屋根の葺き替えを考える前に知っておくべきポイント
こんにちは、イエプラスのスタッフです!
2024年になって二週間が経ちました。
弊社のサイトをご覧の方の中には、今年リフォームをする予定のある方もいるかと思います。
そこで今回は、外装リフォームの中でも特に多い、屋根の葺き替えについて改めてポイントをまとめました。
今年中に葺き替えの予定がなくても役に立つ内容なので、いざというときのために参考にしていただければ幸いです。
まとめ
屋根葺き替えのサインを見逃さない
漏水とシミの確認
瓦やスレートの割れや欠け
ひび割れや劣化したシーリング
葺き替えのタイミングを見極める
屋根の寿命
大規模な損傷や災害
予算の見積もりと資金計画
相見積もりを取る
予備費用の設定
資金計画の立案
補助金、助成金の申請
保証とアフターケアの確認
保証の内容を理解
定期的な点検とメンテナンス契約
まとめ
屋根葺き替えのサインを見逃さない
屋根は家の最も重要な部分の一つです。
しかし、長年の風雨や日光の影響で劣化が進み、葺き替えが必要になることがあります。
そうなったとき、屋根が葺き替えを要するサインを見逃さないように、次のポイントに注意してください。
漏水とシミの確認
雨漏りやシミが見られる場合、屋根の防水性が損なわれている可能性があります。
天井や壁に水滴やシミが現れたら、すぐに雨漏り修理の専門業者に調査を依頼しましょう。
放っておくとカビが生えるなどの衛生状態の悪化、美観の低下に繋がります。
できるだけ早めの対処が肝心です。
瓦やスレートの割れや欠け
屋根材が割れや欠けている場合、これは交換が必要な兆候です。
屋根材の破片がベランダや庭に落ちているのを発見したら、これも屋根葺き替えの専門業者に調査を依頼しましょう。
部分的な割れなどはすぐに葺き替える必要がないこともありますが、問題があるかどうかは専門的な判断が必要です。
なお、全体の劣化がなく、部分的な破損だけなら、破損した部分の葺き替えだけで済むことが多いです。
ひび割れや劣化したシーリング
屋根と外壁の間のシーリングがひび割れたり劣化していると、そこから雨水や湿気が侵入しやすくなります。
定期的なメンテナンスでシーリングの状態を確認し、必要に応じて補修することが大切です。
シーリングの打ち替えには専門の技術が必要なので、これも屋根と外壁が専門のリフォーム業者に調査を依頼してください。
なおシーリングの耐用年数は5~10年なので、そのくらいの年数を目安に、目視で劣化の確認をしてください。
葺き替えのタイミングを見極める
屋根の葺き替えは慎重に計画する必要があります。
葺き替えのタイミングが早すぎるとコストがかさみますし、遅すぎると雨漏りなどの不具合が生じます。
正しいタイミングを見極めるには、以下のポイントに注意してください。
屋根の寿命
日本瓦を除く、一般的な屋根の寿命は約20~30年です(日本瓦は耐久性が高いため半世紀以上持つ場合もあります)。
屋根材の種類や地域の気候条件により異なりますが、築年数を踏まえて屋根の状態を確認し、寿命が近づいている場合は葺き替えを検討しましょう。
まずは自分の家の屋根の種類を確認して、耐用年数がどのくらいなのかを把握してください。
大規模な損傷や災害
自然災害や大規模な損傷が発生した場合、早急な葺き替えが必要です。
先日の能登半島地震の被害を見てもわかる通り、倒壊していない家でも屋根の損傷は起きます。
また自然災害では屋根全体が損傷している可能性がありますから、被害を受けた箇所だけでなく全体の点検を行い、必要ならば全面的な葺き替えを検討しましょう。
大災害の場合は被害を受けてすぐには動けませんが、状況が整ったらできるだけ早めに葺き替えを依頼しましょう。
予算の見積もりと資金計画
屋根葺き替えには大きな費用がかかります。
そのため予算の見積もりと資金計画を事前に立てておくことは非常に重要です。
予期せぬ追加費用を避け、計画通りに工事を進めるために、次のようなポイントを押さえておきましょう。
相見積もりを取る
葺き替え工事の見積もりは複数の業者から相見積もりを取って比較するのが基本です
価格だけでなく、提供されるサービスや使用される材料の違いも確認しましょう。
相見積もりを取ることは、詐欺業者や割高な業者、割安な代わりに施工の品質が低い業者を避けるのにも役立ちます。
適正な価格で適切な工事をしてくれる、信頼できる業者を選びましょう。
予備費用の設定
予算には余裕を持たせることが大切です。
たとえば雨漏りを見つけてネットで雨漏り修理の相場を確認して調査をしたら、他にも損傷が見つかったり、屋根自体の寿命が来ていたりと、追加工事が必要なケースがあります。
そうなると予算内に収まらないことがあるので、万が一に備えて予備費用を用意しておくことをおすすめします。
資金計画の立案
将来の家の健康を考える上で、適切な資金計画は重要です。
家の劣化に伴うリフォームは必要経費ですから、その家に住み続ける限り確実に必要になります。
葺き替えにかかる費用と葺き替える屋根の耐用年数から、次に葺き替えるのはいつで、いくら必要なのかを記録して、長期計画を立てておくと安心です。
補助金、助成金の申請
リフォームには自治体から補助金や助成金が下りることが多いので、これも申請できるならしておきましょう。
ただし、リフォーム補助金の年度内の予算は決まっているので、先着順で限りがあります。
なお、補助金の申請は工事が始まる前にする必要があるので、依頼する業者に相談して、必ず工事の前に申請するように注意しましょう。
保証とアフターケアの確認
屋根葺き替え工事が完了した後も安心して住み続けるためには、保証やアフターケアが重要です。
リフォーム瑕疵保険の適用から、業者独自の保証まで、内容をよく確認しておきましょう。
保証の内容を理解
屋根葺き替え工事には様々な要素が絡んでいます。
たとえば施工後に予期せぬ不具合が発生することは、悪徳業者でなくても稀には起きます。
そういうとき、業者がリフォーム瑕疵保険加入業者であれば、不具合の修正を無償でしてもらえます。
その他にも、業者がサービスとして組み入れている保証なども、事前に確認して理解しておきましょう。
定期的な点検とメンテナンス契約
長寿命を誇る屋根でも、定期的なメンテナンスは不可欠です。
定期的な点検やメンテナンス契約を施工業者と結ぶことで、小さな問題を早期に発見し、大きなトラブルに発展させないようにしましょう。
また地元の業者なら、アフターフォローが充実していることが多いので、信頼できる業者を見つけると、その後も何かと助かることが多いです。
まとめ
屋根葺き替えは家の健康を保つ上で重要です。
葺き替えのサインやタイミングを見逃さず、予算や保証をしっかりと把握することで、将来的なトラブルを防ぐことができます。
計画的かつ適切な選択をすることで、長く快適に過ごせる住まいを実現しましょう。
イエプラスはこれまで屋根の葺き替えのご依頼を多く受けてきました。
豊富な施工実績と自社職人による丁寧な作業を適正価格でご提供しており、ありがたいことに多くのお客様からご好評いただいております。
無料調査、無料見積りも承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根の葺き替えをお考えの方はぜひご相談ください。