台風が来る前に対策を！屋根や外壁のチェックポイント
近年の地球温暖化の影響で、台風の強さが増し、長く居座る傾向が強まっています。2019年に千葉県へ上陸して大きな被害をもたらした台風15号や、東日本に豪雨被害を与えた台風19号の記憶が新しい方も多いのではないでしょうか。
住宅への被害を最小限に抑えるためには、台風が来る前にしっかり対策しておくことがなによりも大切です。台風前にチェックしておきたいポイントを、3つ紹介します。
チェックポイント①屋根材の固定状況
屋根には和瓦、洋瓦、スレート、金属屋根などいろいろな種類が使われていますが、ひび割れや、割れ欠けなどの破損、ズレが発生していないかをまず確認しましょう。金属屋根であれば、サビや浮きがある箇所がないかをチェックします。また屋根の一番上で屋根材を押さえている棟板金も、しっかり固定されているか確かめてください。
破損やズレがあると、台風による強風で飛散して、マイホームはもちろん近隣の住宅などに被害をもたらす可能性があります。万一人に当たった場合には、大きなケガにつながりることも。また飛散してしまった場合には、その場所から雨漏りすることも考えられるため、台風前には必ずチェックするようにしてください。
チェックポイント②雨樋(あまどい)の緩みや詰まり
雨樋は屋根を伝わって流れてきた雨水を受け止めて、地上に流す大切な役割をしています。雨樋は金具などで家と固定されていますが、緩んでいた場合には台風の強風にあおられて外れて倒れたり、飛散したりする可能性があって危険です。
また雨樋に枯れ葉やゴミなどが詰まっていると、雨水が流れずに逆流してしまう可能性も。台風が来る前には、緩みがないかを調べると同時に、詰まりの有無も確認しましょう。
チェックポイント③外壁のひび割れ
外壁にもクラック（亀裂）がないか、窓枠のコーキングが劣化していないかをチェックしましょう。台風の雨は横殴りになりため、普段は問題がなくても建物内部に雨が侵入する可能性が高まります。
とくに0.3mmを超えるようなクラックがある場合には、家の構造部分にまで悪影響を与える可能性があるため要注意です。台風前にコーキング材でふさぐなどの対策を施すようにしましょう。
台風被害にあう前に対策を
大きな台風が通り過ぎると、被害にあった家からの修理要請が急増するため、修理してもらえるまで何カ月もかかってしまうケースがあります。台風は被害にあう前に、あらかじめ対策を立てておくことが大切です。
また屋根や外壁のチェックは高所での作業になります。転落すると大変危険なので、専門業者に依頼するようにしてください。イエプラスでは、大切なマイホームが台風の被害にあわないよう、危険な箇所がないかを入念にお調べいたします。屋根や外壁の状況が気になる場合には、お問い合わせをしてください。
台風が来る前に対策を！屋根や外壁のチェックポイント
