塗装の力で汚れにくいお家にするために
こんにちは。イエプラススタッフです!
外壁塗装を行うにあたって、その目的は主に美しく見せるという「美観」と、家を守るという「保護」の意味があります。
そのどちらもかなえるためには「汚れにくい」と言うことが重要になってきます。
今回は汚れにくいお家を作るためにはどのような塗料を選び、どのように塗装し、どのようにメンテナンスをしていくべきなのか、ということをお話しようと思います。
目次
・なぜ「汚れにくいお家」が重要なのか?
・汚れにくい塗料を選ぶポイントとは
・それでも汚れてしまった場合は
・まとめ
なぜ「汚れにくいお家」が重要なのか?
汚れにくい塗料を選ぶと言う事は、外壁塗装には非常に重要です。
雨がたれた跡がつく、藻・コケ・カビが生えている、外壁が変色している、さびがついているなど様々な汚れが存在していますが、そのどれか一つでも外壁にあったなら、美しい印象を人に与えることは出来ません。
また、汚れというのはそのままにしておくと、どんどん大きく広がっていき塗装で出来た保護膜(塗膜)を少しずつ剥がしたり劣化させたりすることで、外壁や屋根の劣化を早めてしまいます。
汚れにくい塗料を選び、汚れにくいお家にすることは、長くお家に住むための秘訣なのです。
汚れにくい塗料を選ぶポイントとは
汚れにくいという性質の事を低汚染性といい、この性能を備えた塗料は各メーカーから非常にたくさん出ています。
しかし、中身が伴っていないのに低汚染性を大げさに売り出すメーカーや、オリジナル塗料を出す外壁塗装も残念ながら少なくありません。
メーカーは信頼出来る大手メーカーのものを選ぶようにこころがけましょう。
オススメする塗料メーカーは日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研です。
次に、汚れにくい塗料を選ぶ際のポイントについてお伝えします。
グレードはシリコン、フッ素以上
塗料のグレードはできればシリコン、フッ素以上のグレードの塗料にしましょう。
耐用年数が10年以下だと次に塗りかえるまでの期間も短く、再度足場を組んで塗り替えを行わなくてはいけませんし、安い塗料だと、かなり早い段階で外壁に汚れがつきやすくなってしまいます。
もちろん全く汚れないというわけではないですが、汚れるリスクはぐっと下がります。
弱溶剤、溶剤
臭いが少ない、環境への配慮が出来る、人体への影響が少ないなどの理由から、今では水性塗料がかなり普及してきました。
溶剤塗料にも迫る機能性を持ったものも多いです。
しかし全体を通して考えると、やはり水性塗料よりも、弱溶剤、溶剤塗料の方が耐久性が高く、長い間保護膜を形成してくれます。
水性と溶剤塗料のどちらかが汚れにくさに優れているという話ではなく、より長い間汚れにくさを持続してくるという意味で、溶剤塗料の方が良いでしょう。
ただ、溶剤塗料は施工中は臭いがしますので、近隣の方や家族への配慮が必要です。
2液型
2液型の方がより強力な塗膜を作る事が出来るので、長い間外壁を守ってくれます。
ただ、もちろん1液型でもしっかりとした低汚染性を持つ塗料もあるので、専門業者と相談して決めましょう。
ツヤあり
ツヤがあまり好きではないということで、ツヤをあえて消すツヤ消し塗料を利用する方がいらっしゃいますが、汚れにくさという観点で言えば絶対にツヤはあった方が良いです。
ツヤは経年劣化でどんどん消えていきますが、ツヤのあるうちはきちんと汚れにくさを発揮してくれます。
色
色に関しては賛否両論ありますが、白の外壁は汚れやすいと感じる割合が多い傾向にあります。
真っ黒や原色も汚れが目立つ色ではあるのですが、そもそも外壁に使われることがあまりありません。
外壁としてオススメの色は以下の色になります。汚れないというわけではなく、汚れが目立ちにくいです。
・グレー
・アイボリー・ベージュなどの淡い色
・ブラウン
・グリーン
外壁の色は白も人気ですし、城を選んでも問題はありませんが、日々のメンテナンスで汚れに気を付けましょう。
それでも汚れてしまった場合は
残念ながら、汚れにくい塗料を使ったとしてもどうしても汚れはついてしまうもの。
その際どのように対処すればよいかを簡単にまとめました。
ホースで水をかける
ホースでたまに水をかけてあげて、汚れが特にひどいところなどを流します。
水をかける際は近隣にも水が飛ぶ可能性があるので注意しましょう。
屋根に上っての水巻は危ないですので、よっぽどのことがない限りご自身でされるのは控えましょう。
高圧洗浄で洗い流す
家庭用高圧洗浄機を使えば、汚れの初期段階のものはほとんど取り除くことが出来ます。
業務用では強すぎるので、ケルヒャーなどの家庭用高圧洗浄機で十分でしょう。
しかし、ある程度汚れがついてから時間が経ってしまっていると、高圧洗浄機でも取り除く事が出来なくなってしまうので、出来ればそうなる前に汚れを落としてしまうようにしましょう。
薬剤をかけて落とす
高圧洗浄で落ちない汚れは専用の薬剤をかけて落とすことができます。
サビ、コケ、カビ、それぞれ専用の薬剤を使えば簡単に落とすことが可能です。
外壁を保護している膜が傷ついてしまったり、変異してしまったりする可能性があるため、薬剤をかけて汚れを落とした後は、水でしっかりと薬剤を洗い流す必要があります。
こちらも高所の作業は非常に危険なので、専門業者に任せるなどした方が良いでしょう。
専門業者に依頼する
プロの技術と、道具を使ってしっかりと汚れを落としてくれます。
高所や見えないところまでしっかりと調査をして、汚れを徹底除去してもらえます。
その分コストはかかってしまいますが、最も安全で効果的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
外壁塗装で汚れびくいお家にするには、外壁の色・塗料選びがポイントになります。
一方で、汚れにくさばかりにとらわれると、理想とするお家の外観からかけ離れてしまうこともあります。
自分自身の希望と機能性のバランスを取りながら、外壁づくりをすることが大切です。
塗装の力で汚れからお家を守りたい方は、イエプラスまでご相談ください!
お客様のご要望に寄り添いながら最適なご提案をさせていただきます。
イエプラスでは、そんな定期的なメンテナンスに必要な『無料調査』と『無料見積』を行っています。
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どこで不具合が起きているのか?これは修理を依頼した方がいいのか?など疑問に思うことがありましたら一緒に確認して適切な工事をご提案させていただきます。