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塗装コラム

2024/08/20

屋根・外壁の塗り替えはラジカル塗料がおすすめな理由

屋根・外壁の塗り替えはラジカル塗料がおすすめな理由 画像

こんにちは!イエプラスのスタッフです!

前回は日本の塗料メーカー大手三社をご紹介しました。

その大手塗料メーカーの製品の中でも住宅用として人気の塗料に「ラジカル塗料」があります。

今回はこのラジカル塗料について簡単に解説していきます。

もくじ

ラジカル塗料とは?

ラジカル塗料がおすすめな理由

 美観が損なわれにくい

 耐用年数が長い

 コストパフォーマンスが良い

ラジカル塗料の欠点

他の塗料との比較

 アクリル塗料

 ウレタン塗料

 シリコン塗料

 フッ素塗料

屋根・外壁の塗り替えはイエプラスにご用命ください


 

ラジカル塗料とは?

ラジカル塗料とは、正確には「ラジカル制御型塗料」といいます。

「ラジカル」とは、塗料の白色顔料に使用される酸化チタンに紫外線が当たったときに発生する、塗膜を破壊する物質のことです。

これによって塗装が劣化し、表面が崩れて粉を吹いたようになる「チョーキング現象」が起こります。

ラジカル制御型塗料は、紫外線を防ぐバリアコートを施した「ラジカル制御型酸化チタン」を使用することでこのラジカルの発生を抑制し、さらに光安定剤で発生したラジカルを無害化します。

少しややこしい説明になりましたが、ラジカル塗料は簡単に言うと「紫外線に強く劣化しにくい塗料」になります。


 

ラジカル塗料はシリコン塗料を基にした製品が多いため、ここからはシリコン塗料ベースのラジカル塗料について解説していきます。


 

ラジカル塗料がおすすめな理由

では、ラジカル塗料がおすすめな理由を見ていきましょう。


 

美観が損なわれにくい

ラジカル塗料は前述の通り白色顔料に通常の酸化チタンではなくラジカル制御型酸化チタンを使用しているため、ラジカルによる劣化、チョーキング現象が通常より起こりにくくなっています。

劣化に強くチョーキング現象が起きにくいということは、屋根や外壁の保護はもちろん、美観の維持にも効果があります。

さらに光安定剤により耐候性も強化されているので、通常より長く、綺麗な見た目をキープできます。


 

耐用年数が長い

通常のシリコン塗料の耐用年数は10年から13年ほどですが、ラジカル塗料はそれよりやや長く12年から15年持ちます。

フッ素塗料や無機塗料に比べれば短いですが十分長持ちする方です。

(当記事に記載した耐用年数は外壁に使用した場合の目安であり、屋根に使用した場合はやや短くなります)


 

コストパフォーマンスが良い

ラジカル塗料は劣化しにくく美観も長く維持できますが、価格は通常のシリコン塗料よりやや高いぐらいです。

性能面を考えるとコストパフォーマンスはかなり良い部類に入ります。


 

ラジカル塗料の欠点

このように、ラジカル塗料は一般住宅の屋根・外壁に使用される通常の塗料に比べて性能が良いわりに、価格はそれほど高くありません。

では何か欠点はあるのでしょうか。

ラジカル塗料の欠点は、カラーバリエーションが他の塗料に比べて少ない点です。

ラジカル塗料に使用されるラジカル制御型酸化チタンは白色顔料のため、カラーバリエーションが淡色中心で濃色が少なく、人によっては好みの色が見つからないことが考えられます。

逆に言うとそれ以外には目立った欠点がないため、好みの色がラインナップにあれば欠点はほぼないと言えます。


 

他の塗料との比較

ここでラジカル塗料と他の塗料を簡単に比較してみます。

比較する塗料は一般的なアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素の四種類です。


 

アクリル塗料

アクリル塗料は非常に安価な塗料ですが、その分耐久性も低く、耐用年数も6年前後と短いです。

その安さから新築時に使用されるスレート屋根や窯業系サイディングの外壁に使用されていることが多いです。

安価といっても耐用年数と塗り替えにかかる費用を考えるとコストパフォーマンスは悪く、塗り替えで使用するメリットはほぼありません。

それに対しラジカル塗料は、塗り替え費用などを加味したコストを年換算するとアクリル塗料よりも安くなりますし、性能面でも勝っています。

負けているのはカラーバリエーションぐらいです。


 

ウレタン塗料

ウレタン塗料はアクリル塗料より高くシリコン塗料より低いグレードの塗料で、耐用年数も二つの中間で8年前後となっています。

ウレタン塗料はアクリル塗料に比べれば耐久性はありますが、住宅の外装では美観を長く維持するのが難しいと言えます。

ただし密着性と柔軟性は高いので、手すりや雨樋など、屋根・外壁以外の塗装には今でもよく使われます。

ラジカル塗料と比べると、性能、年換算のコストの両面で劣っています。


 

シリコン塗料

シリコン塗料はコストと耐久性のバランスがよく、屋根・外壁の塗装ではスタンダードな塗料として扱われています。

耐用年数は10年から13年とそれなりに長く、汚れも付きにくいため美観が損なわれにくいのが特徴です。

ラジカル塗料の多くはシリコン系のため、実質性能の良いシリコン塗料ということになります。

その割に価格は一平米あたり工賃込みで数百円から千円高くなる程度なので、予算内に収まるならラジカル塗料を選んだ方がよいでしょう。

ただ、カラーバリエーションは通常のシリコン塗料の方が豊富なので、色の好みによっては通常のシリコン塗料を選んだ方がよい場合もあります。


 

フッ素塗料

フッ素塗料は耐久性と耐候性が非常に高く、耐用年数も15~20年と長いです。

シリコン以上に親水性が高く汚れを寄せ付けないため、美観も長期間維持されます。

フッ素塗料は高性能なぶん価格も高価ですが、耐用年数いっぱいまで使用した場合の年換算のコストはシリコン塗料よりさらに安くなります。

ただ、耐用年数いっぱいまで使用する前に屋根や外壁の寿命が来ることがありますし、やむを得ない理由で転居が必要になった場合も使い切れません。

また高耐久な反面強い衝撃で割れる可能性があるほか、塗り替えの際に塗膜が残っていると新しい塗料が密着せず剥がれるなど、意外に欠点も大きいです。

ラジカル塗料と比較すると、性能面ではフッ素塗料が勝りますが、価格や割れるリスクなどを考慮するとラジカル塗料の方が無難でしょう。


 

屋根・外壁の塗り替えはイエプラスにご用命ください

いかがでしたでしょうか。

ラジカル塗料は性能と価格のバランスがよく、総合的に見て安心してお選びいただける塗料です。

弊社は屋根・外壁の塗り替えに関西ペイントのラジカル塗料「アレスダイナミックroof」「アレスダイナミックTOP」をおすすめしております。

同塗料での施工事例も豊富にございますので、ご興味のある方はぜひお尋ねください。


 

雨漏りの無料調査、リフォーム全般の無料見積りも承っておりますので、相模原市を中心とした神奈川県全域、町田市など神奈川県寄りの東京都内にお住いの方で、屋根と外壁でお悩みの方はぜひご相談ください。

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