気性を持たせるように空気の通り道が設けられています。
施工不良などによってこの空気の通り道が塞がれると、湿気や結露で屋根周りの構造部分が腐敗することがあります。
たとえば屋根断熱に使われる断熱シートの施工に不備があったり、本来なら空気の通り道になるはずの箇所が埋まっていたりすると、このような不具合が起きます。
実際に雨漏りなどの不具合がなければ問題ないと思われますが、気になる方は定期メンテナンスのついでに屋根の通気性に不備がないか確認してもらいましょう。
雨樋のメンテナンス
屋根の防水からは少し離れますが、雨樋のメンテナンスも家全体の防水性を高めるために重要です。
雨樋に詰まりや破損が起きると雨水が適切に排水されなくなり、外壁や基礎部分に余計な雨水が当たって劣化が早まります。
屋根のリフォームの際は雨樋に不具合がないかも確認してもらうとよいでしょう。
屋根の防水はイエプラスにお任せください
屋根の防水対策は不備があるまま放っておくと後々大きな損害が出る恐れがあります。
構造部分まで被害が及ぶと修繕にかかる費用も大きくなりますから、早めの対策をおすすめします。
イエプラスは屋根のリフォームが専門ですので、屋根の防水に不安がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
その他、雨漏りの無料調査、各種リフォームの無料見積りも承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根、外壁のリフォームをお考えの方はぜひご相談ください。