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塗装コラム

2021/01/08

スレート屋根の部分補修は可能?ヒビ割れや欠落の補修方法

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スレート屋根にヒビ割れが入っている、または欠けている部分があるなどが、気になってはいませんか?雨漏りがしているわけでもないから、とりあえずこのまま様子をみようと放置していると、のちのち高額な修理費用が発生してしまうかもしれません。

この記事では、スレート屋根にヒビや欠けが発生する理由や、どのように補修するのかを紹介します。

スレート屋根がヒビ割れや欠落する理由とは

紫外線や雨から家を守ってくれているスレート屋根に、ヒビ割れや欠けが発生するのはどうしてでしょうか。考えられる理由を、2つ紹介します。

飛来物による破損

まず考えられるのが、飛来物による破損です。

スレートは、セメントに繊維資材を混ぜて薄い板のように加工したものです。セメントが使用されているので丈夫ではありますが、厚さが5〜6mmと薄いため、衝撃には強くありません。そのため台風などでなにかが飛来しぶつかると、ヒビ割れしたり欠けたりしてしまいます。

近年大型台風が日本を直撃することが増えており、屋根の被害報告も増えています。台風の後には、スレートに大きな被害が発生していないか、必ず確認するようにしましょう。

塗装の劣化によるヒビ割れ

物理的な衝撃がなくても、スレート屋根の塗装の劣化が進むと、自然にヒビ割れしてしまうことがあります。

雨から家を守るスレートですが、素材そのものの防水性は高くありません。スレートの防水性を保っているのは、スレートの塗装によってできる塗膜です。

塗膜が機能を保っている間は、スレート自体も雨から守られていますが、塗装が劣化してくると、雨がしみ込むようになってきます。雨を吸い込んでふくらんだスレートは、晴天時には乾燥して収縮します。乾燥と収縮が繰り返されているうちに、やがてスレートはヒビ割れしてしまうのです。

スレート屋根の破損を放置すると雨漏りの可能性がある

スレートのヒビや欠けなどの破損を放置していると、やがて雨漏りしてしまう可能性があり危険です。

スレート屋根の下には防水シートが敷かれているため、ヒビや欠けがあるからといって、即雨漏りするわけではありません。しかし、スレートが雨を防げなくなり、防水シートが濡れ続けるようになると、どんどん劣化が進んでしまい、雨漏りにつながります。

雨漏りが家の構造部分に達してしまうと、家そのもののダメージも大きくなってしまいます。ヒビや欠けを発見したら、早めに業者に補修を依頼するようにしましょう。

スレート屋根の部分補修の方法

スレート屋根にヒビや欠けが発生しているときには、どのように補修するのでしょうか。一般的な補修方法を説明します。

ヒビ割れや小さな欠けはコーキングで補修

スレート屋根のヒビ割れや、小さな欠けについては、コーキング剤を充てんすることで補修が可能です。

ヒビ割れについては、補修する箇所の汚れをハケや布などを使ってしっかり落としたあとに、シーリング材やコーキング剤など弾性のある補修剤を充てんします。表面だけではなく、ヒビ割れの奥まで入れ込むことがポイントです。

小さな欠けについては、欠けた部分が残っている場合には、コーキング剤を接着剤代わりにしてくっつけます。この場合も、雨が入り込まないよう、表面だけではなく断面全体にコーキング剤を塗り込むことが大切です。

1枚の大部分が欠け落ちた場合は新しいものと差し替え

飛来物の衝撃で、1枚の大部分が欠け落ちてしまっているときには、その1枚を新しいスレートと差し替えて、コーキング剤で接着します。

スレートはクギ止めするのが基本ですが、ムリに釘打ちすると重なっている他のスレートが割れてしまう可能性があるためです。コーキングによる固定となるので、どうしても固定力は落ちてしまいます。

塗装の劣化が原因の場合は塗り替えが必要

ヒビ割れや欠けの原因が、塗装の劣化にある場合には、部分補修をするのではなく塗り替えを行う必要があります。

今ヒビ割れしている部分や欠けている部分を補修したとしても、塗装が劣化している以上、次々に同じことが繰り返されてしまうと考えられるためです。スレート屋根の塗装は、10年を目安に行うことが一般的です。築後10年を過ぎているようでしたら、部分補修ではなく塗り替えを視野にいれるようにしましょう。

スレート自体の劣化が原因なら葺き替えやカバー工法を検討

スレートの破損の原因が、スレート自体の劣化により発生しているときには、葺き替えやカバー工法により屋根自体を新しくすることを考えましょう。

塗り替えを怠りスレート自体が劣化しているものの、下地がしっかりしているようなら、上から金属屋根を被せるカバー工法がおすすめです。カバー工法は工期も短く、葺き替えよりも安くつくことがほとんどです。

スレートのヒビから雨漏りまで発生している、あるいは築年数が古くて下地まで劣化が進んでいるようなら、葺き替えを検討する必要があります。放置していると家の構造部分まで劣化が及んでしまうため、早めに対処することが大切です。

スレート屋根の部分補修は原因の見極めが大切

スレート屋根のヒビや欠けは、部分補修で修復が可能です。しかし、その原因が塗装やスレート自体の劣化にあるときには、部分補修はあくまで応急処置にしかすぎません。

根本的な原因を解消するためには、屋根の塗り替えや葺き替えが必要になることもあります。どのような対応が必要かは判断が難しいため、ヒビや欠けを発見したときには専門業者に相談するようにしましょう。

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