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塗装コラム

2024/03/05

黒い屋根のメリット、デメリットまとめ

黒い屋根のメリット、デメリットまとめ 画像

こんにちは!イエプラスのスタッフです!

屋根塗装をする際、どんな色にするかは重要なポイントのひとつです。

屋根の色は家全体の印象を左右しますから、失敗はできるだけ避けたいですよね。

今回はそんな屋根の色のうち、スタンダードの一つである黒い屋根について、特徴やメリット、デメリットをまとめます。

屋根塗装で色に迷ったとき、参考としてお役立ていただければ幸いです。


 

もくじ

黒い屋根のメリット

 他の色と組み合わせやすい

 手に入りやすく価格も安い

 汚れが目立ちにくい

 家全体の見た目が引き締まる

黒い屋根のデメリット

 熱を吸収しやすい

 見た目が重くなる場合がある

 目立ちやすい

黒い屋根のデメリットを解消する方法

 遮熱性、断熱性の高い塗料や屋根材を使う

 色を薄くする

 外壁の色で調整する

まとめ


 

黒い屋根のメリット

ではさっそく、黒い屋根のメリットから見ていきましょう。


 

他の色と組み合わせやすい

黒い屋根というと、昔ながらの三州瓦をはじめとして、それなりに使われている印象がありますよね。

実際、検索キーワード「屋根 黒」で画像検索をすると、黒い屋根の家が多くヒットします。

画像検索でもわかる通り、黒い屋根は他の色と合わせやすい特徴があります。

スタンダードな色なので違和感が少なく、外壁の色を選びません。

特にベージュやブラウン系の色や、色味の近いグレーとの相性は抜群です。


 

手に入りやすく価格も安い

黒は標準色なので、たいていの屋根材と塗料にラインナップされており、価格も安い傾向があります。

塗料の価格は狭い面積では大差ないですが、屋根塗装は面積が広い分、差が大きくなります。

その点で、黒は他の色よりいくらか安く済みます。


 

汚れが目立ちにくい

黒は汚れが目立ちにくい点もメリットになります。

屋根は家の印象を大きく左右するため、汚れやくすみが目立つと家全体がみっともなくなってしまいます。

しかし黒は非常に強い色なので、多少汚れが付いたぐらいでは見た目がほとんど変わりません。

他の色にくらべて、綺麗に見える状態が長続きします。


 

家全体の見た目が引き締まる

黒は礼服などにも使われることからもわかるように、シックでフォーマルな印象を与えます。

屋根の色を黒にした場合も同じで、家全体が引き締まった雰囲気になります。

また外壁をグレーなど黒に近い色にすることにより、モダンでスタイリッシュな見た目にできます。


黒い屋根のデメリット

黒い屋根はメリットも大きいですが、デメリットもあります。

それもいくつか見てみましょう。


 

熱を吸収しやすい

黒い屋根のデメリットとして一番大きいのは、熱を吸収しやすい点です。

白が光をほとんど反射するのに対し、黒は光をほとんど吸収します。

そのため熱を溜めやすく、強い光を受け続けると温度が上昇します。

この特性から、黒い屋根は淡色の屋根に比べ、夏場の強い日差しで温度が高くなりやすい傾向があります。

屋根の温度が高くなれば、その影響で室内の温度も上昇しますから、そのぶん冷房にかかる費用も高くなります。


 

見た目が重くなる場合がある

先述の通り、黒は引き締まった印象を与える色ですが、同時に威圧感や重さのある色でもあります。

オレンジやベージュなどの暖色系の色が人に友好的な印象を与えるのとは反対に、黒はどちらかいうと人を遠ざける印象を与えやすいです。

色の濃淡や外壁の色との組み合わせによっては、少し近寄りがたい雰囲気になる場合があるので注意が必要です。


 

目立ちやすい

黒は非常に強い色ですから、良くも悪くも目立ちやすくなります。

たとえば近隣の住宅が淡色中心だったりすると、周りから浮いて見えることもあります。

特に濃い黒色の屋根にすると周りから浮きやすくなります。


 

黒い屋根のデメリットを解消する方法

黒い屋根にはこれらのデメリットがありますが、解消する方法もあります。

いくつか見てみましょう。


 

遮熱性、断熱性の高い塗料や屋根材を使う

まず熱を吸収しやすく室温が上がりやすい点は、遮熱性、断熱性の高い塗料や屋根材を使用することで改善します。

たとえば曲げ加工された金属屋根は、断熱材を挟んでいるので黒でも熱をかなりシャットアウトできます。

塗料で解決する場合は遮熱塗料を使うことになります。

遮熱塗料はやや高価なため、屋根の面積が広い家では費用が高くなりやすいですが、葺き替えるよりは安くなります。


 

色を薄くする

見た目の重さや目立ちやすさは、色を薄くすることで解消できます。

少し薄めてグレーに近づけるだけでも、重さや主張の強さはかなり減ります。

ただ、色を薄くするとメリットの部分も薄まるので、さじ加減が重要になってきます。


 

外壁の色で調整する

家の外観は屋根と外壁でだいたい決まります。

ですので、色から受ける印象も屋根と外壁の組み合わせで変わってきます。

たとえば屋根をややグレー寄りの黒にし、外壁をベージュや淡いオレンジのような暖色系の淡色にすると、重さと目立ちやすさが解消できます。

逆に濃いめのグレー、ブラウン、ブルーなどと組み合わせても目立ちにくくなります。

これらの色は黒に近いため、屋根と外壁の色の差が小さくなり、見た目のインパクトが薄まります。


 

まとめ

黒い屋根は、汚れが目立ちにくく、家全体を引き締まった印象に変えることができます。

その反面、熱を吸収しやすく、夏場の室温がやや高くなる傾向があります。

また色の組み合わせによっては悪目立ちすることもあるので、色の濃さや外壁との兼ね合いで上手く見せる工夫が必要です。

塗り替えや葺き替えで屋根を黒くしたいときは、施工事例を参考に、業者と入念な打ち合わせをして決めるようにしましょう。


 

イエプラスは屋根の塗装、葺き替え、カバー工法に強いリフォーム会社で、自社職人による丁寧で適切な作業でご好評を得ています。

屋根や外壁の色についても、多くの施工実績がありますので、安心してご依頼ください。

無料調査、無料見積りも承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根の塗り替え、葺き替えをご検討中の方は、ぜひご相談ください。

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