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塗装コラム

2024/07/24

断熱性能の高い国内メーカーの屋根材

断熱性能の高い国内メーカーの屋根材 画像

こんにちは!イエプラスのスタッフです!

関東以南の梅雨が明けて、ほんの少しだけじめじめした空気が和らぎましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。

熱中症のリスクを考えると冷房は必須と言えますから、無理に節約しないで室温を下げて、体調管理をしっかりしていきましょう。

さて、夏の冷房で気になるのが電気代です。

燃料価格の高騰など様々な要因から電気代が下がる兆しが見えない中、できるだけ電気代を抑えたいと考える方は多いでしょう。

そこで重要になるのが冷房効率です。

冷房を無駄なく効率よく効かせるには、家の断熱性能を上げる必要があります。

特に屋根は直射日光を受けるため、夏場は屋根材の断熱性能で冷房効率が大きく変わってきます。

今回はそんな、夏の断熱に大きく影響する、断熱性能に優れた国内メーカーの屋根材をご紹介します。


 

もくじ

断熱性能の高い主な国内メーカーの屋根

 断熱性能の高い金属屋根

  アイジー工業株式会社:スーパーガルテクトシリーズ

  株式会社ニチハ:横暖ルーフシリーズ

  株式会社LIXIL:Tルーフシリーズ

  伊藤忠建材株式会社:スカイメタルルーフシリーズ

 断熱性能の高い瓦屋根

 断熱性能の高いスレート屋根

夏向きの断熱と冬向きの断熱ってあるの?

 遮熱性能で多少の違いが出る可能性がある

屋根の葺き替えは弊社にご依頼ください


 

断熱性能の高い主な国内メーカーの屋根

では早速、断熱性能の高い主な国内メーカーの屋根を見ていきましょう。


 

断熱性能の高い金属屋根

金属屋根は曲げ加工した金属に断熱材を裏張りした製品が多くあるため、標準的なものでも断熱性能が高いのが特徴です。

また軽量なため屋根カバー工法にも適しており、既存の屋根に重ねる分、さらに断熱効果を高めることができます。

以下に断熱性の高い国内メーカーの金属屋根をいくつか挙げます。


 

アイジー工業株式会社:スーパーガルテクトシリーズ

アイジー工業は金属屋根と金属サイディングの大手で、断熱性能の高い金属屋根「スーパーガルテクトシリーズ」が有名です。

スーパーガルテクトシリーズは、断熱性・防火性に優れたポリイソシアヌレートフォームを、遮熱塗装を施した超高耐久ガルバリウム鋼板とアルミライナー紙で挟む構造になっています。

断熱性、遮熱性共に優れているため、夏場は特に効果的です。

品質保証についても、標準で塗膜は15年、赤さびは20年、穴あきは25年と保証期間が長く安心です。

価格は2024年7月現在、「スーパーガルテクト」と「スーパーガルテクトC」が1平米あたり定価8,190円、遮熱性フッ素樹脂塗装で遮熱性を高めた「スーパーガルテクト フッ素」が定価10,280円となっています。


 

株式会社ニチハ:横暖ルーフシリーズ

窯業系サイディング大手のニチハも屋根を手掛けており、その中でも金属屋根の「横暖ルーフシリーズ」は高い断熱性と遮熱性を誇ります。

構造的にはアイジー工業のスーパーガルテクトシリーズと同様、ガルバリウム鋼板(またはSGL鋼板)に遮熱塗装を施し、断熱材を挟んだ形になっています。

こちらは断熱材が硬質ウレタンフォームになります。

保証もスーパーガルテクトと同等の長期保証が付いているので安心です。

横暖ルーフはスーパーガルテクトよりもラインナップが豊富なので、ご予算や求める仕様から製品を選ぶと良いでしょう。


 

