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塗装コラム

2024/12/19

屋根や外壁に起きる「凍害」

屋根や外壁に起きる「凍害」 画像

こんにちは!イエプラスのスタッフです!

2025年も残り二週間ほどになりましたね。

肌寒い日が続きますが、体調にお気をつけて、インフル等にも注意しながらお過ごしいただけたらと思います。

さて、寒さは人間の免疫力を下げるそうですが、屋根や外壁にも深刻なダメージを与えることがあります。

今回はそんな屋根、外壁の「凍害」について解説します。


 

もくじ

「凍害」はどんなもの?

凍害の原因

凍害にはどのようなケースがあるのか

 屋根や外壁のひび割れに水分が溜まって起きるケース

 劣化した箇所に水が染み込んで起きるケース

 屋根の漆喰に水が染み込んで起きるケース

 コーキングの隙間に水分が溜まって起きるケース

凍害対策

 凍害に強い屋根、外壁に取り替える

 定期的なメンテナンスで水の入る隙間を無くす

関東の平野部で凍害は起きる?

凍害に強い屋根、外壁へのリフォームもお任せください


 

「凍害」はどんなもの?

まず「凍害」とはどういった現象なのか解説します。

凍害とはその名の通り、凍結によって起こる剥離や損傷を指します。

建材の隙間に雨水などの水分が溜まった状態で気温が0℃を下回ると、水の体積が大きくなり建材が割れたり塗装が剥離したりします。

水の体積は摂氏4℃で最小になり、それより温度が上がっても下がっても体積が増えます。

気温の上昇によって体積が増加しても液体なので建材にダメージはありませんが、気温の低下では0℃を下回れば固体になりますから、膨張によって建材を強く圧迫することになります。


 

凍害の原因

凍害はひび割れ(クラック)や経年劣化で硬く縮んだコーキングの隙間に入り込んだ水が凍結膨張することで起きます。

一度に大きな損傷ができるわけではありませんが、氷点下の日が繰り返されることでじわじわとダメージが蓄積し、限界が来たときに破損します。

水が原因で起きる現象なので、湿気が多い場所や水が溜まりやすい場所で発生する傾向があります。

また単に湿気が多いだけでなく、柱に外壁を密着させて施工する直貼り工法など、湿気が溜まりやすい構造になっていると発生確率が上がります。


 

凍害にはどのようなケースがあるのか

ひと口に凍害といっても、その発生箇所や発生の仕方には若干の違いがあります。

よくある例をいくつか見てみましょう。


 

屋根や外壁のひび割れに水分が溜まって起きるケース

凍害で特に多いのがひび割れに水が溜まって起きるケースです。

このケースでは、瓦やスレートの屋根、窯業系サイディングやコンクリートの外壁にひび割れ(クラック)が生じ、その隙間に入った水分が凍結膨張して破損します。

ひび割れは経年劣化によって発生しやすくなりますから、劣化して脆くなった上に凍害が起きるとひび割れを中心に大きく崩れることがあります。


 

劣化した箇所に水が染み込んで起きるケース

凍害は割れだけでなく、経年劣化で防水性能が落ちた場合にも起きます。

たとえば塗装が劣化して建材に直接水分が吸収され氷点下で凍結膨張すると、水が染み込んだ部分がぼろぼろと剥がれるように崩れます。

またセメント系のスレート屋根などの衝撃で割れやすい屋根は、割れた部分に水が染み込んで崩れていくことがあります。

またこのタイプの凍害はひび割れの原因にもなるため、放置しているとひび割れによる凍害も起きやすくなります。


 

屋根の漆喰に水が染み込んで起きるケース

瓦屋根の隙間を埋めるのに使用される漆喰も、水が染み込むことによって凍害が起きることがあります。

漆喰の凍害も上記のケースと同じように、表面がぼろぼろと剥離したり、そこから生じたひび割れが元で大きな破損が生じたりします。

漆喰は瓦屋根の雨漏りを防ぐ役割もしているので、破損したらできるだけ早めに補修する必要があります。


 

コーキングの隙間に水分が溜まって起きるケース

凍害はコーキングの隙間に溜まった水でも起きます。

コーキングは経年劣化で収縮し、硬くなります。

それによって目地に隙間ができ、そこに水分が溜まって凍害が発生します。

特に水場に近い窓サッシのコーキングは湿気が溜まりやすいので要注意です。


 

凍害対策

このような被害が出る凍害ですが、事前に対策をとっていればある程度避けられます。

では、具体的な対策を見てみましょう。


 

凍害に強い屋根、外壁に取り替える

凍害対策で一番確実で有効な方法は、凍害に強い屋根、外壁に取り替えることです。

凍害に強い屋根、外壁の代表は金属屋根や金属サイディングです。

金属屋根や金属サイディングは金属なので、そもそも凍害による割れが起きないので安心です。


 

定期的なメンテナンスで水の入る隙間を無くす

凍害はコーキングの経年劣化や外壁のひび割れに水が入り込むために起こるので、定期的なメンテナンスをすることで起きる可能性を減らせます。

屋根、外壁は塗装をすることで水分の侵入を防ぐことができますから、塗装が劣化したら早めに塗り替えることで凍害が発生する可能性を減らすことができます。

またときどき注意して見てみることも大切です。

塗装や外壁にひび割れがないか、屋根の破片が落ちていないか、コーキングが硬く縮んで目地に隙間ができていないかなど、たまに確認するとよいでしょう。

ひび割れの補修やコーキングの打ち替えだけなら工期も短いですから、本格的に冷え込む前にチェックして、不具合があれば早めにリフォームしましょう。


 

関東の平野部で凍害は起きる?

さて、ここまで凍害とその被害について解説してきましたが、関東の平野部では凍害は起きるのでしょうか?

実際のところ、関東の平野部では凍害はめったに起きません。

凍害は寒冷地や山間部で多く見られるもので、氷点下の日が少ない関東の平野部ではあまり見られません。

ただ厳冬期には関東の平野部でも凍害が起きた例はあるので、屋根や外壁を劣化したまま放置している場合は要注意です。

凍害が起きなくてもひび割れや経年劣化は他の不具合の原因にもなりますから、早めのリフォームを推奨します。


 

凍害に強い屋根、外壁へのリフォームもお任せください

凍害は屋根や外壁に大きな損傷を引き起こします。

ですが金属製の建材に取り替えることで防げますし、塗り替えや劣化したコーキングの打ち替えで未然に防ぐこともできます。

イエプラスは屋根と外壁のリフォームのプロです。

金属屋根への葺き替え、金属サイディングへの張り替え、屋根・外壁の塗装、コーキングの打ち替え、その他の凍害対策も一通りできます。

屋根、外壁、コーキング、塗装などが古くなって心配な方は、お気軽に弊社にお問合せください。

雨漏りの無料調査、各種リフォームの無料見積りも年中承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根、外壁のリフォームをお考えの方はぜひご相談ください。

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