屋根と外壁でできる断熱
こんにちは!イエプラスのスタッフです!
七月に入ってから暑い日が続きますね。
夏は熱中症のリスクなどもあって危険ですし、光熱費の負担も大きくなりますから、できる限り外の熱を室内に入れたくないですよね。
そんなときあらかじめ屋根や外壁の断熱対策をしていると、外気の影響が小さくなり室内が快適になります。
今回はそんな屋根と外壁の断熱対策について解説します。
大がかりな断熱リフォームは今年はもう間に合わないかもしれませんが、工事不要でできる室内の断熱についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
屋根や外壁のリフォームでできる断熱
断熱・遮熱塗料を塗る
屋根材、外壁材の交換
カバー工法
夏と冬では断熱の目的が逆
屋根と外壁以外でできる断熱
エアキャップを使った断熱シート
断熱遮光カーテン
屋根と外壁の断熱ならイエプラスにご相談ください
屋根や外壁のリフォームでできる断熱
まず屋根や外壁のリフォームでできる断熱について見てみましょう。
屋根と外壁の断熱は基本的に共通していて、同じ方法がどちらでも可能です。
では、具体的な方法を見てみましょう。
断熱・遮熱塗料を塗る
屋根や外壁の断熱で一番簡単な方法は、断熱塗料や遮熱塗料で塗装することです。
塗料代がやや高くなりますが、葺き替えや張り替えに比べて
断熱塗料と遮熱塗料は役割が少し異なります。
断熱塗料は建物の内と外の熱伝導を抑制する効果があり、外気と内気が互いに影響し合うのを抑えます。
そのため暑い日でも屋内の温度が上がりにくく、冷房で冷やした空気が外に逃げにくくなります。
それに対して遮熱塗料は、太陽光を反射して熱が発生するのを防ぎます。
特に夏の日差しが強い日は屋根が受けた光が熱となって室温を上げますから、遮熱塗料の影響は大きくなります。
かかる費用はどちらもシリコン塗料とフッ素塗料の中間ほどとやや高価ですが、耐用年数は15~20年とそれなりに長いので、快適さと冷房効率を考えれば悪くありません。
屋根材、外壁材の交換
屋根や外壁が古く、交換の必要がある場合は、後々後悔しないように断熱性能の高い建材を使用するのがよいでしょう。
断熱性の高い屋根や外壁は、各建材メーカーが開発していますが、一般的なのはガルバリウム鋼板とSGL鋼板です。
ガルバリウム鋼板やSGL鋼板を使った金属屋根や金属サイディングは、曲げ加工した金属で断熱材を挟むため、金属でありながら高い断熱効果があります。
さらに軽量なため建物に負担がかかりにくく、耐震性に悪影響を与えにくいというメリットもあります。
総合的に見ても欠点らしい欠点が無いので、断熱性能の高い金属屋根はおすすめです。
カバー工法
カバー工法は既存の屋根や外壁を撤去せず、上から新たな屋根・外壁を張る工法です。
カバー工法は、アスベストを含む古い屋根や外壁の撤去費用を浮かせるために行うことが多いですが、防音・断熱効果が上がるので、比較的新しい家でもメリットがあります。
カバー工法では屋根や壁の厚さが増す分、音や熱が通りにくくなります。
また既存の屋根や外壁と新しいものの間にわずかな空気の層ができますから、そこでも熱がカットできます。
デメリットとして、屋根や外壁の重量が増えるため耐震性が落ちるため、使用できる建材が軽量なものに限定される点です。
ただし、軽量で断熱性能の高い金属屋根や金属サイディングを使用できるので、耐震性をそれほど落とさずに高い断熱効果を得ることは可能です。
夏と冬では断熱の目的が逆
断熱方法はだいたいこのようなものがありますが、これらは夏と冬で効果が変わるのでしょうか?
実際のところ、遮熱以外は夏と冬で違いはありません。どちらの季節でも効果があります。
夏の断熱と冬の断熱は、それぞれ目的が逆になります。
夏は外気の熱をできるだけ通さず、室内の冷気を外に逃がさないことを目的としますが、冬は外気の冷気をできるだけ通さず、室内の熱を逃がさないことを目的とします。
遮熱塗料は太陽光を反射して熱の発生を抑えるので、夏はいいですが冬はかえって室温が低くなってしまいます。
夏と冬どちらの季節でも十分な効果を得たい場合は、塗料は断熱効果だけのものを使用するとよいでしょう。
なお、それ以外の断熱対策は夏と冬で大きな差はありません。
屋根と外壁以外でできる断熱
最後に屋根と外壁以外の断熱について、工事不要で簡単にできる方法をご案内します。
屋根と外壁以外で断熱効果が高い箇所といえば、やはり窓です。
窓の断熱だけでも十分な効果が得られるので、ぜひ試してみてください。
エアキャップを使った断熱シート
窓の断熱で特に簡単、効果的なのは、エアキャップ、いわゆるプチプチを使った断熱シートです。
ニトムズなどのメーカーが出している、水で貼っていつでも剥せる断熱シートがおすすめです。
ではなぜエアキャップを窓に貼ると断熱効果が上がるのでしょう?
これは空気の層が音と熱を伝えにくくするからです。
二重窓の防音、断熱効果が高いのと理屈は同じです。
空気の層が厚いほど熱が伝わりにくくなりますから、エアキャップ式断熱シートを選ぶ際は、できるだけ厚さのあるものを選びましょう。
断熱遮光カーテン
断熱遮光カーテンも簡単に設置できて効果が高いです。
適度に日光を浴びることは健康によいですが、真夏の昼から夕方にかけては日差しが強いため、熱中症のリスクが上がる上、冷房効率も下がります。
そこで日差しの強い時間帯だけ断熱遮光カーテンで光と熱を遮ってやると、格段に快適になります。
夏場は暑さのピークを上手く抑えることが重要なので、開閉で調節できる断熱遮光カーテンは大変おすすめです。
屋根と外壁の断熱ならイエプラスにご相談ください
屋根や外壁の断熱は、快適な住環境を得るのに効果的です。
今年の冬、来年の夏に備えて、今から屋根と外壁のリフォームを検討してみてはいかがでしょう。
イエプラスは外装のメンテナンス、リフォームを得意とする会社です。
屋根や外壁の断熱対策をお考えの方は、ぜひ弊社にご用命ください。
雨漏りの無料調査、リフォームの無料見積りも承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根と外壁のトラブルでお困りの方は、ぜひご相談ください。