塀やフェンスの劣化とリフォーム
こんにちは!イエプラスのスタッフです!
イエプラスは屋根、外壁の修繕、リフォームを得意とする会社ですが、外構のリフォームも承っております。
今回はそれら外構リフォームのうち、劣化した外壁の交換について解説します。
もくじ
劣化した塀を放置しない方がよい理由
素材別、塀の耐用年数
塀の劣化症状
ブロック塀の劣化症状
ひび割れ(クラック)
苔やカビの付着
白華
鉄筋の腐食
傾きやぐらつき
その他の素材の劣化症状
木材などの腐敗
金属の錆
塀やフェンスの交換も弊社にご用命ください
劣化した塀を放置しない方がよい理由
外構は常に風雨にさらされるため、劣化しやすい環境と言えます。
その反面、頑丈な造りになっているため耐用年数を超えて使い続ける例も多く見受けられます。
塀は耐用年数より長く使用しても目隠しとしての役割は果たせるため、一見問題がないように見えるかもしれません。
ですが見た目は問題ないように見えても、劣化した塀には見えないリスクが潜んでいます。
耐用年数を大幅に超えて使用し続けると、災害時に倒壊するリスクが高まります。
実際、最大震度6弱を記録した2018年の大阪北部地震では、死亡者こそ6名と少なかったですが、小学四年生の児童が倒壊したブロック塀の下敷きになって亡くなりました。
重いブロック塀は下敷きになると子供や高齢者では死亡するリスクが高いですし、それ以外の方でも命を落とす危険性があります。
また軽量なアルミフェンスならそういったリスクは低く、そもそも劣化に大変強いですが、それでも土台となるブロックの部分は劣化します。
外見上は問題がなさそうに見えても災害時に事故が起こるリスクがありますから、耐用年数を超えた塀はできるだけリフォームするようにしましょう。
素材別、塀の耐用年数
では、塀の耐用年数はどのくらいなのでしょうか。
これは素材によって異なります。
減価償却時の法定耐用年数は以下のように定められています。
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石材:35年
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鉄骨鉄筋コンクリート、鉄筋コンクリート:30年
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土:20年
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コンクリート:15年
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木材:10年
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金属:10年
これは減価償却にかかる年数ですから、あくまで目安です。
実際にはこれより早く交換が必要になる場合もあれば、アルミフェンスのように10年以上ほとんど劣化しないものもあります。
塀の交換時期は耐用年数だけでなく、劣化の状態を見て判断する必要があります。
塀の劣化症状
塀の劣化症状は様々で、軽いものであれば交換ではなく修繕でなんとかなります。
ここではよくある劣化症状を見てみましょう。
ブロック塀の劣化症状
ひび割れ(クラック)
ブロック塀の劣化で多いのがひび割れです。
ひび割れはブロック塀に衝撃が加わることでも生じますが、経年劣化でも同様に起きます。
劣化によるひび割れはまず薄っすら亀裂が生じるところから始まり、放置すると徐々に広がっていきます。
また割れた隙間から雨水が侵入するため、内側からも劣化が進みます。
ひび割れは幅が広くなるとそこから大きく破損することがあるため、早めの対処が肝心です。
ブロック塀のひび割れはコーキング剤を充填して塞ぎます。
コーキング剤はゴムのような弾性があるため衝撃を吸収してくれるので、地震などで力が加わったときに破損箇所が広がるのを抑えてくれます。
苔やカビの付着
苔やカビは放置すると塀の劣化の原因になります。
早期の対処で付着範囲が広がらないようにしましょう。
苔やカビは自力で対処することができます。
ブラシを使って手作業で粗方落とした後、コンクリート用のカビ取り剤などで除去するのが簡単で費用負担も軽くなります。
また高圧洗浄機でも除去することができます。
高圧洗浄機を使用する場合は、塀が破損しないよう弱い水圧から徐々に強くしていき、汚れだけ取れる強さで洗浄します。
白華
白華はコンクリートに含まれる水酸化カルシウムが雨などの水によって外に現れる現象です。
白華が進むとブロック塀の見た目が悪くなるだけではなく強度も落ちます。
白華による汚れは白華用の洗剤を使えば落とせますが、強度の低下は抑えられません。
白華が進行している場合はできるだけ早めにブロック塀を交換しましょう。
また白華を未然に防ぐにはブロック塀の塗装が有効です。
鉄筋の腐食
ブロックに赤褐色や黒っぽい汚れが見られる場合、内部の鉄筋が錆びている可能性があります。
鉄筋の劣化は強度の低下に繋がり倒壊の原因にもなるため、専門の業者に調査を依頼し、問題がある場合はリフォームしましょう。
傾きやぐらつき
中の鉄筋が弱くなってくると傾きやぐらつきが生じます。
この状態まで劣化すると災害時の倒壊リスクが非常に高くなりますのですぐにリフォームしてください。
その他の素材の劣化症状
木材などの腐敗
木や竹などの素材は屋外では腐敗しやすくなるため、木製のフェンスは劣化しやすくなります。
腐敗が進んで見栄えと強度が悪くなったら交換しましょう。
予防策としては、塗装によって雨などから木そのものを守るのが有効です。
長く使い続けるためには定期的な塗り替えをおすすめします。
金属の錆
金属製の塀やフェンスは錆びに注意しましょう。
わずかな錆は市販の研磨剤などで落とし、錆止めで表面をコートします。
劣化が進んで錆が落としきれなくなったり、金属の表面がぼろぼろになったら交換しましょう。
金属の錆は予防策として定期的に錆止め塗料を塗ることで抑えられますが、最初からアルミフェンスなどの錆に強い素材を使用するとメンテナンスが楽になります。
塀やフェンスの交換も弊社にご用命ください
塀やフェンスの劣化は単に見た目が悪くなるだけでなく、災害時の倒壊による事故の原因になります。
法定耐用年数を参考に塀の状態を定期的に確認し、劣化が進んでいるようならリフォームをご検討ください。
イエプラスは外装中心のリフォーム会社ですが、外構工事も承っております。
塀の劣化が見受けられる場合はぜひ、弊社にお問い合わせください。
その他、雨漏りの無料調査、各種リフォームの無料見積りも年中承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根、外壁のリフォームをお考えの方はぜひご相談ください。