今大人気のガルバ!その人気の秘密とは…?
こんにちは!イエプラススタッフです。
屋根や外壁によく使用されるガルバリウム鋼板。
家づくりを検討されていらっしゃる方であれば、「ガルバ」という響きを一度は耳にしたことがあるかと思います。
なぜここまで人気を集めているのでしょうか。
今日は、ガルバとはいったい何なのか?またその人気の理由について迫っていきたいと思います!!
▼目次
・ガルバリウム鋼板とは?
└メリット
└デメリット
・ガルバリウムを避けたい環境
・メンテナンスの方法
・まとめ
ガルバリウム鋼板とは?
ガルバリウム鋼板とは、1972年にアメリカで開発された、アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板のことです。
日本国内では「ガルバ」と略されることが多いですが、他にも「GL」、「ガルバニウム」などと呼ばれることもあります。
アルミニウムの特徴である耐食性、加工性、耐熱性、熱反射性と、亜鉛の特徴である犠牲防食機能により、従来の鋼板よりもさらに耐久性に優れ、あらゆる用途に対応できる画期的な鋼板です。
メリット
錆びに強い
金属にもかかわらず錆に強いんです!(全く錆びないわけではありません)
耐久性が高い
亜鉛の犠牲防食機能とアルミの耐久性を併せ持つため、非常に耐久性が高いです。特に酸性雨に強いです。
軽い(耐震性に優れている)
ガルバリウム鋼板は非常に薄い板(薄さ1〜3mmほど)のため、軽くて丈夫、地震に強い外装材なのです。
熱に強い
太陽熱の日射熱反射率が高く、特に夏季には表面温度・屋内温度を抑制することができます。
デザイン性が高い
ガルバリウム鋼板は薄くて着色性も高いため、カラーのバリエーションが豊富。
お好みに合わせて自由な家づくりを楽しむことが可能です!
黒などの他の建材では実現しにくい暗色カラーができるため、印象的な外観を演出することができ、建築家に好まれる傾向にあります。
ただし、メーカーにより選べるカラーは様々なのであらかじめ確認が必要です!
デメリット
初期費用が高め
ガルバリウム鋼板は、施工費がほかの外装材と比較して若干高めです。
デリケートな素材のため、他の金属と接触させないようにしたり、また湿気を全く通さない為、別途湿気を逃がす工夫が必要だったりと、施工に注意が必要です。
その分施工コストが高くつきやすいと言えます。
メンテナンス費がかかる
耐久性には優れているものの、全くメンテナンスが不要というわけではありません。
ガルバリウム鋼板は再塗装の難易度が高いので、これもメンテナンスのコストアップの要因となります。
また、特に塩害に弱いので、海に近い地域では特に注意が必要です。
ガルバリウム鋼板を避けたい環境
ガルバリウム鋼板は、すべての環境に使用できるとは限りません。
避けておきたい場所を確認しておきましょう。
沿岸地域
潮風や、高温多湿地域では白い無数の斑点が表面に発生する「白錆び」が発生しやすいので注意です。
工場地域・排気ガスが多い地域
排気ガスの多い地帯では、その空気を取りこんだ酸性雨が降ります。劣化速度が上がる可能性があります。
山や森など、木の多い場所
木や枯れ葉が水分を含むと酸性の木酢液が発生し、ガルバリウム鋼板が錆びやすくなります。屋根の上に落ち葉がたまりやすい環境は気を付けましょう。
メンテナンスの方法
メーカーが推奨しているメンテナンスは下記の3点です。
「一年に数回の水洗い」「5年に1回の業者点検」「10年に1回の塗装」です。
ご自身でできるのは水洗いですね!
年に1〜2回程度の水洗い流しをしましょう。ブラシでこすったりする必要はありません。
特に雨がかかりにくい場所は汚れがたまり錆びの原因になってしまいますので、重点的に行いましょう。
※※注意※※
高圧洗浄は漏水の原因となるためおすすめしません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ガルバリウム鋼板は高い耐震性能とデザイン性がとっても魅力の建材です!
得に最近はSNS上でブラックやネイビーといったダークカラーの色味がとても人気なこともありより一層注目を集めていますね。
バランスの良い良質な外装材ですが、メンテナンスフリーというわけではありません。
こまめではないにせよ、定期的なメンテナンスは必要です。
初期費用もメンテナンス費用もややお高めではあります。
ですが、もともとメンテナンスのいらない外壁はありません!メンテナンスはつきものとお考え下さい。
お家の外壁や屋根にガルバリウム鋼板をお考えの方は、メリットとデメリットをよくよく考えた上で選んでみてください。
「もっと詳しく聞いてみたい!」という方は是非一度イエプラスにご相談ください!
イエプラスでは定期的なメンテナンスに必要な「無料調査」と「無料見積」を行っています。
どこにしようか悩んでいる方もお気軽にご相談ください!
どこで不具合が起きているのか?これは修理をした方がいいのか?
など疑問に思うことがありましたら一緒に確認をして適切な工事をご提案させていただきます。