株式会社LIXIL:Tルーフシリーズ

建築材料・住宅設備機器最大手のリクシルも断熱性に優れた金属屋根「Tルーフシリーズ」を提供しています。

Tルーフシリーズはガルバリウム鋼板にアクリルコートを施し、その上に天然石チップを敷き詰めたあと、その上からさらにアクリルコートで表面を保護しています。

耐久性が高く基本的に塗装やメンテナンスを必要としないため、美観10年、基材30年の品質保証が付いています。

意匠性の高い外観も特徴で、瓦や木材を模した見た目の製品もラインナップしています。

断熱には断熱材を使うのではなく、屋根材と下地の間に空気の層を作り、熱をシャットアウトする仕組みになっています。

また天然石の粒が太陽光を乱反射するため、遮熱性も高いです。


 

伊藤忠建材株式会社:スカイメタルルーフシリーズ

伊藤忠建材の「スカイメタルルーフシリーズ」もリクシルの「Tルーフシリーズ」とほぼ同等の構造と性能を持っており、弊社では主にこちらをおすすめしています。

基材であるジンカリウム鋼板はガルバリウム鋼板と同等で、多層構造や天然石チップの使用も同じです。

デザインも「スレート」「ウッド」「フラット」の三種類あり、色も複数用意されています。

表面の形状はTルーフに比べてややナチュラルで、少し落ち着いた印象があります。


 

断熱性能の高い瓦屋根

次に瓦屋根ですが、まず一般的なJ型の日本瓦は陶器の熱容量の大きさと厚みにより、標準で高い断熱性が期待できると言われています。

ただ重量が重いため事実上カバー工法ができない点を考慮すると、断熱目的で日本瓦に葺き替えるのはおすすめしません。

家の外観から日本瓦でなければ合わない場合に選択するものと考えてよいでしょう。


 

断熱性能の高いスレート屋根

スレート屋根は新築時に使用されることが多いですが、耐用年数が来たら葺き替えかカバー工法で金属屋根に替えることが多く、あえてスレートからスレートに葺き替える必要はありません。

遮熱性能の高いスレート屋根としては、スレート屋根大手の株式会社ケイミューが製造・販売している「コロニアル遮熱グラッサ」があります。

コロニアル遮熱グラッサは紫外線に強いグラッサコートに赤外線を反射する特殊な顔料を混ぜたもので、太陽光を反射しつつ蓄熱も抑えられる仕組みになっています。

カラーバリエーションも9種類と豊富なので、断熱性能はもちろん、色にもこだわりたい場合は選択肢に入れてもよいと思います。


 

夏向きの断熱と冬向きの断熱ってあるの?

最後に夏と冬の断熱について簡単に触れておきます。

夏と冬で屋根の断熱は変わるのかどうかですが、結論から言うと「断熱」に関しては変わりません。

ですので断熱性能の高い屋根に葺き替えると、夏の冷房効率が上がるだけでなく、冬の暖房効率も上がります。


 

遮熱性能で多少の違いが出る可能性がある

ただし、断熱性能だけでなく遮熱性能も高い屋根の場合、夏と冬で多少の違いが出る可能性があります。

夏は太陽光をできるだけ反射した方が屋根が熱を持ちにくくなり、室内温度も上昇しにくくなります。

しかし冬場は太陽光から得られる熱が減るので、夏に比べると少しだけ不利になります。

ただこれも考えようで、冬の寒さより夏の暑さの方が深刻なら、遮熱効果の高い屋根材を使用するメリットは十分にあります。

冬は日照時間が短く南中高度も低いので、太陽光から得られる熱は元からそれほど大きくありません。

またヒートテックなどの高性能インナーを着込んだり厚着をすることで寒さを凌げるので、夏に比べて対処しやすいはずです。

このあたりは、環境やご自身の生活スタイルなども考慮して屋根材を選ぶとよいでしょう。


屋根の葺き替えはイエプラスにご依頼ください

イエプラスは外装のメンテナンス、リフォームを得意とする会社です。

屋根の葺き替えは専門分野ですので、断熱性能の高い屋根に葺き替えたい、カバー工法でより断熱効果を上げたいという方は、ぜひ弊社にご依頼ください。

雨漏りの無料調査、リフォームの無料見積りも承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根と外壁でお悩みの方はぜひご相談ください。

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