タイル外壁でも雨漏りする?雨水が侵入する原因と対策

こんにちは!イエプラスのスタッフです!
タイル外壁は汚れに強く、耐候性、耐久性も高い外壁です。
実際、タイル自体は非常に丈夫なため、雨や紫外線による劣化は他の外壁材と比べると少ない部類に入ります。
ですが、タイル外壁なら完全に雨水などをシャットアウトできるかというと、そうとは言い切れません。
条件が重なれば雨水が内部に入り込むことがあります。
そこで今回は、タイル外壁に雨水が侵入する仕組みと、不具合のサイン、雨漏りを未然に防ぐための予防策について解説します。
もくじ
- タイル外壁とは?
- 雨水が入り込みやすい箇所
- 不具合のサイン
- 雨水の侵入を防ぐための予防策
- 雨水が入り込んだときの対処法
- タイル外壁の雨漏り対策もイエプラスにご相談ください
タイル外壁とは?
タイルは粘土などを主原料として高温で焼き固めた建材で、耐久性が高く、吸水率も低いという特徴があります。
紫外線や雨風による色あせにも強いため、外壁材としては特に耐久性が高い部類に入ります。
ただ、外壁全体の防水性はタイルだけで決まるわけではありません。
タイルの目地には一般的にセメント系の材料が詰められます。
タイルの内側には、モルタルや接着剤などの張り付け材があり、その奥にはコンクリートやモルタルなどの下地があります。
建物の構造や施工方法によっては防水紙や防水層が設けられている場合もあり、こうした下地や防水層が建物内部への雨水の侵入を防ぐ役割を担っています。
このように、タイル外壁は表面のタイルや目地、下地、防水層など、複数の要素によって雨水の侵入を防いでいます。
耐久性、耐候性が非常に高いタイル外壁ですが、これらの部分のどこかに不具合が出ると、そこから水が回り込む恐れがあります。

雨水が入り込みやすい箇所
タイル自体は焼き物なので耐久性と耐候性が非常に高いですが、タイル外壁はタイル以外の部分から雨水が内側に入ることがあります。
まず挙げられるのが目地です。
タイル外壁の目地はセメント系の素材を使うことが多いため、経年による劣化や、地震・温度変化による建物の動きでひびが入ることがあります。
そうなると、目地の隙間やひび割れから雨水が入り込むようになります。
それだけですぐに雨漏りするわけではないですが、下地や防水層の状態によってはさらに奥の層へ水が浸入する恐れがあります。
次にタイルの浮きです。
タイル自体に割れなどがなくても、裏側のモルタルや接着剤との接着力が弱まると、タイルが浮いて隙間ができることがあります。
やはりこうした隙間に雨水が入り込みます。
さらに吸水した部分が冬場に凍結・融解を繰り返すことで、状態が悪化していくこともあります。
また、浮いたタイルは地震や強風などをきっかけに剥落する危険性があるため、早めの点検と補修が推奨されます。
窓サッシの周りや換気扇フード、配管が壁を貫通している部分も不具合が生じやすい箇所です。
こうした部分はタイルと別の部材の境目になるため、シーリング(建物の隙間を埋める防水材)で隙間を埋めます。
シーリングは紫外線や温度変化などの影響で経年劣化し、硬化やひび割れ、剥離などが生じることがあります。
あとは同様に、隙間から水が入り込みます。
このほかベランダやバルコニーの壁との取り合い、手すり壁の上部(笠木)なども傷みやすい部分です。
不具合のサイン
雨水の侵入は外壁の内側で進むため、気付いたときには状態が進んでいる場合があります。
次のようなサインが見られたら点検を検討するとよいでしょう。
外壁側では、目地のひび割れや欠け、タイルのひび、シーリングの割れや剥がれが目安になります。
タイルや目地の表面に白い粉状のものが付いている場合は、「白華(エフロレッセンス)」と呼ばれる現象かもしれません。
これはセメント系材料に含まれる成分が水に溶け、表面に移動して結晶化したものです。
施工時に含まれていた水分や結露などが原因になることもありますが、雨水が原因の可能性もあるので注意が必要です。
室内側では、一般的な雨漏りのサインと同じように、壁紙のシミや浮き、カビの臭い、窓まわりの変色などが見られます。
また、雨の日に窓枠の周りに水が溜まったり、室内側に水が染み出したりする場合は、サッシ周辺のシーリングや防水処理に不具合が生じている可能性があります。
タイルの浮きは見た目ではわかりにくく、専門の業者が打診棒でタイルを軽く叩き、音の違いで確認する方法が一般的です。
これは判断が難しいため、怪しいと感じたら専門の業者に点検を依頼してください。

雨水の侵入を防ぐための予防策
タイル外壁で雨漏りを防ぐのに効果的な予防策は、他の外壁と同様、専門の業者による定期的な点検です。
補修については、目地のひびや欠けも小さいうちなら補修の範囲が狭く、費用も抑えやすくなります。
また、タイル外壁は部分的に剥がれることがあります。
劣化が一部に限られていれば部分補修で対応できる場合もありますが、周辺にも浮きが広がっている場合は、補修範囲が大きくなることがあります。
そうした意味でも、不具合の兆候が見られたら基本的に早めに対処した方がいいです。
大きな地震のあとは、外壁タイルに浮きやひび割れ、剥落などが発生している可能性があります。
目視で異常が確認できない場合でも、必要に応じて専門業者に点検を依頼し、被害が見つかった場合は早めに補修しましょう。
目地やシーリングの補修は、傷みの程度に応じて部分補修や全体の打ち替えを行います。
シーリング材の耐用年数は使用する材料や施工環境によって異なりますが、10~15年程度が一つの目安とされています。
前回の施工から10年ほど経過したら、ひび割れや剥離などがないか定期的に確認し、劣化状況に応じて補修や打ち替えを検討しましょう。
窓まわりなどは、外壁の点検の際にまとめて見てもらうと効率的です。
雨の日に室内に水が入る場合は早めに修繕を依頼してください。
雨水が入り込んだときの対処法
雨漏りと思われる症状が出たら、まず室内の被害を広げないように対応します。
水が垂れてくる場合はバケツや雑巾で受けるとともに、床や家具が濡れないよう、ビニールのゴミ袋など水を通さないものを活用して養生してください。
また、濡れている場所の写真を日付がわかる形で残しておくと、業者に状況を伝える際に役立ちます。
外からの確認は、脚立や屋根に上ると大変危険ですので、怪しいと感じたら業者の無料点検などをご活用ください。
弊社でも雨漏りの無料点検を実施しておりますので、室内で湿気やカビ臭さなどの兆候が見られましたらお問い合わせください。
原因の特定には目視や打診のほか、雨漏りの状況に応じて散水調査などを行います。
原因が判明したら、状態に合わせた補修を行います。
タイル外壁の雨漏り対策もイエプラスにご相談ください
タイル外壁は耐久性が高いため、何もしなくても雨漏りしないように見えますが、目地やシーリングといったタイル以外の部分の劣化が原因で雨漏りする可能性があります。
弊社はタイル外壁の点検や目地・シーリングの補修、タイルの張り替えなども承っております。
雨漏りの無料調査も行っておりますので、怪しいと思われる症状が見られるようでしたら、お気軽にご相談ください。
その他、各種リフォームの無料見積りも承っておりますので、神奈川県から東京都内にお住まいの方で、外装、外構のリフォームをご検討中の方は、ぜひイエプラスにお問い合わせください。
