エアコンを付けていても暑い…。実は屋根の暑さ対策ができていないかも?
こんにちは、イエプラススタッフです。
最近どんどん日本の夏の気温が高くなってきていますね…
昼間の温度が35℃を超える日も珍しくないです。
昨今「猛暑日(最高気温が35℃以上の日)」という言葉が当たり前のように使われてきていますが、ほんの数十年前まではあまり聞かなかったように感じます。
日本の夏って本当に暑くなってきているんですね。
エアコンを付ければ問題ないのでは?と考える人も少なくないかと思います。
しかし、住宅の間取りや屋根材、築年数によってエアコンを付けていても暑くてたまらない…なんて声が非常に多いのです。
その原因は一体なんでしょうか?
今回は『エアコンを付けていても暑い…そんな時は屋根の暑さ対策ができていない?』というテーマでお話していこうと思います!
目次
・なぜ部屋が暑くなるのか?
・暑くなりやすいのはこんなお家
・屋根塗装で暑さ対策!
・その他の対策
・まとめ
なぜ部屋が暑くなるのか?
お部屋は遮熱機能を持っていないものがほとんど!
お部屋が暑くなる原因として夏場の屋根に直射日光が降り注ぐことにより、屋根の表面温度が上がり、その熱が室内まで伝わってしまうということにあります。
暑くなりやすいのはこんなお家
自分のお家が暑くてたまらないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は熱くなりやすい構造になっているかもしれません。
そんな構造やつくりをいくつかご紹介していきます。
1:金属の屋根
金属屋根と呼ばれる『トタン』『ガルバリウム鋼板』『アルミ』では熱が伝わりやすく屋根材の中でも一番表面が熱くなります。
また金属屋根自体、薄いものが多いので表面の温度がすぐに裏側に伝わり室内の温度を上げてしまうのです。
2:吹き抜け
天井が吹き抜けになっているデザインでは、空間が広くなってしまい熱い空気が溜まってしまいます。そして冷房が効きにくいというデメリットもあります。
また光を取り込むための窓からも日光が入るため部屋全体が暑くなりやすいのです。
3:屋根がスレート瓦
現在の戸建てのスタンダードになりつつあるスレート瓦。
瓦といっても厚みが4~5㎜しかありません。
金属屋根と同様に熱がすぐに伝わりやすく室内の暑さに繋がってしまいます。
屋根塗装で暑さ対策!
遮熱塗料の効果
塗料を塗るだけで効果が発揮されます。
屋根の表面温度を15℃~20℃近く下げてくれる効果があります。
暑さにそこまで困っていないけど…という方でも屋根の塗料は遮熱効果がついたものをオススメします。
それは、室内の温度を下げてくれる効果のほかに、電気代の削減、屋根の熱による劣化を防ぐなどさまざまなメリットがあるからです。
ですので夏の暑さに悩んでいたり、外壁を塗り替えようと思っている方に遮熱塗料を検討してみるのもいいかもしれません。
その他の対策
遮熱機能つき屋根材
今の屋根を遮熱機能付きのものに変えてしまうケース。
新築で今からお家を建てる方や、屋根が劣化して塗装できないという場合に適した方法です。
屋根を変えるということもあり、コストは遮熱塗装よりもかかりますが、その分耐久年数は長くなります。
商品によっては30年ほど遮熱機能を持つものもあります。
遮熱シート
屋根の表面や裏側に貼り温度の上昇を抑える遮熱シート。
断熱効果は遮熱塗料と同じくらいあり、夏場だけでなく冬場のエアコンの稼働台数が減ったりと!
また屋根だけでなく外壁に使用できるものもあり、屋根・外壁ともに断熱したい場合にオススメです。
ただし少しマイナーな商品のため、取り扱っている会社さんが少ないのが現状です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
エアコンを付けていても暑い…。実は屋根の暑さ対策ができていないかも?というテーマでお話してきました。
屋根の遮熱効果を上げることで室内の温度を下げることができます。
その中でも遮熱塗料での塗装がコスト的に見てもはじめやすいかと思います。
もしエアコンを付けているのに部屋が涼しくならないと感じたら検討してみてはいかがでしょうか。
ご自宅の屋根の状態によっては塗装できない場合もあるので必ず業者さんに確認をしてもらい適切な遮熱方法は何かを決めていきましょう。
イエプラスでは定期的に必要なメンテナンスを無料で行っております。
どこに依頼をしようかと迷っている方もお気軽にお問合せください!
もちろん『遮熱塗料についてもっと知りたい!』という方もお問合せ下さい!
「どこで不具合が起こっているのか?」
「これは修理を依頼した方がいいのかな?」
など疑問に思うことがありましたら一緒に確認して適切な工事をご提案させていただきます。