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塗装コラム

2020/10/26

キッチンをリフォームしよう!対面キッチンの種類

キッチンをリフォームしよう!対面キッチンの種類 画像

キッチンには、壁付きキッチンと対面キッチンがあります。かつては壁に向かって立つ壁付きキッチンが主流でしたが、近年はリビングやダイニングに向かって作業できる対面キッチンが人気です。

対面キッチンには多くの種類があり、それぞれ特徴が異なります。今回はキッチンリフォームで人気の対面キッチンの種類を紹介します!

アイランドキッチン

アイランドキッチンは、キッチンのどの部分も壁と接することなく、完全に独立した「島」のようになっているものを指します。開放感がある見た目はインパクトがあり、おしゃれなことから近年とても人気です。

アイランドキッチンは、周囲をぐるりと取り囲めるため、複数で作業するのに向いています。ダイニングに料理を運ぶのも便利です。

しかしアイランドキッチンは、広いスペースを必要とします。また臭いが部屋に周りやすい、手元を隠せないため、常に片づけていないと散らかって見えることがデメリットです。

ペニンシュラキッチン

ペニンシュラキッチンは、左右のどちらかが壁にくっついているものを指します。半島のように壁から突き出しているため、ペニンシュラ(半島)と名づけられました。

片側が壁に付いているので、アイランドキッチンほどの開放感はありませんが、壁側にコンロを設置することで、油ハネや臭いの問題を軽減できることがメリットです。

I型キッチン

I型キッチンは、ペニンシュラキッチンと同様に、片側が壁に接しています。キッチンやシンク、調理台がすべて1列に並んでいることからⅠ型キッチンと呼ばれます。

ペニンシュラキッチンとの違いは、キッチンの前にカウンター(腰壁)があることです。ペニンシュラほどの開放感はありませんが、ダイニング側から手元が見えないため、雑然として見えないメリットがあります。

セパレート型(Ⅱ型)キッチン

セパレート型は、シンクとコンロが別々に分かれて設置されるキッチンを指します。どちらかが壁付きになっていることが一般的ですが、両方とも壁から独立しているものもあります。

セパレート型は、広い作業スペースを確保できることが一番大きなメリットです。作業スペースを2つに分けるため、それぞれの幅は通常のキッチンより短くてすみます。しかし、食材や鍋を移動するのに手間がかかることがデメリットです。

L型キッチン

L型キッチンは、キッチンの片側がL型に折れ曲がっているものを指します。折れ曲がったほうを壁に付け、コンロを設置するのが一般的です。

L型キッチンはI型よりも作業スペースが広く、また作業台からコンロ、シンクへの動線がコンパクトにまとまっていることがメリットです。しかしL字に折れ曲がった角がデッドスペースになりがちで、とくに下の角側スペースは、奥まで手が届きにくいこともあります。

対面キッチンへのリフォームはスペースと相談を

現在使用しているキッチンが、すでに対面式なら問題ありませんが、壁付きから対面に変更すると、リビングダイニングのスペースが狭くなる可能性が高くなります。またキッチンの位置を移動する場合には、給排水の位置も変更する必要があるため、工事費もやや高額になりがちです。

しかし対面キッチンは、家族の様子を見たり、話をしたりしながら作業ができるなど、壁付きでは得られないメリットが多くあります。キッチンのリフォームするときには、対面キッチンをぜひ検討してみてください。

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