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2021/06/24

屋根のカバー工法とは?メリット・デメリットとは?

屋根のカバー工法とは?メリット・デメリットとは? 画像

こんにちは。イエプラススタッフです!

屋根を適切にメンテナンスしていても、やがては経年劣化して、屋根材自体の交換を考える時期がやってきます。

近年では葺き替えではなく「カバー工法」と呼ばれる施工を選ぶ方も増えてきています。

屋根のカバー工法とはどのようなものなのか?メリット・デメリットを合わせて解説していきます。

目次

・カバー工法とは?

・カバー工法のメリット

・カバー工法のデメリット

・まとめ

カバー工法とは?

カバー工法とは、既存の屋根の上に、新しい屋根材を重ねる工法を指します。

会社や地域によっては「重ね葺き」や「被せ張り」とも言われたりもします。

スレートが貼られている屋根では、メンテナンスフリーなガルバリウム鋼板を使用してカバー工法を選択する方が多くいらっしゃいます。

カバー工法のメリット

解体工事が不要

屋根の葺き替え工事を行う際には、既存の屋根を撤去する必要があり、解体工事が発生します。

解体工事となると、工事期間も長くなり、費用もそれなりにかかってきてしまいます。

しかしカバー工法であれば、今ある屋根の上に新しく屋根を付けるため屋根全体を解体する必要がありません。

しかも葺き替え工事と比べて工事期間が短く、コストを抑えたい方にはピッタリではないでしょうか?

工事中も普段通りの生活ができる

カバー工法では屋根を解体しないので、工事中でも普段通りの生活ができます。

塗装と違ってニオイもでないので工事期間中もストレスなく過ごすことができます。

屋根の断熱性や防音性が高まる

断熱性のある屋根材を使用することで屋根の断熱効果が上がります。

屋根が二重に重なるため、防音性も高まるのです。

カバー工法のデメリット

メリットの多いカバー工法ですが、デメリットも存在します。

続けてカバー工法のデメリットについても確認していきましょう。

屋根が重くなる

カバー工法では、今ある屋根を撤去せず新しい屋根を被せ2重になるため重くなってしまいます。

屋根が重くなると今よりも耐震性が落ちてしまうことがデメリットです。

カバー工法を行う際は軽い金属製の屋根材を使うことがオススメです。

屋根の状態によっては施工できないことも

今の屋根が下地まで劣化していると、カバー工法はできません。

今ある屋根材を撤去して下地から補修しなくてはなりません。

補修しないで新しい屋根を被せてしまうと結果的に劣化が進んでしまい、雨漏りが発生する可能性があります。

瓦屋根には適さない

瓦屋根とカバー工法の相性は悪く、業者さんに頼んでもお断りされる場合があります。

そのほかにも太陽光発電を設置しているケースでも、工事が難しくなります。施工が不可能な訳ではありませんが、コストやメンテナンスを考えると別の方法を選択した方がいいかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は屋根のカバー工法についてお話してみました。

カバー工法には、施工期間が短かったり、費用が安く抑えられたりと費用対効果の高い工法といえます。

しかし、一部の屋根(瓦)や屋根の状態によってはカバー工法より葺き替え工事でないと効果が出なかったりも…

どの工事が適切か、一度業者さんに調査をしてもらうようにしましょう。

イエプラスでは、ドローンを使って診断を行い、今の状態をお客様と一緒に確認することができます。

普段はなかなか見れない場所だからこそ定期的に気にしてほしい。

リアルタイムで屋根の様子をモニターで確認することができ、今の状態を一緒に把握することができます。


 

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